ブックキュレーター文筆業 矢内裕子
旅は不思議をつれてくる。旅行記・小説・ルポ――旅に誘ってくれる本。
旅先で、旅程で、旅人は思いもよらぬ出来事に会う。不思議に出会う旅から戻る先は、これまでどおりの日常か、それとも見知らぬ未来だろうか。
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旅の行く先はいつも自由だ。若くても、女性でも、旅することができる。聡明な少女コーティー・キャスは、16歳の誕生日に両親からもらった小型宇宙船を改造し、内緒で宇宙へと旅に出る。だが途中で、コーティーの脳に未知の生命体イーアが寄生、意気投合するが、やがて、自分たちが災厄をもたらすと知った時、コーティーがとった「たったひとつのやりかた」とは。
ブックキュレーター
文筆業 矢内裕子文筆家ときどき編集。東京都文京区育ち。出版社で書籍編集者として勤務後、独立。担当した本に角田光代『古本道場』、三浦しをん『三四郎はそれから門を出た』、いとうせいこう『ボタニカルライフ』など多数。著書に『落語家と楽しむ男着物』、萩尾望都さんとの共著『私の少女マンガ講義』がある。現在、橋本治さんへのインタビュー集を準備中。note:https://note.com/yanaiyuko
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