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英国での奇跡調査からの帰り、ホールデングスという田舎町に滞在することになった平賀とロベルト。ファイロン公爵領であるその町には、黒髪に赤い瞳の、美貌の吸血鬼の噂が流れていた。実際にロベルトは、血を吸われて死んだ女性が息を吹き返した現場に遭遇する。屍体は伝説通り、吸血鬼となって蘇ったのか。さらに町では、吸血鬼に襲われた人間が次々と現れて…!?『屍者の王』の謎に2人が挑む、天才神父コンビの事件簿、第5弾。
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バチカン奇跡調査官5作目。
吸血鬼にまつわるうんちくやケルト神話が興味深くて面白かった。毎度危機一髪の大脱出があるのもドキドキして楽しい。
バチカンの神父の威厳が通用しないイギリスでの調査に苦戦する2人。キリスト教はキリスト教でも色々あるんだな。雑貨店の主人から情報を得るために必要のない高価な物まで買ったりする平賀がなんか可愛かった。
吸血鬼の真相はちょっとトンデモだったけど、このシリーズは真相の解明はもはやおまけのようなものだと思っている。各巻で登場した重要人物たちが、今後どう物語に絡んでくるのかが楽しみです。
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読書録「バチカン奇跡調査官血と薔薇と十字架」4
著者 藤木稟
出版 角川書店
p151より引用
“ 一応のところ、現代の生物学では、代謝
に代表される、自己の維持、増殖、自己と外
界との隔離など、さまざまな現象の連続性を
もって生命とする場合が多い。
しかし実のところ、これらの定義を崩すよ
うな、死とも生とも判断できない、物質とも
生物とも言えぬような中間のものも存在して
いるのが現実なのである。”
目次から抜粋引用
“嵐の夜の悪夢
吸血鬼の証人たち
貴人の到来
異世界の杯
蘇った乙女”
天才神父コンビを主人公とした、長編ミス
テリー小説。
英国である奇跡調査に携わった、主人公・
平賀とロベルト。バチカンへの帰り道に、空
港へ向かう途中で車が嵐に巻き込まれ…。
上記の引用は、心霊学者と主人公・平賀と
の生命についてのやりとりでの中の一節。
生きているのか死んでいるのかわからない、
なんとも不思議な状態の物もあるものですね。
そのものずばり、「生物と無生物のあいだ」
という福岡伸一氏の著作があったような気が
します。
今回のテーマは不死の王、吸血鬼と、オカ
ルトとホラーの王道中の王道となっています。
ホラーに興味の少ない人でも、吸血鬼につい
てなら知っていることも多いでしょうから、
面白く読める一冊ではないかと思います。
ーーーーー
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図書館で借りた本。
イギリスでの奇跡調査の帰り道、道に迷って偶然たどり着いた小さな町。ここには吸血鬼の伝説が残っており、吸血鬼に襲われて死んだ女性が動き出そうとするところを、親族などの手によって二度と動けないように首を切り落とすところを目撃したロベルトと平賀。たくさんの吸血鬼の目撃証言、被害者を目の当たりにしながら、この謎を解く。
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今回は吸血鬼についての調査。吸血鬼と聞いてものすごくワクワクしながら読み進めていったけれど、謎が科学的に解明されるとがっくり。それがロベルトと平賀の仕事なんだけれど…どこかで今度こそ奇跡!?って期待してしまいます(笑)それにしても、平賀を助けに行くロベルトかっこいい…。話の最後にはジュリア司祭の文字がちらっと。次回はどうなるんでしょうか。
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バチカン奇跡調査官シリーズ第5弾。
吸血鬼キタ──!!
今回は奇跡調査の帰り道に事故で足止めを食らった結果の調査。
舞台となっているイギリスのホールデングスの町は
吸血鬼がいることを認めていて、公認の秘密になっている。
しかし、イギリス国教会が主流の町でバチカンの神父は嫌われている。
二人は目立たないように、別行動で調査を開始することに。
いつものようにスロースタートで、後半のドタバタ劇って流れだけど
吸血鬼やイギリス国教会の歴史に、紋章の蘊蓄や貴族の話に、
ロベルトが調べていた古書稀少本などもワクワクしました。
そして町を出る時の一瞬の描写がいい!ここが一番興奮したかもぉ。
最後の最後に、奴がまた関わっていた!
近いうちに鉢合わせしそうだなぁ~・・・
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吸血鬼が題材。
今回は巻き込まれ型だが、冒頭、ラスト共々二人の強運っぷりが伺える。
最後のオチが珍しく、どっちつかずであった。
(例の人物が関わっている事により ロベルトはその人物か疑っていたという事は変装等しているのだろうか??)
作中でいくつか紹介される吸血による事件がまた生々しい。。。
古書といい、それらの部分はフィクションなのか事実なのか、どちらなのだろう。。。
それにしても毎回聖職者が死ぬな。。。
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バチカン奇跡調査官シリーズ第5弾
プロローグ 顕れた血の遣い Messenger of blood appeared
第一章 嵐の夜の悪夢 The nighmare of a stormy night
第二章 吸血鬼ブラム・ストーカー Bram Stoker
第三章 吸血鬼の証人たち Wiyness of the vampire
第四章 屍王は脚の速きもの The swift(king of dead)
第五章 貴人の到来 The noble visited
第六章 異世界の杯 Otherworldly Holy Grail
第七章 パーティの夜の惨事 Disaster of the party
第八章 蘇った乙女 Reborn virgin
エピローグ 薔薇の血脈 Lineage of rose
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2017.9.23
ワクワク感はいつもより少なかった。
なんかきゅうけつきについてただ語ってるだけみたいだった
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吸血鬼・ヴァンパイアものが大好きな私には、
とっても楽しめた作品です。
オチというかトリックは笑ってしまうんですが、
最後のジュリアンにはワクワクします。
イギリス国教会に関しては、いまいち理解ができてなかったのですが、
小説とはいえそういう考えもあるのかと発見になりました。
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面白かった!
ラスト数ページで謎が解明されるの楽しいです。ラストの脱出劇がドキドキでした。
吸血鬼がテーマということで、それに関する話が沢山出てきたことも個人的に楽しめました。
最後まさかあの人が出てくるとは思わず、ますます続きが楽しみになりました。
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実は2人(2組)いた吸血鬼の片方は狂信的な殺人者、もう片方は遺伝疾患による好血症ということ?しかし「未知の遺伝病」とか出してしまえばなんでもアリになるような気がしないでもないです。
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嗜血とか、ゾッとするなぁ。
外界と隔たれた小さな田舎町とは、前時代が根深く残るような町になりやすいのだろうか。
八咫烏シリーズ「玉依姫」と似たような町の佇まい。
あっ、登場人物はバチカンの神父たちだけど、作者は日本人でしたね!!(時々、翻訳ものを読んでいるような気になる。文章力の問題か?)
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妹より。
何だかんだで一気読み。読み始めた時は、一体私はどんだけ昔の話を読んでいるのかと(中世?)思ったけど、最後にはちゃんと科学的に証明されたようで、ほっと。でも、やっぱり不死とかある!?(笑)ちょっと怖かったけど、楽しく読了。
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イギリスの田舎町と吸血鬼伝承。今までとは違う切り口、そして様々な吸血鬼知識がたっぷりで読みどころの多い話だった。毎回、終わり方ありきのストーリー構成という感じでツッコミどころも多いけど、それも込みで面白いシリーズかなと思う。