投稿元:
レビューを見る
天才奇跡調査官の二人が吸血鬼の謎に迫る。今回の謎は、細かな部分はともかく、何となく予想がつく内容であった。この著者は冒頭の変化をつけて引き込むのがうまいと感じる。1巻、2巻だったかは、同じような始まりで、4巻はドキッとする始まり、今回は奇跡調査の枠ではなく、どういうわけか巻き込まれる。
毎回のことではあるが、最後の最後で一気に謎が、解けていくのはちょっと後半に持ってきすぎではという印象があるが、楽しくよめた。
投稿元:
レビューを見る
今迄で一番話の展開が遅いなあ。
吸血鬼論は読み飛ばすところが多々あり。
幻覚の類でまるっと解決☆って、それでいいのかー
投稿元:
レビューを見る
カソリック司祭である2人の英国国教会勢力圏での活動が不自由である点をもっと浮き彫りにできてたらもう少し面白かったかな。
吸血鬼もなんだか情けない結末だったし、英国階級社会で味な脇役になることが多い執事役も魅力なし。
投稿元:
レビューを見る
さて、今回はいつもにましてウンチクが多かったせいか、時間がかかってしまいました。
吸血鬼がメインでしたが、実際は吸血鬼のウンチクが主軸でした。
結局いつも通り、最後は曖昧でしたがエルトン伯爵とシャルロットが大人達の思惑も関係ないと幸せになれればと思います。
しかし最後の最後でジュリア司祭が登場するとは思っていませんでした。こうも立て続け登場させるなんて少しジュリア司祭の安売りしているような気がしてなりません。
彼以外に強敵になりうる人物が登場するからか? なんて考えてしまいましたが、これはアレですね。シャーロックホーズでいうところのモリアーティー教授のような扱いになっていくってことですよね。
頭脳系の二人がどう戦い抜いていくのか想像できません。
ますます盛り上がっていく物語りに心躍ります。
ところで、少数の方ですがBL好きの受けを狙っているとか書かれていますが、私はそうは思いません。今回も二人の神父は大変仲が良かったですが、同性間の友情でしょう。
どちらかといえば兄弟のようでほほえましく思えます。このシリーズが好きなのでうがった見方をせずにこのシリーズを読んでもらいたいです。
BL受けを狙った小説は読みたくないという人は、絶対に損してます。読者の勘違いで作家はそれを狙ってはいない小説も多いです。このシリーズは後者でしょう。ロベルトも弟のように思っていると表現していますし。
投稿元:
レビューを見る
購入。
このシリーズって種明かしが割とトンデモのことが多い気がする
まあそういうのもありえるかも、って設定ではあるけども。
投稿元:
レビューを見る
本格的にオカルトチックになってきました!
吸血鬼と英国は会うねー
東洋人の憧れがよく表されている。全く違う原理で動く社会とか。
しかし、情報を整理できるものが勝つ、というのがよくわかった。
投稿元:
レビューを見る
シリーズ5冊目。ネタバレしますよ。
今回は吸血鬼ネタなので奇跡調査とはちょっと違いますが、一般的にもよく知られているネタなので、より一層マニアックにケルトとの繋がりも含めて。
表紙はアダルバードだと思うのだけど「長くてカールした髪」というとウェーブした感じを思い浮かべてしまったので、一瞬おや?と思った。そうか、カールか。
ブロア家まで義歯だったのはちょっと萎える(苦笑)。無理にでも遺伝に組み込むとか、いっそさりげなく毎晩イーノスがやすってるとかにしてくれても良かった(笑)。リミッター解除で壁のぼれるのも結構無理矢理かなと思ったけど、海外の石とかレンガとか土の壁ならアリなのかと納得した。
エルトンはシャルロットと幸せになってくれればいいと思うのだけど、銀行立ち上げもあるし、心機一転平穏無事にとはやはりいかないのだろうか。あ、やっぱりジュリアは継続なんですね。ですよね。
バチカンシリーズの敵地謎解きは、オカルティックな雰囲気から突然ダンジョン攻略みたいな雰囲気になるのがちょっと微笑ましい。登山姿の平賀は想像して笑ってしまった。
投稿元:
レビューを見る
吸血鬼!わくわく!!
奇跡調査というわけではなく
偶然立ち寄った町、というのがなんだか良いです!
英国といえば貴族と吸血鬼、その辺りがとてもツボです
一巻で平賀さんの喋ってる英語がわからなかったのが
そんなにも悔しかったのかすっかり英語ペラペラになった
ロベルトさんがカワイイです
それにしても平賀さんはへんな人に気に入られる人ですね^^
投稿元:
レビューを見る
吸血鬼ネタキター!!
今回は奇跡調査ではなく、偶然巻き込まれた吸血鬼事件の調査。
吸血鬼やケルトに関するウンチクが盛りだくさん。英国なのでカソリックはアウェーです。
終盤は「そうだったのかー!」の連続。
吸血鬼の正体については「え…」とちょっと呆然としてしまった。吸血鬼ファンとしては、これまで奇跡を科学で解明されてしまった各地の教会の方々の心境ってこんな感じだったのかなーなんて思いました。
それにしても、平賀まじヒロイン。匂わせBLと言われても仕方ないね(笑)
投稿元:
レビューを見る
ふいに始まった奇跡調査。漠然とした終わり方だった。
ロベルトと平賀はいつも会話をしているようで、してない気がするのは何故なのか。
投稿元:
レビューを見る
結局肝心要の吸血鬼の謎が解けていないのがちょっと…。続きを出すフラグなんだろうがどうも結構伸びていきそうな予感である。今後のライバルになりそうなキャラクターがここ数巻で急に増えてきたのである。前作の催眠術やらなんやらとか今回の例の人とか。
ただ、今のところすべてのトリックに何らかの科学的裏付けを用意してるあたりこの作者はすごいと思う。
今回の彼のトリックを今後どううまくまとめるかの下記になる小説である。
投稿元:
レビューを見る
吸血鬼の村の話。謎が謎なだけに最後が呆気ないようなところは少し相変わらずかな。怪しいひとたちの計画が着々と進んでいるようなので、計画がわかるときが楽しみです。
投稿元:
レビューを見る
トリックも蘊蓄も面白いんだが、所々う〜んってなるんだよな…。
プロット通りに淡々と話が進みすぎるからかもしれない。平賀とか特に、「そうですね」って簡単に納得しすぎ。謎解きも含めて最初から最後までおんなじテンションなので、盛り上がりに欠ける感じが否めない。これは仕方ないのかもしれないが、祈りの言葉等、引用が必要以上に長いのも冗長だ。ストーカーの手記を丸々繰り返す意味って。
平賀もロベルトも、時々すごい強気でびっくりする。人物像が安定しないのも気持ち悪いんだよなあ。
投稿元:
レビューを見る
英国での奇跡調査からの帰り、ホールデングスという田舎町に滞在することになった平賀とロベルト。ファイロン公爵領であるその町には、黒髪に赤い瞳の、美貌の吸血鬼の噂が流れていた。実際にロベルトは、血を吸われて死んだ女性が息を吹き返した現場に遭遇する。屍体は伝説通り、吸血鬼となって蘇ったのか。さらに町では、吸血鬼に襲われた人間が次々と現れて…!?『屍者の王』の謎に2人が挑む
投稿元:
レビューを見る
バチカンの平賀とロベルト、二人の神父が、世界中から報告される奇跡を調査するシリーズ。
吸血鬼伝説に挑む!