紙の本
良い本です
2024/02/25 11:51
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いよいよ東吾とるいの祝言が近づいてくる雰囲気の中で、「麻生家の正月」では宗太郎、七重夫妻に女の子が誕生し、このところの作品世界の変化には中々のものがあります。
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とうとう!とうとう!!
るいと東吾の今後に言及される!!
共働きで、夫の方が家事、炊事をするという夫婦が出てくる。一応武士の東吾は、憤懣やるかたなし。
どんどん時代は流れているのか?!
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御宿かわせみシリーズの14巻。一度読んでいても、たまに引っ張り出して読みたい本(というかシリーズ)。神林東吾と幼馴染の畝の旦那の捕物だけでなく、るいとの恋物語も安定していて、停滞気味な物語となりつつあるところに、東吾がそろそろ見習いとして奉行所に勤め始めるような話に。そうなると一気にるいとの結婚が現実化しそうで目が離せない。【2006年12月10日読了】
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うーん、目が離せなくなってきた!ここに来て新たな展開が!続々と次の巻を読みたくなる。七重は幸せそうで、赤ちゃんできちゃうし、東吾は出仕の話がでてきて、次の年の六月以降に祝言だと明確になって、縦糸がどんどんつむがれていく。もちろん「横糸」の捕物帖もなかなかなもの。さあ、次の巻ではやっと祝言だ。
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「梅若塚に雨が降る」「みずすまし」「天下祭の夜」「目黒川の蛍」「六阿弥陀道しるべ」「時雨降る夜」「神かくし」「麻生家の正月」の8編。シリーズ作品としては凡作が多い。あまり滲み出る情感みたいなものがなかった。まぁ、身内話の「麻生家の正月」が面白かったかな。七重さんに女子誕生(笑)
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・梅若塚に雨が降る
・みずすまし
・天下祭の夜
・目黒川の蛍
・六阿弥陀道しるべ
・時雨降る夜
・神かくし
・麻生家の正月
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御宿かわせみシリーズ。第14巻。梅若塚に雨が降る・みずすまし・天下祭の夜・目黒川の蛍・六阿弥陀道しるべ・時雨降る夜・神かくし・麻生家の正月。
女の復讐がやけっぱちすぎてびっくりな「みずすまし」、羽目をはずし過ぎて坂道を転がるような顛末が呆気にとられる「天下祭の夜」、江戸の大店の仕組みと厳しさと実直な男の身の振り方が深い「六阿弥陀道しるべ」、最初の神かくしにかこつけて便乗する江戸っ子たちの知恵のひねり合いが面白いが、最後は肝を冷やす「神かくし」など。
麻生家では大晦日に花世が生まれ、いよいよ東吾が兄の跡目を継いで奉行所へ出仕する段取りが進み、その挨拶も兼ねて年始回り、そしてるいとの祝言も視野に入るようになり、物語がようやく重い腰を上げて動き出す。今のところ、るいがかわせみを畳んで与力となっていく東吾の元へ嫁ぐ…という筋書きだが。それぞれの未来を想像すると楽しくなる巻。
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哀しい女性の話が多かったような気がします。その中で、いよいよ東吾とるいの祝言の話がでました。このまますんなりといくのかなぁ。かわせみが無くなったら淋しい…。
宗太郎夫妻に女児が誕生し、周りも賑やかになりますね。宗太郎がいいお父さんです。彼は旦那さまとしても父親としても理想ですね