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小さな生き物が動き出す!春に出会いたい虫たちの科学絵本
春が近づいてくると、いたるところで虫たちの姿も見かけるようになります。ダンゴムシや、カマキリ、アリなど、春は子どもに人気の虫がたくさん出てくる季節。そこでオススメしたいのが、子どもの興味を引き出すことができる虫に関する絵本です。虫のおもしろさを知ることができる科学絵本を紹介します。
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だれだかわかるかい? むしのかお
今森 光彦(ぶん・写真)
この絵本では正面から撮影されたトノサマバッタやカブトムシ、アゲハチョウの顔が大きく掲載されています。虫ごとの顔のおもしろさに改めて気づかされながら、それぞれの虫の特徴を学ぶことができます。いつも外で見ている虫の、これまでとは違った一面を発見することができるでしょう。
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コロコロと丸くなる子どもに人気のダンゴムシ。小さなダンゴムシが大きく鮮明に、写真で掲載されています。どこを探せばダンゴムシを見つけることができるのか、オスとメスの見分け方、ダンゴムシの食べるもの、ダンゴムシはどんな役立つことをしているのかなど、ダンゴムシの秘密をたくさん知ることができる一冊です。
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虫が好きなソフィーは幼稚園では人気者でしたが、小学生になると「虫が好きなんて変」と言われ、学校に行けなくなってしまいます。そこでママはソフィーと相談し、本物の昆虫学者にメールを送り・・・。実話だからこそ胸に迫るものがあり、自分の好きなことを大切にする気持ちが育まれるはずです。
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かまきり おおかまきりの一生 新版
得田 之久(ぶん・え)
オオカマキリが生まれてから死ぬまでの軌跡を、リアルな絵で描いた科学絵本です。時には毒を持ったハチやカエルまで食べてしまうオオカマキリですが、厳しい生存競争の中で生きていて、実は人間にとっていい虫であるということも教えてくれます。読後、強くてかっこよくて無敵なカマキリのイメージがきっと変わります。
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黄色く小さな卵から生まれ、サナギになり、チョウになって飛び立つところまで、見開きいっぱいに写真が掲載されている絵本です。写真がメインで文章の量が多過ぎないため読み聞かせしやすく、小さな子でも集中して楽しむことができるでしょう。さまざまな生き物と出会うことができる、本シリーズの別作品もオススメです。
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