ブックキュレーターhonto編集員
哲学の準備運動はこれでOK。哲学史の基礎知識を蓄えるための入門書
哲学に興味があるものの、何から手を出せばいいかわからない・・・という方も多いでしょう。たとえば、西洋哲学の歴史は非常に長く、多数の学派・立場・分野が存在するので、手当たりしだいに読んでも理解するのは難しいものです。まずは哲学史の流れを掴み、基礎知識を蓄えてみてはいかがでしょう。その入門書を厳選して紹介します。
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古代から現代まで約3000年程度の哲学の流れを概説しています。「魂の哲学」「意識の哲学」「言語の哲学」「生命の哲学」の4章立てで、西洋思想を中心に哲学史の主要人物を紹介します。ギリシア哲学に始まり、実存主義・プラグマティズムの成立に至る哲学の変遷をひとつの物語として捉え、解釈していく絶好の入門書です。
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現代思想を学ぶ上で、フランスの思想史は外せません。第二次世界大戦以降、サルトルの実存主義を批判するかたちで現れたレヴィ=ストロースの構造主義と、デリダによるポスト構造主義の流行で、フランス現代思想は世界的に注目されました。本書は中心的な思想家を紹介するとともに、デリダ以降の可能性を展望する秀逸な手引書です。
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難解ゆえに敬遠されがちな哲学用語を、身近な言葉に超訳した画期的な事典。哲学を学ぶには専門用語を知ることが大事ですが、一般用語と哲学用語では意味が異なることもあり、理解するのはなかなか大変です。そこで「哲学カフェ」主宰者である著者が、徹底的にわかりやすく解説。初学者に限らず手元に置いておきたい一冊です。
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