もう少し臨場感や迫力がほしい。
2015/11/08 17:51
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投稿者:紗螺 - この投稿者のレビュー一覧を見る
山の診療所がテーマ。山でなくなる命を何とか減らしたくて山にも診療所をつくろうとる山小屋の主の奔走から始まり、実際にそこの医療に携わるようになった医師の姿を描く。
こういう活動は実際には素晴らしいことだと思うが、小説にされると妙に軽くなってしまうところがある。作者の力量にもよるのだろうが、この小説もあまり充分とはいえなかった。医師の葛藤や大病院とはちがう場所で手術する試練は描かれているけど、迫力が足りない印象を受けた。
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今やってるドラマの原作かと思ったら、原作というより『原案』という感じだった。
ドラマのノベライズとかやればいいのに……と思ったのは私だけ?
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三代にわたって描かれる山のドラマ。
どうしようもない頼りない若い医者が変わっていく様が
格好良くて、そして泣けた。
最後の話はあまりに哀しくてちょっと読むのが辛かった。
ドラマのフィクションということだけど、そういう設定、イヤだな。
向井理だと、格好良いなぁ~で終わっちゃいそうなので、
ドラマは見ないことにした。
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ドラマは2話までしか見てませんが、あの診療所はこうして出来たのか・・・!
第1話に繋がるストーリーが語られ、ドラマをより楽しむには良さそう。
山を甘く見てはいけませんね。
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何世代にもわたる山岳診療所に携わる医師の話。
やはりどんな高度な危機で治してもらってもそこに医師の心がなければ、患者さんはさみしく思うのかもしれない。逆もしかり。結局医師という立場は、心を癒すことを大前提とした人間なのだろう。一生懸命向き合って、助かって欲しいと思う。生きていて幸せだったなと思ってもらいたい。そのために私は精一杯寄り添う医師になりたい。出来るだけたくさん会いに行こう。はやく働きたいな。勉強しよう。これから出会う人々に失礼にならないように。
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TVドラマの脚本を小説にしたものです。
実在する人物を元に登山者に対する救命医療を題材にしています。以下抜粋
「山を嫌いにならないで欲しい」
山をナメてもらっては困る(怒
危険があると分かっていながら登る奴が悪い?
誰にでも登山する権利はあるはず!
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ドラマを見ている。もう終盤というところで、フィクションであることにきがついて、原作を読んでみる。
ドラマでは、原作?原案?から時が流れている。新人がベテランになり、根本的な問題は未解決のまま、ドラマでは、どのようなかいけつになるのか?こちらを最後まで読んで、ドラマの終盤を迎えよう。
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ドラマの第1話より手前のエピソードがメイン。ドラマのプロローグだと思って読むべき。完全に好きな俳優に肩入れした意見になるが、ドラマの方が、治療シーンの緊張感や感情の臨場感や風景の雄大さを感じられて格段に良い。やっぱり、私は先に映像を見ると、原作に良い感想をなかなか持てないみたいだ。(もしくは、今回の場合はキャストの影響が大きいのかも?)本書の話も感動的ではある。
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ドラマの脚本をもとに書き下ろされたオリジナルストーリー。
山の診療所にかかわった主な医師のストーリーを並べた、といったらいいのか。
「小説」としては、「切って張った」印象。
それぞれのストーリーを短編小説としてみても、ちょっと読み応えがなかったな。
とはいえ、
登山をする私にとっては、
どれも、いつか自分の身に起こるかもしれない物語。
けして他人事ではないお話であるだけに、真剣に読みました。
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原作と思って読んだのに、ノベライズに近かった。
モデルになった山岳医療に関わる医師の解説は
読む価値があると思います。
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ドラマの脚本の書き下ろしなので仕方がないか。山の診療所が出来た経緯と、そこに携わる都会から来た医者と現地の人。山を甘く見てはいけないというのもその通りだし、いくら発展した現代医療をもってしても山では何が起こるかわからない。絶対無理だけど、大学病院での過程で山や過疎地、島嶼部での医療経験を積ませればいいと思った。
医療ドラマだったので、観れば良かったかなとか思った。
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ドラマの小説化か。道理で短い。遭難者の死亡を少しでも減らそうと山荘に医師常勤の診療所を設けようとする山男。来た医者は大学病院変り種らしい医局員。
面白いのはこの変り種が何をどうしたか教授になって医局員を毎年送り込む。大学病院で診療マシンとなりつつある医者たちが、国境なき医師団の医師のイメージ並に逞しく、人間に戻っていくのが、実話を元にした話とはいえ真実なら素晴らしい。
ちらっと、ツアー登山の弊害に触れている。診療所が忙しい大きな要因だろうからもっと突っ込んでくれても良かった。
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翌月に結婚を控えた青年の死。
ーここに、医者がいてくれたら…
その思いから東京に向かい、山の診療所開設に奔走する小山。
全く成果のないまま稜ケ岳山荘に戻る途中での一人の医師との出会い、それがはじまりだった。
脚本をもとに書き下ろしたオリジナルストーリー。
どのように診療所が開設されたのか、各世代の医師たちがどのように診療所を継続してきたのか。
ドラマでは描かれなかったストーリーを知れて良かったです。
ドラマ化に寄せての臼杵さんの言葉にありましたが、こうして知ることが「医師不足、看護師不足の現場に医療従事者を呼び戻す原動力」に結びつくといいですね。
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TVドラマをベースにした書き下ろし。主にTVドラマ以前のストーりが描かれますが、特に著者らしい味わいもなく。ドラマの前に読んでたら、また印象が違ったのかもしれません。
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標高2500mの北アルプスの山小屋、夏の繁忙期のは、多くの人が訪れる、そして、山での事故も数多くおこり、命を落とす人がいる。山小屋で働く小山は、「山で亡くなる人をみたくない」という思いで、ベテラン医師の協力のもと、山の診療所を開く。その診療所に、ボランティアで来たのは、大学病院のエリート新人外科医。山という場所で、設備も、薬も時間も限られたなかで、あらためて「医療とは」「命とは」をリアルに突きつけられる。悩み成長する物語。
向井くんで、ドラマ化されてる、確かにイメージあるある。