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吉村の独白と、幕末の生き残りの昔語りが交互に物語を進めていく形式は上巻と同じ。
しかし、記者が取材を進めていく間にも時がたっていき・・・上巻から下巻にかけて登場した斉藤一が天寿を全うする。小説の中なのに、時代の流れを感じてしまうところがすごい。
ほとんどが独白、または会話(聞き手の発言はない)の形式をとっているのに、飽きさせないばかりかそこに生き生きとした人間を感じ取れてしまう。
浅田次郎の新撰組、これもなかなかいいもんだなと思った。
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私が読んでよかった小説ベスト3に入る位、オススメ小説です。武士達の夢や、絶望、愛など本当に感動しました。私たちも頑張らなきゃと思いました。
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五稜郭に霧がたちこめる晩、若侍は参陣した。あってはならない“まさか”が起こった―義士・吉村の一生と、命に替えても守りたかった子供たちの物語が、関係者の“語り”で紡ぎだされる。吉村の真摯な一生に関わった人々の人生が見事に結実する壮大なクライマックス。
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吉村貫一郎の生き様に憧れた漢も多いのでは?
私もその1人です。
家族のために・・・・・
「銭っこ」→名言です。
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これを読んでから映画を観に行った。
そうしたら、始まってものの5分で、嗚咽あげて泣いてる自分がいました。
これを読みながらも、涙がとまらない。
愛にあふれていて、なのにせつなすぎて、「武士」「父」「夫」「親友」、いろいろなしがらみ、その後ろにある真心。
日本中、ひとり残らず読んでほしい名作です。
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拝啓 浅田次郎様
あなたの作る物語に、いつも泣かされている人間です。
この度は、南部出身の「義」の男の生き様、
しかと、この胸に焼けつけました。
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吉村貫一郎、息子の嘉一郎、土方歳三、斎藤一。浅田さんの書く人物って本当にとても魅力的。
嘉一郎の独白には、もうめちゃくちゃ泣いてしまった。
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ハンカチが何枚あっても足りないくらい泣きました。本を読んであんなに泣いた自分に驚きました。吉村貫一朗、喜一郎、そしてみつは、自分にとって尊敬すべき人間です。
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新撰組ものですが、脇役的な吉村貫一郎を主人公とした物語。志の強さと男の強さに涙します。おもさげながんす
<貸出中>
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父の意志を継いだかのような息子である嘉一郎の南部武士としての思いにグッとくる。そして貫一郎の竹馬の友である次郎右衛門の友を思う気持ちに心打たれる。
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「義」とは、人としての道とは何か。考えさせられる内容でした。
最初は吉村の生き方は武士らしからぬ生き方だと感じましたが、見栄や体裁、ありとあらゆるものを剥ぎ取って、まっさらな状態で真っ直ぐに「義」に生きるというのはこういうことなんだ、と読み進めるうちに衝撃を受けました。
清廉さが心に染み渡る作品。
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ぜひ上から読んでみてください。
泣けます。。。吉村貫一郎の生き様も泣けますが、息子の生き様にも泣けます。男の生き様とはなんだろうかと考えるのにも良いかも。
構成が、独白と語りから成っているので、ちょっと戸惑います。歴史モノ苦手な人は、はじめはとっつきにくいかもしれません。読みにくい言葉たちは読み飛ばして、セリフを中心に読んでいけばOKだと思います。
上の後半くらいになると、ボルテージがだんだんあがってきます。
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200607/おもさげなござんす。お許しえってくだんせ。ちょっと最後が、うーん、くさすぎたというか…まあでも、全体的に面白かった。
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新選組隊員、吉村貫一郎の半生。
狂おしいほどの家族への愛。
泣き所が満載です。最後の候文で号泣しました・・・。
あと斎藤一がカッコいいです。
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06年9月24日
人を想う気持ちについて考えさせられた。自分の命と引き換えにしてまで守りたいものって今の私にはあるのかなぁ。
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武士道という矛盾しているようで納得させられる信念。それをいかなる状況でも全うしようとする義士。ほんまにかっこええ。理屈じゃない。彼等を突き動かすのは何なんだろう。昔の人は芯が強かったんやなぁ。