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少女地獄 みんなのレビュー

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一般書

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みんなのレビュー228件

みんなの評価3.9

評価内訳

228 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

静かな恐怖

2023/03/30 05:40

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:SH2 - この投稿者のレビュー一覧を見る

女性の持つ底知れぬ力を感じるとともにその優秀さに男は敵わない。表向きは世間が気づかないような静かでよく気がつく女性が実は深謀遠慮を巡らせているということは周りでも多く行われているはずだがそのほんの一部にしか男達は気が付かない。あらためて静かな恐怖を感じる作品である。

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紙の本

思いの外読みやすい

2022/12/25 04:13

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:かん - この投稿者のレビュー一覧を見る

ドグラマグラで有名だった夢野久作さんの作品ということで購入しました。思いの外読みやすかったです。

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紙の本

夢野久作氏の少女たちの破滅を描いた一風変わった作品です。

2021/02/05 10:09

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書は、戦前に活躍され、「日本探偵小説の最大の奇書」ともよばれる『ドグラ・マグラ』の著作で知られる夢野久作氏の作品です。同書は、その幻想性の色濃い作風が味わえる連作小説で、もともとは「新青年」(昭和9年)に「殺人リレー」を発表した後、これに「何んでも無い」、「火星の女」を加え、「かきおろし探偵傑作叢書 第一巻」(昭和11年、黒白書房)として刊行されたものです。遺書、書簡、新聞記事など、さまざまなタイプの文章を駆使しながら、少女たちの破滅を描いた一味も二味も変わった作品です。

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紙の本

旧い詞も味

2016/12/19 17:48

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:瑠璃揚場 - この投稿者のレビュー一覧を見る

現在では滅多に使われないような詞により綴られている話もあれば、取っつきやすい普段の詞で綴られたものもある。
そのやや難しい詞を度外視してもこの本は見る価値があると思う一冊だった。
手紙やら新聞やらでの回想形式の小説が多く、普段はあまり見られないような特殊な文章形式を楽しめる一冊であった。

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紙の本

悪女!

2016/02/14 12:28

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:じゅんべぇ - この投稿者のレビュー一覧を見る

悪女という日本語が貧相に見えるくらい悪い方々の登場です。
というか、悪いことしてるってわかってるんだけどやめられないんだよねー、という感情が見え隠れします。。。

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紙の本

短篇連作

2016/01/28 20:17

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:狂人 - この投稿者のレビュー一覧を見る

短篇ばかりが収録されていて読みやすいですが、連作になっているところが面白いですね。心に闇を飼っている少女が一貫して出てきます。やはり、夢久特有の構成が素敵です。はじめの一冊にもおすすめ!

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紙の本

夢野作品の入門書

2015/03/28 23:52

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オオバロニア - この投稿者のレビュー一覧を見る

本作は夢野久作の短編集です。

「少女地獄」「童貞」「けむりを吐かぬ煙突」「女坑主」の4編が収録されています。どの作品も少なからず狂気じみた雰囲気を感じましたが、女性の虚栄心をテーマにした「少女地獄」が良かったです。本作を読んで、書簡体小説、時折登場するカタカナ(テレ隠し、ステキなど)口調、狂気じみたキャラクターが癖になった方は「瓶詰の地獄」をおススメします。

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紙の本

耳元で囁かれる独り言

2009/12/27 18:23

4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:鯖カレー - この投稿者のレビュー一覧を見る

独白体と、書簡体。
夢野久作の作風として主にあげられるものだ。
それは、読者に語りかけるようであり、また独り言をぶつぶつとしゃべっているようでもある。
しかし、いずれも読者にごく近い距離で語りかけており、
読者は無意識に話の世界に誘われる。

「少女地獄」は女性に関する手紙を読む、
書簡体の文書であるが、やはり上記のような効果が読者に与えられる。
そして、そこから迫る人間の暗い部分……
狂気と呼ぶ場合もあるかもしれないが、そう言うものが迫りくるように感じられる。

「少女地獄」の話のうち、「何でもない」は書簡体という誰かの手を通して読者に伝えられる話として存在しており、話のテーマである「嘘」というものが、この話の本質的な所にも存在しているのではないかというウロボロスのような考えが頭をよぎった。

以上の話以外にも書簡体という事が巧みに使われ、
「書簡体による効果」以外に、ストーリー上のトリックとしてもその本領を発揮している。

耳元で囁かれる独り言は、時に戦慄を感じさせるが、
まさにこの本を読んでいると、そんな気分にさせられる。

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紙の本

クラシックでモダン、そしてリリカル。

2009/05/10 03:09

10人中、10人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:きゃべつちょうちょ - この投稿者のレビュー一覧を見る

幻想とかホラーとか苦手で、夢野久作の名前だけは知っていたのですが
江戸川乱歩とか横溝正史とかと一緒で、おどろおどろしくて
読む気にはなれなかったのです。

きっかけは桜庭一樹が角川文庫でお奨めしていたから。
おそるおそるページをめくりましたが
予想ほどにはグロくなかったです。
むしろ繊細な女性の心理がよく描けていると思いました。

ストーリーは三話のオムニバス形式です。
一話ごとの関連性はありません。
特に面白かったのは一番はじめの「何んでもない」でした。
姫草ユリ子というなんともいえない名前の女性が
じぶんでつくりあげた虚構に苦悩する話です。
ひとつの嘘を守るためにどんどんハリボテの嘘を重ねてしまい
嘘で固めた城が、どんどん彼女を追い込んでいく。

読み出したら止まらない、ちょっと癖になる文体。
「ドンナ」「アンナ」など奇妙なカタカナ使いも新鮮。
とりあえず一番最初の夢野作品なら断然これが読みやすいです。

先日ついに「ドグラマグラ」に手を出しました。
村上春樹の「ねじまき鳥クロニクル」みたいな中毒性があります。
濃厚な小説世界は他の追随を許しません。
ただ個性的なぶん、読み手を選ぶというか好き嫌いははっきり分かれそう。
確実に言えることは昭和初期に書かれたものなのに
いま読んでも新しさを見つけることができるということです。

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2018/04/23 20:11

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2004/09/07 00:00

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2004/09/30 01:42

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2004/10/05 03:59

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2004/10/13 19:31

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2004/10/30 06:18

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