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投稿者:きりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
対話術云々より、話している相手、聞いている相手の波長が合うという感じなんじゃないでしょうか。文章も読みやすい。
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普段の対話に活かせる部分はあまり多くない印象。
しかし、実際に悩んでる友人等からの相談にのる際に知っていると活かせそうなことはいくつかあったように思う。
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■対話術
1.人間は「理性の動物」であると同時に「感情の動物」でもある。説得されるためには、理屈で納得するだけでなく、その前に、それらを受け容れる気持ちになっている必要がある。
2.問題行動は結果であって、原因ではない。
3.問題を解決する一番の近道は、問題が解決したらどうなるかを思い描き、その状態のときと何が変わっているかを明確にすることだ。
4.使う言葉をかえると人は変わる。
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主に精神疾患のある人に対しての具体的なアプローチについて書いてありました。だけど、学校教育などでもとても参考になる内容が含まれていました。内容が多すぎて、一度整理して使わないと、小手先の技術になってしまう感じがしました。何度も読み返して、使っていくと非常にいいかな、と思いました。「問題解決アプローチ」「両価的葛藤」ということが、とても印象に残った部分でした。
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「人を動かす対話術」というタイトルは、一見するところ世間に溢れる自己啓発本やテクニック本と勘違いされやすいと思うが、この本はそういった類の本とは別物と言えるでしょう。
あとがきには、「単なる技術だけでなく、そこで大切にされている考え方や、通底している精神を意識すること。すぐれた対話技法というものに共通するのは人を大切にする心であり、その人に元来眠っている力を引き出そうとする姿勢のように思える。」といったことが書かれている。
それを踏まえて改めて本書を振り返ってみても、たしかに相手を動かしてやろうなどというものは無い。相手の力を引き出すこと、相手の主体性を重んじること、相手の気持ちを同じように分かることは出来ないが、できるかぎり相手に寄り添おうとすることなどが常に前提となっているように見えた。
著者の、クライエントへの暖かい眼差しと、読み手への配慮がよく伝わってくる1冊です。
また、そういった技法のみを重視した本でないが故に、一度読んだだけでは本書の内容を身につけるのは困難だと思います。新たな視点を取り入れちょっとずつ自分のものにしていこうと思いました。
内容としては、
・共感的アプローチ
・解決志向アプローチ
・動機づけ面接法
・認知へのアプローチ
・認証戦略
・愛着へのアプローチ
・行動・環境へのアプローチ
などです。幅広く、かなり要点を絞ってあります。
相手を大切にした対話術に興味のある方には読んでみるのをオススメします!
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対話がもつ競争的で攻撃的な面ばかり強化されているようなこのごろ、相手を言い負かす、非難する、自分の正当性を主張する。
言葉の崩壊は精神の崩壊です。
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とある方より勧められ読みました。著者は医療少年院に勤務されている方で、困難例に多数関わっている方と思われます。困難例でよく使われる技法である解決志向アプローチや動機付け面接が説明されている。愛着障害については著者のオリジナルな考えだろうか。役には立つ考えである。いずれの方法もエッセンスを中心に書いているので、詳しくはオリジナルを学んだほうがよいと思われる。
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相手に受け入れられ、その心を動かし、意思決定や行動を望ましい方向に変化させるには、どういう対話の仕方が効率的なのか。困難な状態にある人を効果的に支えるには、どういう対話を心掛ければよいのか、また、どんなに心を砕いても、うまく相手に通じないときには、どうすればいいのか、そうした我々の要望に応えるべく、対話技術の枠を伝えることを目的とした本です。
対話の技術や、カウンセリング用語がたくさん出てきます。心理学、カウンセリングを少しかじった私には、とても興味深いのですが、仕事として実践しているわけではないので、この本は、職業とされている方のための実践書と思いました。
自分の知識をもっと奥深く探求し、しごととして携わった時に、もう一度手に取って読みたいと思いました。
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カウンセリングで使う比較的使いやすくて役立つ技法(ソリューションフォーカスどアプローチとか動機づけ面接法とか、認知療法とか)が「人を変える」とか「心を開く」と項目建てて紹介されている本で、技法の活用場面をサラリと整理できる本。でも、この著者の本、内容すごく面白いけど、ビジネス本とか、別の目的で買いそうな人が多くて勝手に心配。
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題名の『人を動かす対話術』ではなく人を心にした方がより良い気がする。
相手の心を開かせ対話を進める為の具体的な方策、テクニックが分かりやすく書かれており、対人関係を構築する上ですぐに役立つ内容。皆様にお勧めします。
【両価的葛藤】
悩み迷うとき、こちらに進むべきか、あちらに進むべきかわからなくなっている。どちらも、それらしくもっともなところがあり、捨てがたい。どちらを選ぶべきかというジレンマ。p114
【よくある悪いパターン】
①相手を責めたり、感情的な言葉を使ったり、相手の人格を否定したり、辱めたりすること。
②理屈や権威や力で説得しようとする、あるいは、こちらの、考えや価値観を押し付けようとすること。
③悪い情報による先入観をもって相手に向かい合う事で中立性や共感性が損なわれること。
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読後、本書を私は何度も繰り返し読んでいきたい、と感じた。 いかに、人を前向きに人生に取り組ませるのか、そのための「対話術」である。
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精神科医でもある著書が描く対話の技術。
様々なアプローチ方法について、俯瞰的な目で書かれています。
非専門家の私にもスッと頭に入ってきて、とてもわかりやすいです。
アプローチによって、得意・不得意があり使い分けるのが大事ですね。
文を読んで「両価性」という言葉が何度も登場しています。
確かに日常で片方に肩入れしてしまっていることは多いなと反省。
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・リフレクティブリスニング
おうむ返し、~ということですね?と言い換えたり、要約する、どういうことですか?どんな気持ちでしたか?とより詳しく話してもらう、もしかして~ではありませんか?と推測を話す
・オープンクエスチョン
・肯定的に反応する
・スケーリングクエスチョン
今、0~100でどの程度ですか?
・中立的な立場にたつ。
どちらかに誘導しようとすると、逆に振れることも。
・メリット、デメリットについて型ってもらう。
・人生で大切にしていること、嫌いなことについて型ってもらう。
・なりたい自分と現実の今の自分とのギャップに自ら気づいてもらう。
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タイトル通りの本。
内容は心理学の知見に基づいおり、実例も多いので大変参考になる。手元に置いて再読したい。
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P114 両価的葛藤、アンビバレンスという言葉は初めて聞いたが、この考え方はわかりやすい。
人が何かで悩む時はどちらを選択するか迷う時であり、どちらにも決められないときである。
図書館で借りたが、買って再読するのもあり。