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若衆髷をときほぐし、裸身を湯槽に沈めた佐々木三冬に、突然襲いかかる無頼の浪人たち。しかし、全裸の若い女は悲鳴もあげず、迎え撃つかたちで飛びかかっていった。隠された三百両をめぐる事件のさなか、男装の武芸者・三冬に芽ばえた秋山大治郎へのほのかな思いを描く表題作。香具師の元締のひとり娘と旗本の跡取りとの仲を小兵衛がとりもつ「嘘の皮」など全7編。シリーズ第3作。
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用意される酒肴が気がきいていて、季節をあらわしているのが参考になります。わたしはお酒を飲まないので、酒肴を用意するのがどうしても不得手。
こんなふうにさっとお酒といっしょにちょっとしたおつまみをだせるようになりたいです。
「深川十万坪」が読後の後味もよく、気に入った。
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中学校時代から何度も読み続けている池波正太郎もの。
たぶん一番最初に読んだのがこのシリーズ。
食べ物に対する興味も、江戸時代の言葉、作法も全てこれで覚えた。
読まないと人生損だぜ。
同じ時期から池波正太郎が好きだった人を人だけ知っている。
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剣客商売のシリーズは、なんだか読んじゃうんだよなぁ。
で。
期待したとおりに無いように満足する。
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表題作が秀逸。
棍棒で戦う場面が多いのがちょっと残念。でも主人公たちが強いからスッキリする。
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剣客商売第三巻。
読んでいると、帰るべき場所に帰ってきたような、心が落ち着くようなのは、何故なんでしょう。
それが池波正太郎の魅力なのでしょうか。
若先生がだんだん活躍してきました。
三冬が恋に目覚めてきました。
面白くなってきました。続編が楽しみです。
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剣客商売、3冊目。
作者は食通で知られた方らしいが、何気ない食事の描写も妙に美味しそうに感じられるから不思議。
怪力のお婆さんがお気に入り。
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剣客商売第3巻。
大治郎の成長していく姿は頼もしいし、三冬の恋心が芽生えていく様子は微笑ましいです。この二人の成長が楽しく、これから変化が見られていくのがとても楽しみです。おもしろいなぁ。
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・2/26 読了.深川十万坪はまさに来週から明治座で公演が始まる.見たいけどやっぱり高いな.配役もいまいちだし.
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20110103 生き方について参考になる本。
20150323 シリーズでこの辺りが一番気持ちが楽しくなる。成長途中の若者を一緒の立場か小兵衛の立場で応援してしまう。
20200531 結果的に五年サイクルで読み直している。この集を選んでしまうのは三冬ファンだからかシリーズの分岐点のような一冊また続きを読み出してしまいそう。次は新妻かな。
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この巻では「深川十万坪」がいちばん印象に残っている……のは、たぶん、なぜかドラマでのこの話をよく覚えているからかな。むうん。あと三冬さん切り替えはえーっす。でも好き。
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もう、この本を通勤や仕事後に読むのが楽しみで楽しみで。ほんと、手にとってよかったです。
きっかけはドラマの剣客商売。父が時代劇大好きでいつも夕飯の席でいつも私も見ていました。剣客商売も第一シリーズからだから、いつからだろう。
思春期ということもあって、ドラマの方は当時はあまり好きではなくて。というのも、ぐろいのがだめなので…切るシーンが苦手だったんです。
それでも、このシリーズは結構好きでした。時代劇って、パターンが決まっているじゃないですか。でも、そんな中でも変化や違いがあって他の時代劇とは一線を画し好きでした。何より、第一シリーズは大治郎と美冬のキャストが神がかっていたので。
そんな思い出を持ちながら大人になって、考え方が変わってくると無償に見たくなるんですよね。
でもなかなか実家には帰れない、DVD見る時間もまとまって作れない…と、ふらりと図書館に行った時に思い出して、借りて見ました。
本当は一巻から読みたかったのですが、一番古くてこの三巻の陽炎の男しか置いていませんでした。
まぁ、話は知っているしいいか。と借りて、読んで… なんでもっと早くに読んでいなかったのだろうと。
文体が、根底に流れる正義が、とても心地いいです。
季節の描写も、昔の話し方も、美しいんです。そして、話も潔い。話が潔いって日本語おかしいですが、清々しいんです。
昔の生き方って、何で体験したことがないのに懐かしく、心落ち着くような気持ちになるんだろう。共通認識で、何か心の中の故郷のように刷り込まれているのかもしれないですね。
おはるの話し方が、ドラマのそれと同じなのですが文にするとこうもやわく可愛くなるのだなと。口に出される言葉と文の力の違いがここにもあるんだなぁとふわふわ、思いました。
何より面白いです。あぁ、早く読んでいなかったことが悔やまれる。
さて、他の巻も読まなければ。
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読書完了日2008年02月15日。わははー、三冬さんの恋心が微笑ましく長く見守っていたい。「赤い富士」も面白かったです。小兵衛さんの執着、そして上手に手に入れたものだなぁと、悪いことをしているのに、小気味良くて笑えてきました。
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安定して面白く、またもう全シリーズ読もうと決心しているのでこれ以降の感想云々は書きません。キリがない。シリーズも三巻目となり、登場人物達の様子も大分変わって来ております。特に二名ほど、大きく変わった人物があり、それがまた面白い。良いね。
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三冬が剣士から女になった?
いつのまにやら、息子に気が行く
三冬の心境の変化が楽しい
剣客商売第三巻です!