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時には懺悔を みんなのレビュー

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一般書

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みんなのレビュー15件

みんなの評価3.2

評価内訳

15 件中 1 件~ 15 件を表示

面白い作品が売れるとは限らない

2015/11/12 21:04

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:koji - この投稿者のレビュー一覧を見る

推理小説としてぐいぐい引き込まれていく面白さ、

読み進めるごとに私の頭の中で想像する

その結末に不安や畏れのようなものを感じて

読むのを止めようかとも思うのだけれど、

結末を見届けずに逃げることは許されないような気もしました。


私が手に入れたこの本は

平成13年に初版が発行されて

平成20年にやっと再販発行されたものでした。

素晴らしいものが必ずしも売れるわけではない

残念な実例でしょうか。

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探偵事務所を営む佐竹が活躍するハードボイルド

2001/11/06 22:16

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:里見孫壱 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 昔、「本の雑誌」で、これからブレイクするであろう作家の特集が組まれていた。そこに花村萬月や、香納諒一といった面々に交じって、今回ご紹介する『時には懺悔を』の著者、打海文三の名もあった。花村が芥川賞を、香納が日本推理作家協会賞を受賞する躍進を見せたのに対し、打海はコンスタントに著書を出し続けているのにも関わらず、いまだ一部の人しかその名を知るのことのない作家にとどまっている。しかし、『時には懺悔を』を読まれたなら、打海の名は決して忘れることのできない、気になる作家として記憶されることになるはずである。

 打海文三は1948年生まれ。1993年『灰姫 鏡の国のスパイ』が横溝正史賞優秀作となりデヴュー。本作品は2作目で、翌年出版された。主人公の佐竹や、アーバン・リサーチの寺西、美しい銀髪と二十年前と変わらぬ体型を維持する鈴木ウネ子はそのあとの『されど修羅ゆく君は』『兇眼』などにも登場する。

 個人の探偵事務所を営む佐竹は腐っていた。数年前勤めていたアーバン・リサーチから、探偵スクールを卒業し今は調査の下働きをしている中野聡子の“教育”を押し付けられたのだ。盗聴の実習をするために、知り合いの探偵・米本を訪ねると、米本本人が死体になっていた。誰が殺したのか。佐竹と聡子は調査を始めるが、事件は意外な方向に転がっていく。

 文体はハードボイルドのスタイルのため、最初はとっつきにくく、また佐竹の性格もそっけないものに感じられるだろう。それが、ページをめくるにつれて、佐竹も実は温かい心を持っており、それを表すのが下手なだけだとわかる。佐竹だけでなく登場人物全員、いや、作品全体に著者の暖かい視線が注がれている。突き放したようなハードボイルドの文体だからこそ、その優しさとの落差が読者に大きな感動を与える。
 ほかにもの特筆すべき魅力がいくつかある。意外な展開を見せるプロットに加え、事件の中で浮かび上がるある問いは、登場人物のみならず読者にも深く投げかけられるものだ。佐竹や中野聡子を始めとするキャラクター造詣の妙も見逃せない。断言しよう。『時には懺悔を』は傑作である。何を読もうか迷っている人におすすめの小説である。 (bk1ブックナビゲーター:里見孫壱/ライター)

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2010/01/11 18:32

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2011/04/22 16:24

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2011/09/14 13:47

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2011/10/24 14:40

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2012/09/17 21:45

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2015/12/03 22:22

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2017/02/22 12:55

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2019/10/28 16:31

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2025/05/06 14:23

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