紙の本
財前教授誕生
2020/05/27 10:36
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投稿者:のび太君 - この投稿者のレビュー一覧を見る
この巻には財前の絶頂期であり、自身が強くなりすぎて後に自分の首を絞めるミスを犯してしまう重要な部分である。
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義父、OB会を後ろ盾に、からくも教授選を勝ち残った財前は、同期の里見から相談された患者の手術を行う。術後の状態が良くないまま、華々しくドイツでの学会を成功させるが、患者は亡くなってしまう。医療事故ではなかったと言い張る財前に、里見は患者の家族に検死を進める・・・
医学用語が少し難しいが、栄光に影が差す2巻は話に引き込まれていく!
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教授選後半から、いよいよ今後のメインとなる佐々木庸平さんの誤診問題が始まります。これまでは、財前先生の視点で読んでいましたが、ここら辺から視点が佐々木さん一家や柳原先生に移り、財前先生に対する印象も変わってきたと思います。
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ドラマ化されるたのをきかっけに読みました。
ドラマより深くて読みごたえがあります! 読み始めると、とまらなくなっていく・・・
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てか、財前ってヤな奴だなぁ〜(←今更)。教授撰迄は應援してたんだが、教授になっちゃってからは專ら里見さん贔屓になって仕舞う(-_-;) (200706某日)
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財前やだなぁ。。
里見いいなぁ。。
なんというか、すごい世界だなって思う。
面白いです。
(07/08/06)
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教授選が長過ぎて飽きます。
いまだに財前が悪人に見えないんだけど、なんでだろう。こういう人もいるだろうという気持ちのせいだろうか。
自信を持ちすぎると怖いこともあるんですね。
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まさに社会派小説!であると同時に、山崎豊子さんの、膨大な取材・調査をひとつの小説にまとめあげる力、というか才能に思いっきり下を巻かせられます。個人的にはやはり完全学究肌の里見助教授の生き方に共感を覚え、第一部(5巻セットの文庫本では第3巻の終わり)を本当に悲しく読んだものです。「名作は色褪せない」の言葉通り、40年前の小説とは思えない瑞々しさです。
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一気に面白くなった。
それにしても教授選、長い・・・
ついつい読み手としては財前を応援する形で読んでしまったが・・・
その後の佐々木康平の容体が非常に気になる。
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驕れる者、久しからず。財前がどんどん悪の道に…。
その変容ぶりは純粋無垢なアナキン・スカイウォーカーがダース・ベーダーになっていく様子を見ているかのようです。
やっぱり自分の力に過信してはいけない。里見教授のような研究者には憧れます。劇中でも佐枝子が思いを寄せる人物として好意的に描かれていますし。
三巻ではもっとすごい展開になっていくようですね。
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人間くさくていいよな〜こういう小説。飽きずに5巻読みきってしまいました。
財前という教授が憎めないだけに、カワイソウな人間に見えました。自分の信念を最後までつきとうしたのはスバラシイ。
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教授選に勝利して図に乗る五郎ちゃん。
急に葉巻は吸いだすわ、人事は都合の良いように変えまくるわ、下の人間に怒鳴り散らすわ、媚びまくった前教授の存在は消去するわ、もうあんた小学生か!と思うくらいの浮かれっぷり。
そんな単純かつあからさまで、今までよくやってこれたもんやと思うよ。
先が読めない性格の彼が心配です・・・。
09.04.08
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財前とケイ子が「助の字が取れた」という話をしているのを読むと、どうしてもサロンパスのCMを思い出してしまいます。
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教授選では財前が辛くも勝利を収め、念願の教授のポストを獲得する。教授選出後すぐに、国際学会への招待状が送られる。多忙を極める財前であったが、国際学会への招待という栄誉を捨てることはできず、院内の処理を部下に任せ、ドイツに向かう。しかし、ドイツ滞在中に、財前の執刀した患者が呼吸困難に陥り大きなトラブルとなる。
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どうやって調べたのかと思うほど大学病院の裏側に切り込んだ内容になっていてストーリーは面白いが、小説としてはいまいち。(好みだけど)キャラクターや情景等の描写が極端に少ない淡々とした小説。