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投稿者:papanpa - この投稿者のレビュー一覧を見る
引きこもり探偵と親友の話
作者が醸し出す「こんなキャラ、こんな考え方カッコいいでしょ?それが理解できる僕、友達思いでかっこいいでしょ?」臭に嫌気がさし、3/4読んだところでギブアップしました
特に終盤がひどい
目上の人を名前で呼び捨て、お前呼ばわりしても本当は思慮深いなんて中二病的発想
ほんとに他人を思いやれる人は、きちんとした言葉使いができるものです
名前で呼ぶことが良いことみたいに力説されても、見ず知らずのお年寄りをいきなり「おい、ジジイ」なんて、あなたの思うカッコよさは読者には伝わりませんよ
以上、あくまでも個人的感想です、あなたが読んで判断してね
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ごくごく平凡なサラリーマンであるぼく「坂木司」には、ちょっと非凡な親友がいた…。
その名は「鳥井真一」。
ひきこもりの名探偵。
鳥井の推理もいいけど、通販で買う銘菓と鳥井家で作る料理が、美味しそう♪
シリーズもあります☆
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3月7日購入。9日読了。文庫になるのをまっていた本の一つ。人物描写がぶれているけれど,なかなかよかった。シリーズ物が好きな自分としては登場人物が違う話にも再び登場してくるのはとても嬉しいです。マリオの話は泣けた。
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連作中編集。ひきこもり探偵3部作シリーズ第1弾です。爽やか日常ミステリーとでも言うのでしょうか。なかなか面白かったです。鳥井と坂木、ちょっと間違うとキモい関係に見えちゃうんだけど、純粋な心で読むといいかなって感じです。2人の今後が気になります。第2弾、3弾が早く文庫化されることを心待ちにしています。
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7.面白い!たまたま書店で新刊のところにあったので買いました。鳥井と坂木がどうなっていくのか待ちきれず、読後図書館で後の2冊を予約してしまいました。
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ミステリの探偵というのは昔から変わり者が多く、自分から他者との関係を築くのに積極的でない、というのも一つの特徴です。この作品の探偵、鳥井は特にその傾向が強い「ひきこもり探偵」。最初は語り手の坂木以外の人とは全くと言っていいほど没交渉です。二人が他人と関わりあって謎を解きながら成長する物語・・・なんですが。正直「あんたらは子供か?」と言いたくなるくらい青臭いことをこの二人はいちいち噛み締めています。他者との関係について、親切にするとはどういうことか、人のためになることとは何か、なんて10代の頃に散々考えて、それなりの答えを出したというのが普通の人ではないでしょうか。ただふとそこで自分に問いかけます。考えて答えを見つけて、その後どうしただろうと。自分の答えに従って行動したのはほんのわずかな間で、じゃあ今の自分はどうやって人と接しているんだろう。変なプライドが邪魔したり、人の目が気になったりして人との関わりを難しくしてるんじゃない?人との関係っていうのは実はとても単純で、子供の頃に教わった「自分がされて嫌なことは他人にしない」とか、そんな当たり前のことで成り立ってるんじゃない?改めてそういう大事なことを思い出させてもらった気がします。
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ひきこもりの友人に謎を持ちかけては外との接触を図らせようとする。ふと思い出す、もしくは知らない、見ない振りをしていたことを痛烈に指摘される。連作風味の一風変わったミステリー作品。
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ひきこもり探偵という帯に惹かれて読んだが、
イマイチ新鮮さに欠ける。
いい年して世間ズレしてないせいかやたら尊大で
口の利き方をしらない「探偵」と、
彼の世話を焼いてるつもりが依存している「ワトソン君」が、
ご近所に住む「ナイーブで繊細な」人々が巻き起こす
ちょっとした事件をハートウォーミングに解決していくローカル話。
としかいいようがない。
全てがとても陳腐で、リアリティに欠ける。
まるで使い古された話をつぎはぎしたような感じがする。
特に主役級の男2人がベッタリ依存しあっているところなんて、
昔の少女漫画にありがちな設定だ。
繊細でナイーブな人間がちょっと感情が行き過ぎて罪のない事件を
起こし、探偵役に指摘されて反省して皆で泣いたりするところ
なんて・・・もう読んでいてうんざりする。
昨今流行りのハートウォーミングな話をミステリ仕立てで書こうと
して失敗してしまったような、なんとも言えない後味の悪さを感じた。
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日常の謎ときモノとしてなかなか面白かった。少し暗いテーマに焦点をおいてるけど、とても読みやすくて面白かった。文庫が出たら次ぎも買いたい。
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僕、坂木司には一風変わった友人がいる。自称ひきこもりの鳥井真一だ。複雑な生い立ちから心を閉ざしがちな彼を外の世界に連れ出そうと、僕は日夜頑張っている。料理が趣味の鳥井の食卓で、僕は身近に起こった様々な謎を問いかける。鋭い観察眼を持つ鳥井は、どんな真実を描き出すのか。謎を解き、人と出会うことによってもたらされる二人の成長を描いた感動の著者デビュー作。 ※「鳥井」が私好み。全体的に爽やかな印象で読みやすい。話の展開や表現が「ちょっとベタで拙いかな」と思う部分と、凄く「深いなぁ」と思える部分の両方を合わせ持つ感じがした。賛否両論がありそうですが、私は好き。
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ひきこもり探偵。友達の精神状態にシンクロして泣いてしまうところがいい。心優しい名探偵って最近の流行かも
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うーん、うーん。
ひきこもり探偵と言うあおりだったので買ってみたものの。
なんか、ほかほかしてるなぁ・・・・ちょっと、非現実的すぎるかなぁ・・・・いいけどね、別に。
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3部作の一作目らしい。一応、「日常の謎」モノ。正直、なんだかな、という感じ。
でも、心のキレイな十代くらいに読んだら、間違って感動したかも。内容がものすごくつまらないというわけではないけど、主人公のキャラクタが受け入れられないせいか、読んでいる間中、あまりにも居心地が悪かった。主人公は成人男性なのに、視点や感じ方がどこか少女くさいというか、独白めいた文章があまりにも少女趣味で、少女向け小説かと思った。
「ひきこもりの探偵」というのに興味を持って読んだのだけど、
ああいう人は「ひきこもり」とは言いません。でも、あの生活スタイルはうらやましい。しかし、何の予備知識もなく読んだら、坂木君と鳥井君の共依存関係には普通の人はドン引きじゃなかろうか。
言いたいことはわかるのだけれど、青臭い正義と作者の価値観を押し付けられている感じがするのもちょっとな、という感じ。
文章力、というか、ストーリーテリングの技術がまだまだなのかも。
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現実ではほとんどありえない御伽噺のような理想に近い人間観と、その反対側にある隠し切れない性としてのどうしよもないエゴイズムを書いた作品です。人によってはその二つ以上の意味で、作品の砂を吐く甘さを居心地悪く思う人が居るかもしれません。推理小説としては異作で少女向けの文庫の方がしっくり来る内容だと私は思います。ただそれは悪い意味ではなく、こういう作品のニーズがあるということはやはり癒しは誰でも必要なのだなぁとかんじさせます。読みやすいことは必須。頭を休める娯楽作だと思います。たぶん作者は繊細な女性ではないでしょか。読後ほんわかしますね。ちょっとつかれていて、人間の子供のような純粋さをフィクションでもいい触れてみたいと思う人にはぜひお勧めです。
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ひきこもりシリーズ第一弾。
推理も面白いけど、それ以上に人間関係うんぬんについても楽しめる。
本の世界だけでなく、今の自分の胸にも問いかけられたミステリー小説。
ひきこもりシリーズなんて、一見どよーんと暗そうだけど、そんなことはないです。まー、特別明るいわけではないですけど、ね。
落ち着いて読める。読み終えたあと、読んでよかったと思えた。
私はこういう感じが好きです。