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【Entertainment】【生き方】父からの手紙 /小杉健治/20140103(1/176)
◆感想
父は事業に行き詰まり+胃がんの可能性から、保険金詐欺を実行。家族を残して自殺するが、詐欺を協働した人に子供たちに年一回の手紙を送るよう託す。一見、自己犠牲の結果に金策は奏功したが、残された家族はそれでいいのか?一見美徳のようだが、自己陶酔かもしれない。結局、逃げずにありのままを受け入れる、立ち向かうことが大切。家族がみじめな状況になっても家族とともにたたかうべき。
・人間だれもが自らの使命を持って生まれる。それを見出し、まい進すること。幸福は困難を乗り越える勇気を持つことにある。逆境こそ自分を育てる絶好の機会。=>目の前のことでいっぱいだとここまで思えない。
・人間の幸福は何事もなく平穏無事に過ごすことではない。そこには喜びも自分自身の成長もない。人生には必ず困難が立ちふさがる。幸福は試練を乗り越える強い心を持つことにある。行動あるのみ。
・人生の目標は財産、地位、名声ではなく、それらを得たことが幸福ではない。いかなる困難も試練にも負けずに生きていくことにある。
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かなり辛口レビューになると思います。
沢山の本を読んできましたが、面白い•面白くないに関わらず、『読まなければよかった』と思った本はほとんどありません。
終盤にかけて、その思いが出てきてしまいましたー。
最終的に『感動』でまとめたかったのか何なのかはわかりませんが、いやいやムリムリムリ。
家族のため、大切な人を守りたいためにと言っているけれど、ちゃんちゃらおかしいです。
全く意味がわからない。
うわー何だか物凄く舐められた気がして腹立たしいー。
いや、こんな辛口レビューも初めて書きました。
合う合わないもあったのでしょうが、何かそういう次元ですらない。
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父からの手紙と題されているが、そんなに手紙は絡んでこないんだなぁと思っていたら、最後に洪水のように押し寄せる手紙の数々。あらゆる人間関係が丁寧に描写されていて、縦横何本もの糸が最後に一枚の綺麗な絹を織り成すイメージ。ミステリーの要素と家族愛の要素がバランス良く入っており、東野圭吾の加賀刑事シリーズに酷似していると感じた。多少長たらしい叙述が疎ましくもあるが、赤とんぼの件ではグッとくるものがあった。面白い。
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2014.12.1(月)読了。
二つの物語から始まります。
中学の頃に失踪した父から誕生日になると届く手紙を受け取り、失踪後なにかと世話をしてくれた父の友人でもあるわけ山部の会社のために偽りの結婚をしようとしている麻美子と、殺人事件を起こし、9年の服役を終えて出てきてなぜ自分が殺人を犯してしまったのか真実を掴みたい圭一。
この二人の物語が重なるとき、明らかになる真実が…
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ミステリーですこれはミステリーw
手紙の内容がいいんです。励まされたりじした。最後は少しホロリときます。
いや、涙腺弱い方なので、ちゃんと涙しました。会社でクライマックス読み上げなくてよかった〜 笑
小杉健治さん、始めてでしたが読み応えありました。他にも探してみようかな。
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暗い話ではあるけれど、親の子を思う気持ちがとても伝わってきたり、感動しました。
話に引き込まれて、どんどん読み進んでしまいました。
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タイトル通り、父の子への思いを見事に書いている。ただ、解説調に後半でなってしまうのが、小杉氏の限界か。ストーリー自体とっても良かっただけに残念。
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こちらも、書店の仕掛け販売をチェック。
コレは良かった!
父に捨てられた麻美子と弟の信吉。ある日、麻美子の婚約者・高樹を殺した容疑で、信吉が逮捕される。
一方、刑務所から出所したばかりの圭一。兄の焼身自殺と行方が知れない義姉の事を思うが、自分がなぜ殺人を犯したのか、肝心のところの記憶がない。
麻美子と圭一、2人の人生が交互に綴られる。それがリンクしたとき-おぉっ、という感じ。
当初、義姉の不倫相手が麻美子の父信吉だと思わせるミスリード。しかし、居場所をつきとめた先にいたのはー。
なんと、義姉と死んだはずの兄。しかも信吉の名をかたっていた。その真相とは。
では、麻美子と信吉の誕生日ごとに届く父からの手紙は、何なのかー。
ミステリとしての要素もいいし、人間生きていないとやり直せない、というメッセージも伝わってくる。
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本屋で何度か見かけていて、購入。
その後も読む機会がなく、だいぶ放置されていたものの、遠出の際のおともとして。
の、つもりだったが、読了にかなり時間を要した。
どんどん他の本に先を越された。
確かに、父の愛情はわかる。
家族の話として、心も動く。
が、なんというか、登場人物たちのこの先の人生を考えようという気にならない。
さらに言えば、彼らの人生がどういうものなのか、よくわからない。
だから、先が気になる、ということがない。
うーん。
今見たら、裏面の紹介文に、「完璧なミステリー仕立ての中に…」という表記が。
いや、もしこれをミステリとしてみるなら、ちっとも良くない。
本筋と関係ないところで事件が起きていても、それをどうしろと。
まあ、そもそも話の軸のように自殺が絡んでいるストーリーなので、個人的にはどっかで受け入れられない。
自殺、という選択そのものが、良くない。
それはさておき、もう一回読もうとは思えない。
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家を出ていった父から誕生日ごとに届く手紙に込められた愛情。
題名を見た時、感動の物語だと思ったが、ただの感動物語ではなかった。
父からの手紙に秘められた真実とそこへ辿り着くまでの家族の苦悩。
驚愕のラストに何とも言えない思いが残る。
2015.3.7
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初めて小杉健治さんの本を読む。
後で調べたら、沢山のミステリードラマの原作になってるらしかった。
期待せずに読んだせいか、
ミステリーを普段読まないせいか、
結末が気になり一気に読了。
登場人物に共感や興味は
沸かなかったものの、
読み切ろうと思えるほどの
リード力がある作品だった
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どんなに過酷な境遇にあっても人生を途中で終わらせてはいけないし、人の幸福は地位や名誉やお金では無い。最後の最後に涙のメッセージ。ミステリーなのに心に響いた作品でした。
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何となく違和感もったまま読了。文章が合わないのかなあ・・・
一晩経て。
人物描写やセリフがどうも古く感じた。そういう時代設定なのか?
「これは絶対こうだ」とすぐ思い込んじゃう人も苦手。あと同じ説明が何度も繰り返しあるのも何で??という感じでした。
それにしても50年分、何パターンも、しかも二人分手紙書くってすごい。その気持ちがあれば他にもやれる方法はあったんじゃないかな。
自己犠牲では愛する人を逆に傷つけてしまうこともある。
作者のメッセージもそこにあるのか。
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久しぶりに手にした推理?もの。
これも一気読み。生きてるとは思ってなかったけどなぜそんなことに。父からの手紙…50歳までって…気が遠くなる量。愛が成せる技。
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父からの手紙のについては、物語の中盤でなんとなくわかります。
それでも父の持つ家族への愛情が強く伝わっています。
ただ、展開的に、ヒロインの行動や父親の行動で納得できない分があり、減点。
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名前が1文字違いの作家さんの作品。
強いミステリー調の中で、人の絆が描かれている作品(ハッピーとは限らないが)
とはいえミステリー色が強いので、場面によっては人物描写が邪魔に感じるところもある、、