ブックキュレーター映画プロデューサー 叶井俊太郎
沖縄の怖い話本5冊はこれ!
この10年くらい毎年石垣島か宮古島に家族旅行に行ってるオレは、離島での心霊体験も数多く体験してる。そんなわけで沖縄本島と離島での怖い話本も気になるわけだ!
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タイトルからして怖そうではある。しかもこれ2000年の本なので今から22年前の話。古本屋で見つけたら手に取るけど、怖そうなシチュエーションだな。この本は著者が沖縄全島から集めた恐怖体験談120話を収録してる。やはり、戦後すぐの話が多い。幽霊話というより戦争体験談に近いのかも。
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この本は2014年の出版。今から8年前の話だけど、沖縄で古くから伝わる不思議な話と住民から聞いた心霊体験のミックス。あ、あと、魔法というか黒魔術の話もあったり、人魚伝説などUMA的な話もいくつかあって沖縄版「ムー」という感じか。
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著者の小原氏は沖縄の恐怖本をかなり出版してる。沖縄の水木しげる的な人なのだろうか。よくもまあネタが被らずにここまで怖い話限定で書けるものだと感心する。この本は沖縄の現代にいい伝わる都市伝説の話がメイン。人面魚や人魚伝説の話だね、あとキジムナーとか。116話を収録。
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沖縄の怪談師、小原氏の最新刊。沖縄に生息している生物が人間に呪いをかける!鬼に憑依されたある男が毎晩のように「ウニが来る!巨大なウニが来る!」と叫ぶ恐怖の家。ウニが来る!って全然怖くないし、沖縄っぽいといえば沖縄っぽい。あと、沖縄の家に飛んでくるカナブンは呪術の手先など、生物が人間に何かを仕掛ける話が満載!斬新な心霊話に衝撃受けた。
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これも小原氏の著書。完全に沖縄版稲川淳二だね。この著者は住民たちから聞いた心霊体験話をうまくまとめてるのが素晴らしい。怖さにリアルさがある。この本も沖縄在中の人々から集めた100の怖い話。戦死した兵隊さんの霊や、殺された子供たちの霊の話が多い。この本も戦争体験談の話に近いのかも。
ブックキュレーター
映画プロデューサー 叶井俊太郎(株)サイゾーTOCANA編集部 配給宣伝プロデューサー。『キラーコンドーム』などのホラーコメディ映画から、日本でも大ヒットした『アメリ』まで幅広い買い付けと宣伝をプロデュース。ピクトアップ、日刊サイゾーなど雑誌連載コラム多数。主な著書に映画評論家江戸木純氏との共著『映画突破伝』、『ビッグヒットは五感でつかめ!』、奥様で漫画家の倉田真由美氏との共著『ダメになってもだいじょうぶ—600人とSEXして4回結婚して破産してわかること』など。ノンフィクションやコミックを中心に1,000冊を超える本を所有。気になる本があれば片っ端から購入するクセがあり、自宅の本棚には本が日々増加中。
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