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紙の本
英文学者で、言語学者、さらに評論家としても活躍されている外山滋比古氏が少年時代を思い出して綴った一冊です!
2020/09/18 10:03
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、『考えるとはどういうことか』、『忘れる力』、『人間的』、『傷のあるリンゴ』、『思考の整理学』などの傑作で知られる英文学者であり、言語学者でもあり、評論家で、エッセイストの外山滋比古氏の作品です。同書は、五銭で買った「レントゲン」、父から寄宿舎へ届く候文の手紙、教練でとった通信簿の「でんしんぼう」、匍匐練習中になくした万年筆、恩師と食べたまんじゅうの涙、若くして戦争で亡くなった友だちのことなど、文章を書くようになってから50年を経た著者が、これまでを振り返り、その間、ずっと文章のなかで「私」を使わないよう心がけてきたと言います。同書は、その著者が思い出すままに綴った少年時代の記憶の一冊です!
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