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バカの壁 みんなのレビュー

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一般書 第38回新風賞 受賞作品

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みんなのレビュー863件

みんなの評価3.4

評価内訳

826 件中 1 件~ 15 件を表示

結局、なにが言いたいのだろう?

2006/03/27 19:20

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:GTO - この投稿者のレビュー一覧を見る

 言っていることは分かるのだが、言いたいことが分からない。それで、彼はどうすべきだと思っているのだろう。どうにもならないと言いたいだけなのだろうか。

 私が読んだこの人の著作の中で、最悪なのだが、どうしてこれがベストセラーになるのだろう。それもまた現在の日本の不思議である。この本を読むくらいなら、文庫では『「都市主義」の限界』、新書なら『からだを読む』、できれば『ヒトの見方』(少し難しいが、養老氏の原点)を購入した方がよい。

これ以降、『死の壁』だとか『ガクモンの壁』だとか、同工異曲的作品が雨後の竹の子状態で垂れ流し的に出版され、その内容のなさにも失望した。

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不愉快だけどヒントは多いぜ

2004/04/05 21:50

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:海の王子さま - この投稿者のレビュー一覧を見る

「まえがき」にあるように、著者が話したことを編集部の人が文章化したとのことで。ず〜っと 話し言葉 で綴られています。僕は養老先生の授業を受けたことはありませんけれども、読んでいるうちに、大学で講義を聴いているような気分になってしまいました。文章にすると、少し調子が強すぎるのかな?という気もしましたが。

「バカの壁」という遠慮のないタイトルの通り、ワリと強い調子(で、かつ話し言葉)で全編を語りきっています。「まえがき」を読まずに本文だけ読んだら、きっと僕は著者のことを遠慮のない人、押しの強い人、頑固な人だと思ったでしょう。

正直なところ、あまり 思いやり を感じさせる文体(語調?)ではないので、読んでいて多少不愉快に感じる箇所もありました。でもでも、なかなか考えるヒントになる本で。なるほど、よく売れているワケです。ただし、書かれていることはあくまで著者の意見。ほんとうなのかなぁ?と、しっかり自分で考えましょう。

「バカの壁」サイコー!ってのが、きっと一番バカな読み方です。

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決して悪い本ではない

2003/07/14 23:40

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:yama-a - この投稿者のレビュー一覧を見る

 異論があることを承知で書くが、このタイトルは良くない。何故こんな粗野な題をつけなければならないのだろう?
 わかりやすくアピールしたい、少し煽りたい──そういう気持ちは判らないでもないが、著者が少し頭に来ているのが透けて見える。となると、怒りは伝染しがちなので、読者の反発を買うこともあるのではないだろうか?
 例えば、「わがままな脳」とか「係数ゼロと無限大」とか(この両例だとあまりキャッチーではないが)その手のタイトルをつけたほうが良かったような気がする。
 驚くようなことはほとんど書いていない。特に第1章から第4章まではその感が強い。ただし、驚きがない代わりに説得力はある。第5章以降で漸く脳の専門家らしい話が出てくるのだが、同時に教育や環境、経済、古典文学などと視野を広げすぎている分、比例して危うさも増してくる。危うさが増す分、後半の説得力はやや落ちる。
 全体を通して「ふんふん」と読み進めるのだが「なるほど」と膝を打つほどのことはない。
 何故この本がそんなに絶賛されるのだろうと不思議になってくる。「読者は皆、今までこんなことにさえ気づいていなかったのだろうか」と思うと、読んでいて恐ろしくなってくる。当たり前のことが多く書き連ねてあるので、概ね反論の余地はない。しかし、逆に新鮮さに欠ける感じさえある。一方、ところどころに「これはやや牽強付会」「これはちょっと暴論か」と言わざるを得ない部分も出てくる。
 思うにこれは独白を文章にしてもらって出版したためだろう。そのためにやや独善的な文章になってしまっている。もし、多くの人がこれを読んで「へえ」と思ったのであれば、それはそれで意味があったのだろう。そこそこ筋の通った本ではある。ただ、喋って、書き起こしてそれで良い本ができると思ったら大間違いである。
 私は著者の書いていることに異論を唱えているのではない。彼の書いていることに新味は感じないが情報性はあり、その論旨には概ね同意できる。このまとまった思想をもっと上手に表現する方法があったのではないかと思うのである。
 本論からはみ出した部分で少し独善的になる嫌いはあるが、決して悪い本ではない。繰り返して書くが、新味は感じないが情報性はあり、論旨はそこそこ通っている。

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「壁」を越えるものは何

2003/06/07 10:11

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:yurippe - この投稿者のレビュー一覧を見る

まずは表題のインパクトが見事です。目にしたら思わず手に取りたくなってしまう誘引力を秘めています。

表題の「バカの壁」とは養老先生が命名した“知りたくないことに耳を貸さない”人間の習性です。この習性があるため“「話せばわかる」は欺瞞である”とも断じています。解剖学者の養老先生ですが、書中では人間の肉体にではなく「わかっている」「知っている」と安易に思ってしまう人間の意識の危うさに鋭くメスを入れていきます。以下は文中からの抜粋です。

「話してもわからない」ということを大学で痛感した例があります。イギリスのBBC放送が制作した、ある夫婦の妊娠から出産までを詳細に追ったドキュメンタリー番組を、北里大学薬学部の学生に見せたときのことです。ビデオを見た女子学生のほとんどは「大変勉強になりました。新しい発見が沢山ありました」という感想でした。一方、それに対して、男子学生は皆一様に「こんなことは既に保健の授業で知っているようなことばかりだ」という答え。同じものを見ても正反対といってもよいくらいの違いが出てきたのです。男というものは、「出産」ということについて実感を持ちたくない。だから同じビデオを見ても、女子のような発見ができなかった、むしろ積極的に発見をしようとしなかったということです。つまり、自分が知りたくないことについては自主的に情報を遮断してしまっている。ここに壁が存在しています。(文中より)

また、2001年9月11日の米同時多発テロを例にとって、“テレビで二機の飛行機がツインタワーに突撃する映像を繰り返し見ただけで、あのときニューヨークで起きたことを本当に「わかって」いると言えるのか”と問いを投げかけてもいます。

他者と同じ情報を共有している、という意味での「わかる」ことの危うさを軸に、
養老先生は現在の教育の怪しさや、子どもたちがキレる現象へと議論を発展させていきます。その論旨には諭される部分も多々あり、読み応えも確かにあります。

しかしこの本で残念な点は、「バカの壁」をどうすれば越えられるのか、あるいはどうすれば少しでも壁を低くできるのかについての提議がなされていないことです。自ら理解を遮断してしまう、その心理的バリアを越えることができるもの。それが「想像力」なのではないでしょうか。

生まれた国、育った環境、家庭の事情…。それらが人間をつくり、同時に異なる事情の人間への理解を遮断します。けれども、人間には想像力があります。全く異なる事情の人間が生み出した多くの書物や文化には、それに触れるものの想像力をかきたて壁を越えさせる力があるのではないでしょうか。もう少し壁を克服する手段についての言及が欲しかったように思いました。

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僕はバカ側の人間でした

2023/09/01 12:07

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:もゆ - この投稿者のレビュー一覧を見る

全体を通して何を言いたいのかわからなかったです。しかし、有名な本なのでいつかは必ず理解したいと思います。

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気づかなかったことに、意識が向きました。

2022/01/30 16:12

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:satonoaki - この投稿者のレビュー一覧を見る

やっと読んだのですが、よくわからない本でした。
しかし、全く気づかずにいたことに気づかされたのはラッキーでした。
養老さんの考えが正しいかどうかなんて、わかりません。けれど、いろんな考え方受け止め方があることを心に留めておかないと、もったいない生き方をしてしまいそうだなと、ドキッとしました。
そういう価値は十分にありました。

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新書としては期待外れ

2015/09/02 18:28

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投稿者:あじぇんだ - この投稿者のレビュー一覧を見る

非常に有名な新書であるということから本屋でこの本を手に取り、しばらく読み進めた。期待しすぎたことにも起因しているかもしれないが、かなり期待外れであった。
筆者の考えは非常に新鮮で痛快なもので、そこはなかなか面白かったが、一つ一つの話題があまりつながっておらず、コラム集を読んでいるようで、読み進めていくにつれて内容が発展していることもなく、一冊の新書としては連続性に欠けている。ただしそれぞれの話題に対する筆者の考えはかなり面白いので読む価値はあり。

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参考になる点もありました

2004/09/23 22:22

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投稿者:futti - この投稿者のレビュー一覧を見る

他の書評と同じく、全体としては「爺の小言」という印象を受けたが、「リンゴ」を例とした、意識の共通性に関する記述は参考になった。

言葉「リンゴ」は同じでも、その言葉が指し示す実物の「リンゴ」1つ1つが異物である。

しかし、言葉「リンゴ」をインプットしたときに脳内で起こる「リンゴ活動」が、皆同一であるからこそ、「リンゴ」という言葉を使った相互理解ができる…。

わかっているつもりのことを、身近な例と、脳の動きを絡めた解説によって、より明確に理解することができた。

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少なくとも「バカの壁」原理主義者は周りにはいないみたいです

2004/04/25 12:52

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投稿者:未熟者 - この投稿者のレビュー一覧を見る

ずっと売れ続けているので興味を持ちました。同じことを情報としてインプットされても、受ける側の回路の違いで結果は全然違ってしまう…それはそうですね。回路の係数は0から無限大まであって、0の例は人の話を全然聞いてない人、無限大の例は原理主義者…これもよくわかります。この本は読んでいて冷たい感じをずっと受けます。話しても無駄ということではないけど、そういう諦め感をベースに淡々と話が進みます。この本と同時期に池上彰さんの本も読みました。そちらは話を工夫すればわかってもらえるという内容で読んでなんとなくほっとしました。「バカの壁」はずっと売れ続けていますが、この本に書かれている内容を前提に何か会話が進んだことをあまり経験しません。「バカの壁」に対する係数が大きな人はあまりいないのかな…少なくとも「バカの壁」原理主義者は周りにはいないみたいだと思ったりします。

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わからない世界があることを知ろう

2003/10/13 10:51

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投稿者:BAMB - この投稿者のレビュー一覧を見る

自分の五感を通して分かることの大切さ。しかし、分かったと思っても、別の見方や考え方もあるんだよ。ということを常に意識しておくこと。「人間であればこうだよ」考えることが普遍な価値を作っていくこと。
この頃、短絡的に考えようとしている自分を反省。

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借りて読むもの

2003/08/27 06:58

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投稿者:ひつじつき - この投稿者のレビュー一覧を見る

別なサイトで見た書評の一節に深く共鳴しました。いわく「これは買って読む本ではなく、借りて読む本だ」。内容は面白いし、いろいろ共感できること、納得行くことが盛りだくさんですが、とにかく軽い。軽くするために「語り下ろし」の形を取ったのでしょうけれど、なんか物足りない。こういった本が借りられる環境に住んでいたら、借りられるまで待っていただろうなと思います。

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唯脳論者の認知学

2003/07/05 17:27

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投稿者:Kay - この投稿者のレビュー一覧を見る

 この本は、短くない時間の流れの中でじっくりと日本という国を見つめ続けてきた解剖学者養老孟司の思想のエッセンスだ。
 前半は意識と身体について割合系統だった議論が成されているけれど、後半は思考の流れるままに綴られている印象を受ける。しかしこの本は、敢えてその思考の飛躍を楽しむ種類の本である。
 解剖学はソフトウェアとハードウェア、どちらについての学問かと言えば圧倒的に後者についてだ。そのフィルターを通して見た社会現象は、ありふれているようで新鮮だ。例えば『子供に「自分は自分だ」と説いて個性化教育を施すことは共同体社会においてどういう事なのか?』など。養老節は知識の哲学としては成立せずに未だ個人的意見の域を超えないが、それでもそれに耳を傾けることは現代日本にとって益となるだろう。

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実験作かな?

2003/04/16 11:38

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投稿者:マイマイカブリ - この投稿者のレビュー一覧を見る

この本は養老先生が話した事を編集部の人が書いてまとめた形を取っているため、
内容はいつもの養老先生の考えをまとめたようなものになっているが、
あの「養老節」は感じられない。そこがちょっと残念かな。
養老先生の考えを客観的にまとめるとこんなかんじになりましたー、
的な本だったと思います。

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2003/05/10 00:42

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2003/07/07 00:00

投稿元:ブクログ

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