女性がらみの事件ノンフィクション本5冊！

東電OL殺人事件、スチュワーデス殺人事件、美人歯科医殺人事件など女性が殺された未解決事件を著者の朝倉氏が独自の調査で徹底的に解明。殺された女性たちの背景もかなり興味深い。特にスチュワーデス殺人事件の犯人と思われたイギリス人神父が逮捕直前にイギリスに逃げてしまったのはマジで遺族にとっては無念だろうな。

東電OL事件の闇を徹底的に調べ調査した、超貴重な事件本。事件のその後を追って調査しまくる著者はマジですごい。東電OL事件の被害者の女性の遺族、会社の同僚たちはみんな彼女が売春婦とSMクラブで働いてたことを知っていたと言う。なんだか闇深い。とにかく未解決事件なんで著者の推理も憶測に過ぎないが。

タイトルは素晴らしい。津山三十人殺しから秋葉原通り魔事件までを著者の朝倉氏が事件の裏を暴くわけだが、殺人現場で偶然見かけた鳥とかが羽ばたいた、みたいな説明はどうかな？ちなみに都市伝説はどこなのかよくわからない。が、ちゃんと犯罪現場に行って調査してるのは説得力ある。

著者の朝倉氏曰く、毒婦とは性欲伝説らしい。とにかく明治10年ごろに誕生したとある毒婦。彼女が死んだ時、彼女のアソコは今でも東大病院に保存されてると言う。なぜ彼女は毒婦と呼ばれていたのか？その謎を徹底解明する実話とは思えないノンフィクション！

秋葉原事件はなぜ起きたのか？少年少女の残虐事件はなぜ起こるのか？その実態を精神医学、心理学、法律家、警察、ジャーナリストたちが細かく分析。大人たちは一体何ができるのかを提言するかなり硬い内容。だけど、まあ、この本は学校関係者は読んだ方がいいかも。