紙の本
やっとかめ探偵団と殺人魔
2001/04/05 21:13
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投稿者:よさ - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本にでてくるおばあちゃんたちの名古屋弁には、胸がきゅんとなります。名古屋のあちこちで展開されている話し声が、そのまま反映されているから…。
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名古屋のおばあちゃんまつ尾さんが活躍する、連作短編集にみせかけた長編推理。なにげに各短編に、最後の一章のための伏線が張られています。正直名古屋弁は読みづらかったし、名古屋自慢は鬱陶しく感じるところもありましたが、読み終わってみるとそういうことが大事だったんですね。近所のお婆ちゃんたちのほのぼのとした会話があったからこその事件解決でした。ただこの殺人魔が「悲しい」かというと、そこは納得できないです。哀れだとは思うけれど。
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短編集の形を取っているが、殺人魔が捕まるまでの続いた話。読んでみたら再読だった。でも面白いだがや。2008/11/5 読了。
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Amazonにもリンクなかった。これ、シリーズものの、3作目らしいですね。。。まったくそんな表記ないんだもーん(-з-) こういう登場キャラの濃いシリーズものは1作目から読みたかった。。
名古屋のおばあちゃん名探偵。名古屋弁がいい味。これ地元の人ならなおさら楽しいと思う。きっとあっちでは有名かもしれないな。清水義範さん読んだの、「蕎麦ときしめん」以来だったかも。。。。。面白いんだけど、きっと1作目でこの世界のファンになった人が、手に取る本。ほとんどが、主人公のおばあちゃん、波川まつ尾が営むお菓子屋、“ことぶき屋”の場面だから、こういうの舞台にしたら面白そう、と思った。なんだか話運びも脚本ちっく。
文中に出てきた「戦後すぐの小平事件」なんか気になったから調べちゃった …調べなきゃよかった。。。↓怖い事件があったんだね。こういう事の原因を戦争に絡めて どうこう論じるのは不謹慎だと思うけども。。。被害者の方はそれはそれは怖かったでしょう。。
脱線してしまいましたが、こちらも連続殺人犯が出てくるけども、なんだか親として子供に過剰な期待を押し付けないようにしよう、という教訓は得られたよ。全体としては、おばあちゃんたちのやりとりをコミカルに楽しめる探偵モノ。1作目を探してみようっと。
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名古屋のおばあちゃんの、連続短編推理物。
おばあちゃんが主人公のせいなのか、それともこういう書き方なのか
やたらに会話が多いです。
しかし相手がおばあちゃんだと思うと、これくらい喋るな~という
てんぽのいいもの。
むしろ下町感が出ていいかも?
最初の話からちらっと出てきていた連続殺人魔は
最後にはちゃんと解決されます。
が、それまでずっと単なる話題だと思ってました。
…侮りがたし!w
こんなおばあちゃん、まだまだどこかにいそうです。
けれどおばあちゃんの前に、駄菓子屋をまったく見なくなりました。
大人の駄菓子屋、なら見るんですけど…。
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名古屋版のミス・マープルの三作目ですね。
名古屋弁を読むのも慣れてき来て、作品の流れに乗ることができた。
一連の殺人事件ををそれぞれ短編に仕立てた最後の一編でその謎をさらりと解いてしまう、悲しいけれど綺麗な筋書きとなっています。
相変わらず主人公波川 まつ尾の周りに集まる年老いていながらも自分の実力に応じて大活躍をすることを厭わない元気な女性陣が生き生きとして美しくさえ思える。
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おばあちゃんの名古屋弁好きです。繁華街のミステリーではなく、下町のミステリーです。こういうのは初めてで、楽しめました。
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あれこれと謎を解きながら、
連続殺人を解決するやってかめ探偵団。
でも今回の犯人は身近な人物だったせいか、
本当に君なの?という感じだった。
印象が普通の人すぎた、というか。
まあ、おばあちゃんたちが元気なら良いんだけど。
名古屋弁の話せない鶯谷刑事と婦人警察官の中はなかなかすすまない。