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綾辻さんの囁きシリーズがあまり好きではないので
館シリーズ以外は敬遠していました。
ただ、評判も良いし、アニメ化だし、文庫だし、と色々重なって読むことに(笑)
一気に読んじゃいました。
ホラーとのことですが、エグくはないので苦手な方も大丈夫だと思います。
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読みやすさは変わらず。ホラーだけどあっさりした読了感。伏線が至るところに張られていて、それが最後に収束する。読中も自分なりに推理しながら進めたのにも関わらず、結果は大はずれ。しかもそれが、出し惜しみなく敷かれた伏線を丁寧に追うと、分かったかもしれないと思わせるところがまた憎いと思った。アニメ化が楽しみ。
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この1月からアニメもスタートする「Another」。
原作小説の上巻に続いて、下巻も一気に読んでしまった。
下巻は話の本筋に対する対処策が進んでいく。
ネタバレになってしまうので、細かく書けないのだけれども、
「現象」をそのまま、そういうものとして扱っているので
その辺りの解釈的なものがあれば、もっと良かったんじゃないかと。
作中に感じた「なぜ?」の部分が全て回収されたかといえば
結構、残っている感じも受けるので、続編的なものも
お願いしたい感じ。
とはいえ、「小説」ならではのトリック?も楽しめ、
ある意味で、今後のアニメと実写映画、どうするんだろう?と
期待(心配?)してしまう。
2周目を読めばもうちょっと、違ったところに気づけるのかも
しれない。
ちょっとだけ青春小説っぽい部分もあったり。
ちなみにラスト近くで、人が一気に死にだすので、アニメではきっと水島努監督が派手にやるんだろうなぁと。地上波で放送できるんだろうか? 変な規制だらけの絵になりそう。
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最初はキャラや設定を覚えるためにゆっくり読み始めました。
ジャンルとしてはホラーなのですが、日常のシーンでは皆中学生らしくてときめき。青春だなぁ
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2011/12/30読了。まずまずだったけどやっぱ館シリーズのが面白い。綾辻行人は文章に重みを感じないからホラーはあまりこないなぁ。六番目の小夜子とかローゼンメイデンを見てたってのはなんか面白かった。
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鳴ちゃん最強ヒロインじゃないですか。ホラーだから謎解きはいらないけど、鳴の能力ってそんなに必要なものかなぁ?眼帯少女という点では良いです。
綾辻ホラーに一貫して出て来る〇〇さんの名前が出たので、ちょっと期待したのですが、それ以上はなにもなかったのが個人的にちょっと残念でした。
上巻よりも展開が早く読みやすかったです。
死者は最初から違和感を感じていたあの人だったのでなんとも言えなかったのですが。
根本的な解決にはなっていないので、呪いはこのまままだ続くんだなぁという印象。鳴ちゃんに死者を見破ってもらえばいいけど。
最後は帳尻合わせの感が否めない感じがしましたが。実写化できる話というのはこれくらいなのかなぁとか思いました。
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うーん、やっぱり気持ちよく騙されてしまった。
突飛な設定の中に、しっかりと本格要素を織り込んであり、久々とは思えぬ綾辻ワールドを十分に堪能させていただきました。
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ややネタバレあり
面白かった。榊原と鳴のコンビは嫌いじゃないので、著者後書きで仄めかしていた、シリーズ化やスピンオフがされる可能性にも期待してる。最後の最後に犠牲者にされてしまう内の一人のAさんは、読み始めはメインの一人になるのかと認識・期待していたが、作中特に掘り下げられることもなく、しかも感じ悪いようなキャラ付けをされたまま?、悲惨な死を遂げるということで、なんだか不憫に思えた。
街を離れれば呪いからは解放されるということだったので、自分が関係者に含まれていたならば、三人くらいが普通じゃない死に方した時点で脱出するかもなぁ。抗えない上、無作為なのは怖いよなぁ
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ミステリーじゃないけどミステリアスで、ホラーにしてホラー。解決はしたけどそれはあまりにも取り返しがつかなくて、それは手遅れで、たくさんの人が死んで、根本的な解決には至らず、”現象”はこれからも続く……。
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「死者は誰」
本格ミステリで有名な綾辻先生のホラーミステリーです。
綾辻行人先生の作品は「十角館の殺人」をはじめとする館シリーズでお馴染みですが、名前や文章トリックのような読者を騙すメタなトリックが非常に上手な作家さんです。
本著もそれに漏れずメタなトリックとホラーな雰囲気で最初から最後まで楽しめます。
さて、以下本編のレビュー(※重大なネタバレを含む)
納得できない点は「伏線回収ができていないこと」
主人公の名前が榊原で、有名な殺人犯「酒鬼薔薇聖斗」を意識していることはよくわかりますが、そこは「さ・か・き・ば・ら・くん」なんて伏線を張るほど本編に関係なかったという印象を受けました。
まあ、ここまでは重要じゃないですが
「3人のみさき」
これは正直最後まで納得のいく理由がなかったので残念でした。Anotherというタイトルから連想されること。26年前の「みさき」と現代のみさき(見崎鳴)はさしたる関係性もない。
そして藤岡未咲、鳴の双子ですが特に3年3組の呪いと関係ないときたらここまで伏線はって引っ張ったのに物足りないというのが正直な感想です。
しかし、それを差し引いても十分楽しめました。
特に三神先生=怜子さんは最後まで見抜けなかったので悔しかったです。
教員も3年3組の一員であることから、三神先生が<もう一人>つまり死者であるという結論までは辿り着くことは可能でした。
しかし、どうしてもそこで思考が停止してしまいます。
怜子さんは3年3組の構成員ではないから、二等親故に被害者にはなれど<もう一人>である可能性は排除して考えていたのですが、見事に裏切られました。
ヒントはあったのに気づけなかったのは正直悔しいですね。
やはり綾辻先生の作品は最後の最後にメタな覆しがあるので本当に楽しめます。
しかしこれ、三神先生=怜子さんの構図をアニメ化でどうやって解決するんだろう?
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とても綾辻行人らしいというのが感想。学園ホラーというジャンルでのふれこみだったので、同じ作者のホラー小説「殺人鬼」を想定して身構えましたが、どちらかというとミステリよりかなと思いました。
文章の読みやすさ、(やや強引なまでに)続きを気にさせる展開は安定で、最後まで一気に読めます。
これが好きな人はやはり同じ作者の「霧超邸殺人事件」も好きだと思う。うん、面白かった。
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期待もしていなくて、結末は予想に反せず・・・という感じ。
いちおうはホラー?
え、ホラーかなぁ?と考えてしまうような代物。
軽い読み物、非推理物として読むなら問題ないかなと。
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下巻になったら一気に面白くなった。
あくまでホラー小説なので、ミステリーのように犯人が誰とか推理する事にあまり意味がない。
誰が犯人か最後にわかると無性に違和感があるんだが‥でももう一度はじめから読み返すとうまくできている。
とにかく犯人わかったら最初から読み返したくなる。
でもなぁ、オカルトの世界を受け付けない人はこの話はダメでしょう。
この間深夜2時頃からアニメでこの話やってたが、そんな時間にこんな怖い話やるなよー(でも背景とかむちゃくちゃ奇麗でカッチリした作画クォリティにびびった)
ただ見た感じでは原作と違う結末に進む気配を感じるので、アニメ版も毎週面白そう。深夜2時というのも丁度寝る前に見やすいし。
豆知識:この筆者の奥さんが十二国記や屍鬼で有名なあの小野不由美だった。超サスペンス夫婦じゃないか
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昨日、上巻を読み終えて、続きが気になって気になって、一気読みしてしまった。こんなに引き込まれたのは久しぶりではないかな。
とにかくおもしろい。
ジャンル的にミステリというよりはホラーに近いと思うんだけど、人形が出てくることによって、どこか甘美な世界があり…。
伏線の張り方も強引でもなく、でも…(ここはあまり書くとネタバレになりそうなので割愛します)。
内容自体も、あり得ないけど、もしかしたら…と、どこか思わせる題材なので、あまり本を普段読まない人でもサラサラっと読めるのではないかと。ただ、結構生々しいシーンが多いので、そういうのが苦手な方にはオススメできません。
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文字でのみ許される騙し。
そんな感じです。
後半は急だなぁと感じる部分もありました…
個人的にはゆっくりの展開希望でした。
でもまぁ一気に読んだね。