テレビドラマ向き
2018/01/28 15:17
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投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
積読本の消化。
住専やオウム真理教が時代背景として登場しますので、1990年頃の東京が舞台。報道記者の布施が、刑事コロンボも真っ青な独特の嗅覚で、都会の雑踏で起こる殺人・麻薬・賭博・脅迫・ストーカー・援交等々の事件の真相に迫る短編7編。主人公の布施は、危険を顧みない独特の取材を繰り広げますが、良き理解者である警視庁の黒田刑事が危機一髪を救うというお決まりの展開。
内容に大した深みはありませんが、テンポは良いので、テレビドラマ向きという印象。個人的には、可も無く不可も無くという評価で、続編は読みません。
ところで、私の弟はテレビの政治記者で今は政治専門ですが、若い頃の地方勤務では警察まわりもしていました。未だに「夜討ち朝駆け」は取材の基本のようですし、マスコミと警察との阿吽の呼吸のような癒着は多かれ少なかれあるようです。また「しこみ」は日常茶飯事で、テレビを見ていると「これも仕込みだよ」と度々指摘され、家族中で興醒めした覚えがあります。
学生までは協調性のある優しい弟でしたが、職業柄でしょうか、人を出し抜くのが出世のポイントのようで、協調性の欠片もなくなりました。両親が亡くなった今は、連絡も取り合っていません。
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投稿者:なみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
独特の、脱力感を感じさせる個性で、知らぬ間に相手や場所に馴染み、するりとスクープをものにする布施。
スクープまでの経緯には都合良すぎるところも多々あるが、おもしろく読めた。
短編集だが、長編だったらもっと濃く、読み応えあったかな。
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2009/2/21 ジュンク堂三宮本店にて購入
2010/1/5~1/7
TV局の遊軍記者布施京一を主人公にした短編集。アウトロー的でありながらどこか憎めない魅力的なキャラ設定ではあるが、今野氏ならでは、という感じでもない。面白いことは面白いのだが。
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話がうまくできすぎている感は否めないが、テンポよく読めた。小説の中での持田の位置づけがあいまいで何の伏線にもなってなかったと感じるのは私だけであろうか。
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すいすい読める!
記者、特にTV局の記者って
私はあんまり存在自体知らなかったっていうぐらい
そこまで気にしてもなかった存在。
けど、
あっこの人たちがいるから
ニュースが出来上がってるんだって
すごく強く感じれた。
事件もおもしろい。
謎解きするために頭使わなくていい感じで
すいすいすいーって読めちゃう★
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主人公が無茶な取材してピンチになったら昔からコネのあるポリスマンが微妙に間をずらして助けにくるというありふれたヒーロー劇です。
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H21.11
スクープを狙ってスクープを撮るのではなく、人助けの結果としてスクープを撮る。なかなかかっこいいっす。愛だね。
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知る限りでは最もクールな主人公。筋の通った冷徹さではなく、脱力した低温。なのに人好きのするかっこよさ。そのうえ、滑稽さも漂う。続編はないのかな?
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この前読んだ同著者の「神々の~」に比べたら
ビックリするくらい読みやすい本であっという間に読み終わった。
独自のやり方でスクープをとってくる布施のストーリー。
1つ1つが短編みたいになっているので
読書が趣味じゃない人も読みやすいと思うし、
私のような短編集嫌いな人にでも(結局は全て通しの物語だから)
飽きることなく読み終われるお話です。気楽に読みたい人に。
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ぎりぎりのところで救出される短編集。「おきまり」でつまらない、という感想も読みましたが、私はとても面白く読めました。登場人物に魅力もあったし、各短編それぞれの読後の余韻もよかったです。
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内容
スクープ連発のテレビ局報道遊軍記者。
警視庁捜査一課の刑事とともに
都会の闇と欲望を暴き出す。
感想
短編集です。
読みやすいです。
内容もまあまあ。
・・・特に、心に響きませんけど...
オモシロ度
通勤電車向き。
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登場人物等は一貫しているが、ストーリー的には短編集。
長編小説だと思って読み始めたためか、ちょっと物足りなさを感じた。
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記者が活躍する短編集で、手法としては面白いが、物足りない感じがする。
最初は楽しく読めるが、記者が刑事にネタ提供→記者ピンチ→刑事が救出→スクープってお決まりのパターンの連続で、後半はだれてくる。
この手法での長編ものを読んでみたい。
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面白かった!警察ものとか、自衛隊ものとかのイメージが強かった作者なのだけど、こういう柔らか系(?)もいい味出してくれるのね。布施ちゃんシリーズ続編熱望!!
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10月-6。2.5点。
章立てしてあり、長編かと思ったら、連作短編。
まぎらわしい。
ワンパターンだったし。