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女であるという「性」を意識したことはほとんどないし、ましてや男になりたいなどと思ったこともない。自分が人間として生まれたことに疑問を持たないように、与えられた性も誰もが自然に受け入れるものかと思っていたが、そうじゃないんだぁと気付かせてくれる一冊。
おかまといえば「美しい女になりたい」と普通の女以上に美を追求したがるものだと思っていたけど、この方はそういう意味でとっても普通っぽい。ひもの女に近いくらいだ。
そんな人なら男も女も意識せずに自分は自分でナチュラルに生きられるんじゃないかな~と思うけれども、チン○を取りたいほど(もう取ったらしい)頭の中の性と肉体的な性の相違って違和感を感じるもんなんだなと思った。
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お水や芸能人で無い普通のOLさんでおかまな方のエッセイ。
おかまと言えば毒説で話上手な方々が目だってますが
普通で地味な方もやっぱりいますよね。
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普通の女子のエッセイ。
生まれながらの女子にはないものがあるだけ。
文才巧みで面白かった
男声を女声に変換するための独自の練習方は笑った
川本真琴の真似とあえぎ声の真似から「あいうえお」に繋げていくというのを大声で練習する様はさぞかし可愛いと思う。
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普通にさっくり楽しく読めるエッセイ。
なんというかドラマとかみたいに激しい反発とかそういうのはなく現実ってこんなもん? ほぇ~ってかんじ。
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http://koma2.jimdo.com/2011/04/18/オカマだけどolやってます-完全版-能町みね子-文春文庫/
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Twitterでのつぶやきがオモシロイなと思っていた方の本。ブログも何度も見たことがある。ネクタイ嫌で会社を辞める!とか聞くとびっくりするが、誰にでも譲れないところがあるんだろう。HOW TO BE A LADYなどの小ネタもなかなか面白かった。
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本屋で手に取ったのはタイトルに惹かれたからで、表紙のイラストとは裏腹に過激な内容なのかな?と、思っていました。
でも、違った。
ここに書かれているのは、男の子として生まれてきたけど、女の子として生活した方があっていたみたいなので、普通に生活しています。そんな感じ。
普通の20代後半の人の日常とそれまでの道のりで「まっ、ひとそれぞれ、悩みの一つや二つあるよね。」と、言いたくなります。
本人の性格なのか、肩の力が抜けた文章で、読んだ人がそれぞれ箇所は違うけど、「あるある(笑)」と思えるエッセイだと思います。
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モテない系を読んだ身としては、筆者が男性と女性の間をフラフラしてたことが結構びっくり。
というか、そんなあいまいな段階ってあるんですね。だって、このひと今じゃ完全に女性でしかないじゃないですか。
11.06.22
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本当は、一流秘書・能町光香さんのビジネス本を検索していたんです。
たまたま一緒に上がってきた全くジャンルの違うこの本を
これも『出会い』かと思って、手に取ってみました。
自称オカマ作者のOLライフエッセイ本。
あー・・・ある意味、ビジネス本??
今、華やかなオネエ系と言われる人たちが人気ですが
でも、もっと地味でナチュラルな元男性OLのお話。
実は男性なのは、会社や同僚に内緒。
どーやって内緒に出来るんだ?!興味深い・・・。
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なんかの初めて体験記みたいな感じですらーっと読めた。あ、なるほど、とかへ〜そういうもんか、とか。能町さんが肩肘張ってないので素直にあ、笑っていいのね、と笑える。
性同一性障害の人の本を何冊か読んだけど、悲壮感がない本って初めてかも。大変でないことはないんだろうけど、能町さんには好感持ちました。
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面白かったです。能町さんは、オカマ と自称されてますが、正確には性同一障害。でも、その呼称は、障害を持っていても頑張る自分、みたいな押し付けがましさがある、ということからお好きではない、ということで、あえて、オカマ と。実際、読んでみると、男性として生まれた自分がいかに外見も人付き合いも女性になっていくか、という日々が、肩肘張ることなく描かれ、時にぷっと吹き出しながら読むことができました。まだ手術前の時なので、下着の穿き方に苦心されたり、社内旅行の提案に戦々恐々としたり。(職場では最初から女性として勤められていたので)で、女性特有の「群れたがり癖」とか(たまたま会社の同僚は群れない人たちばかり。私はちょっと群れてみたかった、なんて)、上級テクニックとして同僚の悪口を言う、という課題をマスターすれば立派な女性です、とか。生まれながらの女からみれば、なんか可笑しくなっちゃってね。そして、ゲイやレズピアンが集うパーティに出かけ、その動機として、性的マイノリティに対する好奇心、なんて書かれているところでは、カラッと笑えてしまいました。もちろん、色々な思いがおありだったでしょうし、お金もそのために貯めた、と言われているくらい、始めから女性だったならば要らない苦労もされたと思うのですが、全て含めて、日常にしてしまう能町さんのキャラクターがとても好きです。
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タイトルどおりのノンフィクション。会社にオカマとバレてないことがすごい。
何年か前、単行本版は読了してたが、文庫で完全版てことで思わず読んでしまった。
文章の感じがなんかいい。さらに現在ち○ことって完全に女性になって、OLやめて物書きになってるのにもびっくり。フットワークがよすぎる。その飄々とした感じが文章に出てるんだと思った。
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とても気楽に読めて楽しい本でした。男性と女性、2つしか性はないですが、実際にはその間に多くの方がいて、それはごく自然なことなのかなと思いました。
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能町さんが元・男子というのは以前『身体のいいなり』で知って、エエッ?と驚いたものでした。他の本で女子をカテゴライズしていた目線は・・生粋の女子ライターとばかり。
これは処女作(て書くと、古くさいかな?)らしいですけど、私には最近のより読みやすくて面白かったです。他人を観察して書かれたネタよりも、ご本人について書かれたもののほうが、距離感がいい感じで共感できました。
能町さんといえばアンチ・ドリカムな人、ってイメージだったけど、(私もどちらかというとアンチだ)それって遠回しにアンチ・ヘテロってことだったのかなー。
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失礼ながら、能町さんの最近の作品よりも面白かった気がします。
blogを再編したものだと思うので、精錬されていない雰囲気はありますが、ぶっちゃけ感と言うか、飄々とした文体が面白いな、と。
理解のある親や友人たちに囲まれていることは、幸せだろうなと思います。