ブックキュレーター映画プロデューサー 叶井俊太郎
犯罪誘発本5冊!
こちらも大洋図書が発行してる「昭和の不思議101」秋の男祭号に掲載されてた犯罪誘発本5冊を面白そうなのでネットで買ってみた。※本ブックツリーの内容は、執筆時点(2022年10月6日)の情報に基づいております。
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完全自殺マニュアル
鶴見 済(著)
大ベストセラーになった自殺のやり方ハウツー本。実際にこの本読んで自殺した人間がかなりいたらしく一部で社会問題になった。1993年の本だが、いまだに書店のサブカルコーナーで売られている。オレはリアルタイムでこの本読んだが、自殺のやり方はこんなにあるのか!と衝撃を受けた記憶がある。
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殺人者の科学
福本 義裕(著)
1987年の本。殺人者とは何者なのか?それを科学的に分析してみた実験本?殺人者の身体としての武器、攻撃と防御の技術、人間の急所など。生きる機械としての殺人者の行動学など詳しく説明と紹介してる。こういう人間が殺人者だ!と言われても本当かよ?と思えるある意味危ない本。
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危ない薬 愛蔵版
青山 正明(著)
ドラッグ評論家でもあった、青山正明氏のドラッグ紹介本。オレも何回か会ったことあるけど、ドラッグ好きみたいな話をしていたような記憶がある。マリファナからヘロインまで日本国内でどうやって手に入れるのか、栽培方法、使用方法など詳しく解説、ドラッグ初心者にもわかりやすい。あと、ドラッグについての注意事項もあったりしてかなり親切!
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原爆は誰でも作れる テッド・テイラーの恐るべき警告
ジョン・マックフィー(著) , 小隅 黎(訳)
1975年の本。これは図書館でしか読めないのかも。海外の本の日本語翻訳本。説明読むと、タイトルの通り、原爆の製造方法を詳しく説明。ただし、原爆の原料は手に入らなそう。75年当時であれば買えたのかもね。本当かよ!と思えるほど怪しいが、当時、沢田研二主演の「太陽を盗んだ男」という原爆作りの男の映画があったのでウソではないかも。
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都市ゲリラ教程
カルロス・マリゲーラ(著) , 日本・キューバ文化交流研究所(編訳)
1970年の本。タイトルの通り、ゲリラ行動のやり方を詳しく説明と解説してる。あとどうやったら赤軍になれるのか、など。これ、完全にタブー本ですよ!犯罪行為のやり方を説明しちゃダメでしょ!この本を出版した三一書房という出版社はマジですごいと思う。
ブックキュレーター
映画プロデューサー 叶井俊太郎(株)サイゾーTOCANA編集部 配給宣伝プロデューサー。『キラーコンドーム』などのホラーコメディ映画から、日本でも大ヒットした『アメリ』まで幅広い買い付けと宣伝をプロデュース。ピクトアップ、日刊サイゾーなど雑誌連載コラム多数。主な著書に映画評論家江戸木純氏との共著『映画突破伝』、『ビッグヒットは五感でつかめ!』、奥様で漫画家の倉田真由美氏との共著『ダメになってもだいじょうぶ—600人とSEXして4回結婚して破産してわかること』など。ノンフィクションやコミックを中心に1,000冊を超える本を所有。気になる本があれば片っ端から購入するクセがあり、自宅の本棚には本が日々増加中。
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