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有限と微小のパン THE PERFECT OUTSIDER みんなのレビュー

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一般書

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みんなのレビュー349件

みんなの評価4.2

評価内訳

345 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

舞台に幕を引く

2009/01/19 16:36

5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る

 萌絵の幼なじみ塙理生哉が社長を務めるナノクラフトの招待で、テーマパークを訪れた三人。空港で偶然再会した島田文子から、目的地で死体が消失するという不可思議な事件が起きていたことを聞かされる。そして実際に萌絵たちは死体が腕だけを残して消えてしまう現場を目撃する。犀川や萌絵を観客と見立てたように次々と起きる事件。その背後に見えるあの天才の影。いったい誰が何のために事件を引き起こしているのか?
 シリーズを通して1話完結の形式を取りながら、作品構成としても、作中人物達にしても、それぞれに関連性を持ちながら全体として1つの作品群を作り上げたと言える。これをなしえた理由の一つとして、シリーズを一貫する思想の存在が挙げられるだろう。
 すなわち、謎の全てに常に解答が用意されているわけではない、と言うこと。そして、読者は事件の直接的な観測者にはなりえないと言うこと。だからこそ、どこまでが事実でどこからが作中人物の意見なのかを見極め、解くべき課題設定を行い、事実に基づく仮定を組み立て、事実との突合せをする必要が出てくるのだ。

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紙の本

存在の行方

2005/01/16 13:52

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:こう - この投稿者のレビュー一覧を見る

見事でした。
真賀田博士の登場や言動から来る森ワールド独特の雰囲気もさることながら、<S&M>シリーズ前9作全てがここに到るまでの伏線であり、要素だったのですね。 10冊読み終えてみると、やはりこのシリーズの中で一番好きなのは第1作『すべてがFになる』と本作『有限と微小のパン』ですが、かといってこの2冊だけではストーリーが完成しなかったというのもよく分かりました。
ないものをあると信じること、綺麗とか美しいということ、名前というもの、1つであるということ、一瞬で消えてなくなるもの、時間という概念、生と死……前9作で提出されてきた主題が、本作で集約され、本作で「存在の意味と行方は?」というテーマの下に完成されています。好きだなあ、こういうの。

「どこから来た? 私は誰? どこへ行く?」
存在というものがどこから来てどこへいくのか、とは、もうずっと昔から使い古されているにも関わらず繰り返し問われ続けているテーマですが、それに対してこんな答を返したお話って他には知りません。
不完全だからこそ愛しい/大切だとか、逆にまったく意味などないのに生きていかなければならないという悲愴さとか、色々あるけれどこれはどちらでもない。単に意味はない。でも意味があるかないかということすらも、たいした差ではない。ただそこで生きている。そんな感じです。

このシリーズを途中で投げ出してしまった方もいるでしょうが、なんとかこの最終作まで辿りついてください。

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紙の本

シリーズ最後、分厚い!

2019/02/23 23:29

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:つきたまご - この投稿者のレビュー一覧を見る

このシリーズも最後ですね。さみしいです。(短編はありますが)
犀川先生大好きです。萌絵との今後が気になります。次のシリーズ以降でも、二人のことが分かることもあるかと思うので、そこは楽しみにしたいです。

今回は某ラスボスが出てきている関係もあってか、文学的(?)要素が強いかもしれません。そこがまた楽しかったです。
正直、この作品が書かれたのが90年代ということに、驚愕しました。さすがは森博嗣と言いますか…

今回は、本当に「すべてがFになる」を読んでいないと、何も分かりません。要注意!
分厚い文庫にビビっていましたが、すぐ入り込めて、読みやすかったです。

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紙の本

My favorite

2019/05/08 22:41

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:A - この投稿者のレビュー一覧を見る

森先生のSMシリーズ完結編ということで、これから読むのが楽しみです。
テレビドラマで放送されてましたが、この本を読む前にドラマを見返すのも良いかと思ってます。

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2014/06/24 17:00

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2004/09/28 22:12

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2004/10/12 13:01

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2010/08/28 12:05

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2009/11/23 22:21

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2005/03/28 01:55

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2005/05/10 18:46

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2005/05/17 00:13

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2005/05/19 13:55

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2005/06/02 02:18

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2005/08/20 22:32

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