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久々に面白く読めた小説。就職活動がなつかしい。。特に圧巻なのは有名出版社数社を受けたときの面接エピソード。私もたくさん面接受けたけど、「ほんと、ろくな大人いねーな!」って思ったもんなあ。人の話をさんざん興味本位で聞きだしておきながら不採用かよっみたいな。立場の優位性をハナにかけたいけ好かない面接官。でも、そう感じたのは学生のときであって、転職活動のときはまた別。そのころには大分人生の辛酸を経験したせいか、面接中も相手を観察しながら受け答えしている自分にびっくりしましたよ。こうのを成長というのかは疑問ですが。
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三浦しをんデビュー作。就職氷河期に、漫画が大好きだからということで出版社に就職しようとする色々と一風変わった女子大生可南子の話。
可南子の70歳の恋人西園寺さんや、大学の友達二人や、要領の良い異母兄弟の弟、鈍感でちょっとずれた政治家の父、など登場人物に温かみとおかしみがあって良かった。
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自分と同じ就職活動をしている4回生の女子大生が主人公の話。
自分と同じ状況とはいえ、ちょっと浮世離れしていて感情移入できるところは少なかった。
いろいろ事件が入り混じっててどう締まるのかなと思ったけど、最後の締まりは結構よかった。
「ちゃんと毎日体を動かしてればそのうち自然と自然と食いぶち稼ぐ道うは見つかるもんや。」
これからどんなことがあるのかわからないけれど、ちゃんと毎日体を動かしていきたいと思った。
会社に入るということや家族のことを考えさせられた作品。
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三浦しをんのデビュー作。『明るい就職活動』という感じの、女子大生が就活と家庭の事情に右往左往するお話。この人の作品は非常に読みやすいです。
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やる気のない就職活動の描写がすごくリアルで面白かった。
西園寺さんとの関係は理解不能だったけど、最後の別れは私も切なく感じられた。
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友人に薦められた三浦しをんさんの本はこっち。就職活動中に薦められたにもかかわらず就活終了後に読みました。もっと早く読めばよかった、と思いました。でも紹介されなきゃきっと一生出会ってなかった。友人に感謝。文体に多少古めかしい所があるのもわたしは好きです。
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三浦しをんの処女作。悲しいかな、主題もぐらぐらだし、文体も初めと終わりで変わっている。でも、やっぱ勢いはある。…ていうのは、直木取った今だから言えることかな?「ヤです」
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主人公たちのやる気のない就職活動姿が将来の自分と被る・・・笑 呑気な友人2人とのやりとりや、さり気ない思いやりが素敵だなと思いました
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大学4年春。漫画好きのため編集者になろうと就職活動をするも今ひとつ乗らず、決まらずの可南子。周りの友人もやる気今ひとつ。家族は、政治家の父に、義母、義弟、実母は死去。昔から大きな地盤をもつ家柄ながら、自分も弟も政治家になる気はなく、家を空けることの多い父のお陰か、義母との折り合いもつくようなつかないような。
06-07年年末年始に読んだなかで一番面白かった。上記に書いたように何かと暗いネタばかりにもかかわらず全編通してまったく暗さがないのは、可南子の行動・言動のお陰にほかならない。
曰く、就職活動中なので「漫画喫茶に行くのは週に一度に減らし」、学食のスパミート(スパゲティミートソース)に「一家言をもち」、70歳の書家の彼氏にペディキュアを綺麗に塗ってもらってうきうき帰る。
就職先の面接官や、アルバイト先の喫茶店店長にシニカルな批評をし、テキトーそうに見えて雑誌購買力向上案をはっきり言えるその様がなんとも小気味よく。
非常に面白かったです。おすすめ。
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レビューはブログにて。
http://tempo.seesaa.net/article/31391090.html
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就活に悩む方にお勧め!
しかしどっちかというと堕落気味なのであんまり薦めないかも(苦笑)
読みやすく面白いのですっきり読めると思います
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今年の直木賞作家デビュー作。
不思議なタイトル。でも読めば納得。
のんびり箱入り女子大生の、出版業界への就活奔走記。
私と周りの就活とは全然違う感じ。
せっかくコネがあるなら使わなきゃとか思っちゃう。
たまに共感できる点もあるけれど、
自分とは違う世界として読んでしまった。
なんかすごい漫画的。
展開とか設定とかリアクションとか。
作者はきっとオタクだ。
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デビュー作にはその作家の全てが詰まってるってよく言うけど、ほんとにそうだなって。主人公=作者だなきっと。かなり自分を重ねて書いていると思う。読みやすくてまぁまぁ面白いかな。
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【エッセイ+小説÷2】のような読後感。おもしろかったー!同じく就活中の出版社志望の人には参考に…は、ならないかwあくまで小説なので、鵜呑みにしちゃダメダメ☆笑 就職決まらなくてもなんとかなるなる!という就活生へのエール?
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2007.02.三浦しをんのデビュー作.主人公は父親が地元で有力な政治家である女子大生.出版社の編集者になりたくて就職活動をする青春小説.気持ちの悪い趣味の描写もあったけど、まあ良かった.