森博嗣氏による物語を編んでいく際の発想法を明かしてくれる貴重な一冊です!
2020/10/05 10:07
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、「S&M」シリーズ、「V」シリーズ、「百年」シリーズ、「四季」シリーズ、「G」シリーズ、「X」シリーズ、「スカイ・クロラ」シリーズなど、数々の話題作を発表されている森博嗣氏の作品です。同書は、「道具や手法ではない。工夫や忍耐など、単なる道筋に過ぎない。人がものを作るときの最も大きなハードルとは、それを作る決心をすることだ」という著者の主張が心に残る一冊です。小説執筆も物作りの一つと語る著者が、その発想法を明らかにしてくれる貴重な内容となっています。ソフトをハードに語る著者独特の作風のエッセイ集です!
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森さんの思考の断片に触れられる本。自分の中で説明の出来なかったもやもやを一番シンプルな言葉で表してくれる。あぁ、この人天才なんだな、と思う。
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森博嗣の座右の銘「工作の極意は固定にある」。この一冊を集約するようなお言葉…ぷぷ。自分の趣味に存分にお金を投じられる程稼いだ彼は幸せだな〜。そして”あえて奥様と敬称を使う”肩身の狭い感じがもう可愛い。
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文庫本にて再読。しかし、こうも忘れるものかというくらいに新鮮に読みました。感覚としては氏の講演会か。とにかく、きちんと考えて、きちんと見よう、と。
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写真はいってるせいか
値段たかいなーと思ったんですが
でも自分的には
ぜんぜん詳しくはないけど好きな分野(?)の内容だったので
たのしめました
あと読みやすいですね
H20.5.24読了
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PC雑誌に連載していたコラム。
この著者、あまり自己主張をしないだけに
面白かった。
僕は、記憶に残るフレーズもありました。
まぁ電車のおともに・・・
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森博嗣氏のエッセイ。
同氏がライフワークとしている鉄道・飛行機模型の作製をメインテーマにしており、それを通して同氏の考え方が伺えます。
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森博嗣さんが日経パソコンに連載していた記事を1冊にまとめたもの。単行本『TOOL BOX』を文庫化。森さんの道具に対する価値観が好きです。
(2008年8月読了)
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「Tool」をテーマに雑誌に寄せたエッセイをまとめたもの。スカイクロラで描いた世界観は本当に美しく、純粋で、本書はその元となったオリジンを感じる作品だ。理系なんだろうなあ。エンジニアリングにあこがれた少年期と、それを具現化するツールとしてのモノを通じた作品。万力からヤスリ、ロゼッタストーンに至るまで、ツールとコンテンツについて考察されている。「パソコンは作らないの?」と聞かれて、「パソコンで何を作るの?」聞いていただきたいという文章は、ツールを愛し、更にコンテンツに対して夢をはせる筆者の感性が伝わってくる。
文明の進化によって、環境が破壊汚染されていくのではなく、テクノロジーが環境を守っていくという考え方。過去を信奉する論者たちに対してはっきりとNOという姿勢だ。地球にいる人間がなぜ下に落ちないのか?引力だよと答えるなら、引力とは何なのか。大人がごまかして、理解を途中で投げ出していないか?それを教えて何になるのか?宗教に至っては、10センチ浮き上がって何ができるのかと。森博嗣の哲学は、それで何ができるかというコンテンツにある。
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だいたい「モリログアカデミィ」を読んでいれば、事足りるような内容。
しかし、この人は相変わらず着眼点が凄い。解説でも述べられていたが、天秤のくだりは本当に面白い発想だよなあ。
ところで、この本には文章と一緒に、著者の撮影した写真が掲載されているのだが、その対象である小物類を欲しいと思ってしまったのは俺だけでは無いだろう。
粗大ごみを漁りに行きたいと思ってしまった。
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森博嗣の小説って実は読んだコト無くて名前もそんなに知らなかったんだけど、本書はその作家の随筆集。
タイトルの道具とは文字通り道具であり、『森博嗣のTOOL BOX』からの改題。
パソコンだとか電卓だとかその他工業用の道具について森さんの持ち物を紹介しつつ思い出話ししてる本
割と興味が持てた
文庫なのに定価が千円と高いのはカラー写真がばんばん使われているから
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http://kumamoto-pharmacist.cocolog-nifty.com/blog/2010/11/post-5276.html
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デジタル雑誌に連載されたエッセイをまとめたエッセイ集。
道具をテーマにしている。
1章ごとに、著者のMy道具が1つ取り上げられており、また著者の意見も方々なものに向いており、興味深い。
それにしても、自宅のガレージにフライス旋盤まであるとは・・・恐れ入る。
個人的に特に気になったのが鉛筆削りの章。
「僕的には、デザインとアートは正反対に位置する存在」
メーカーは、アートでなくデザインをしている。
「形」ではなく「性能」をまず考え、「素晴らしい性能には、素晴らしい形を」という意気込みとして、製品の形が作られる。したがって、僕たちの目に見えるのは、その意気込みに他ならない。
自分は、デザインな人間なのか、はたまたアートな人間なのか。
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日経パソコンに連載のエッセイ
。所有している道具の写真とともに。
写真が、懐かしいものから珍しいものまでわくわくする。
電子書籍を購入したが、ダウンロード期間が1年というのが難点。謎。
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道具とは何か?
道具を変えることで、自分が変わることがある。
デザインについて考えることで、モノへの認識が変わることがある。
文系の私には斬新な考え方がたくさん。同じものを見ても、こうも違う視点があるとは。
森さんという人を知るにもいいコラム集。