紙の本
先が気になり一気読みしたい。
2020/06/27 22:03
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投稿者:タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る
7歳の少女に江戸文化文政期の人形氏泉目吉が転生。目吉は、その少女の中に宿りながら、さまざまな事件を解決してゆくという…ホラー、サスペンス物語シリーズの第一作。江戸文化好きゆえに手に取って、期待以上の面白さに満足。本作は、目吉が転生した成り行きみたいなものがメインですが、シリーズは5作目まであって、一気に読んでしまいたくなりました。すぐに2作目『ドールズ 闇から覗く顔』を入手しました。
紙の本
ホラーミステリ
2016/01/23 00:01
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投稿者:tan - この投稿者のレビュー一覧を見る
7歳の少女が交通事故にあって昏睡状態。しかし夜な夜な出歩いている形跡がある。タバコを吸ってるシーンはある意味ショッキング。でもね。読んでいくと憎めなくなるんですよ。
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推理小説なんてめったに読まない私を夢中にさせてくれました。題材がとても面白い。
お人形、前世、見世物。
これらの単語に引っかかる人は
絶対ツボるはずです!他にも、
「遇人館の殺人」はお勧め。
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ミステリというよりはホラーの方が近いのかも。
交通事故を機に少女の中の「何者か」が目覚め、その正体や原因を探っていく。
というのが本筋だが、少女の周囲の人たちの「何者か」への複雑な思いや、目覚めたら現代だった「何者か」の恐怖心が丁寧に描かれていて、人間ドラマとしても楽しめる一冊。
最後は思わずにんまりしてしまう大団円なのも嬉しい。
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可もなく不可もなく。笑 めちゃくちゃ優等生的で悪いところは特になかったけれど、特に秀でた点もあまりないかなぁ…という感じです。カバー見てホラーかと思って買ってみたのですが、幽霊が可愛くて(笑)こんなに憎めない幽霊は初めてでした。終わり方はちょっとご都合主義っぽいけど、まあ後味も良く。値段分は元とれたんじゃないでしょうか。笑
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ホラーミステリ、になるのかな。8歳の少女の中に潜むのは誰なのか…。ハラハラドキドキしながら読むはずが、3巻目(闇から招く声)から読んでしまったので、答えを知ってました(苦笑)。シリーズ物は、ちゃんと1作目から読みましょう。
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7歳の女の子・月岡怜が交通事故に遭ったことで表面化した、
彼女の身に起こった異変。
憑き物か甦りか。
怜の中にいるのは誰なのか。
そして事故を起こした犯人は――。
シリーズ第1弾。
中の人との出会いと正体を突き止めるまでが中心なので、
続編とはちょっと違う感じですね。
ホラーチックだけど、やっぱり謎解き要素が多いかな。
あと熊本の「生き人形」の描写は、やはり実物や映像を見ていないと
納得しづらいところがあるかもしれません。
(BSの特集、再放送してくれないかなぁ…)
というか、著者の目の付けどころに脱帽。
【収録内容】
プロローグ
怜
虚
怪
転
解
訪
変
エピローグ
<解説>小池真理子
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初めて読んだ高橋作品。
分類はホラー小説。
7歳の少女に起きた奇妙な現象。
困惑する家族・医者・そしてついにその正体が明らかに・・・
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最初は借りて読みました。
表紙からして、「ホラー!?ホラー苦手・・・」と思ったのだけれど、強力プッシュに負けて読んでみたら、なにこれ!?ものすっごいおもしろい!!
「よみがえり」がテーマなんで、ある意味オカルトちっくではあるものの、しっかりミステリーだったりもして。
よみがえった本人も記憶喪失だし、まわりの人間も当然わからない。
少しずつ少しずつ、手探りで正体をさぐっていくのおっかなびっくり感が楽しめます。
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ドールズシリーズ第1作。
謎を読み解いていくのが楽しい本。少女の外見と口調のギャップがかわいらしくもあり、怖くもあります。
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ホラー?ミステリー?
昔読んで面白かった記憶があり最近古本屋で購入。江戸時代に興味ある人とかでも面白いかも。少しぞくっと。少ししんみり。(松澤)
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友人に勧められて読みましたが、すっごい恐い!すっごい面白い!という感じでした。ホラーはホラーなんですが、先が気になるのでどんどん読んでしまう。絶妙です。「泉目吉」という人物の名前が出てくるまでがすごい。女の子が煙草すってる姿とかは、実際とても恐いと思います。
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もう何度読んだか分からないです。
作品としてうんぬんは置いておいて。
目吉センセーがサイコーなんです!!
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大雪に見舞われた盛岡で7歳の少女がひき逃げに遭った。彼女は喫茶店「ドールズ」月岡真司の娘・怜。彼女は言葉を失い、自律神経失調症と判断される一方で、動脈硬化の疑いがあった。異常までに人形に感心を示し、喫煙をするなど7歳の少女にはありえない行動が現れる。やがて甥の恒一郎は怜のその異常な行動の真実を知り愕然とする。
個人的にこの大団円はとても好き。ホラーというよりファンタジーって感じかな。
布石は確かにホラーじみてるが、最後まで読むとほんわかする。
事故の解明もきっちりされてるので満足。
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ホラー作品のような実はそうでもないような。
舞台は岩手県の盛岡。
ある雪の夜、七歳の少女がひき逃げにあいあわれ入院という憂き目に。
少女・月岡怜はその後、事故の後遺症なのか話すことをしなくなり、
次々奇妙な行動をとるように……。
高橋克彦さんのドールズシリーズ第一弾。
ずっと言葉を封じていた少女が作中において発するその第一声が「異質への恐怖」を誘います。