まぁ、通例的な一書として。
2019/11/09 13:05
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:岩波文庫愛好家 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ズバリ、冒頭にある35問の認知特性テストをやって、結果診断をしたいが為に購入したようなものでした。家族の者に試してみたいと思います。
全般的には、これらの特性の解説が中心なので、タイトル通りです。ただ、それ以上はありません。
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人には認知特性があり、視覚優位者、言語優位者、聴覚優位者の3タイプに分類される。それぞれが更に2タイプに区分され、合計6つのタイプがある。特性が違う人は、同じものを見たり、聞いたりしても捉える能力が違うため、違ったように解釈してしまう。自分の特性にあった人生を選択することが大切だとのこと。また6つのうち複数の特性を併せ持つことで世界が広がるらしい。35個の質問からなる認知特性によれば、私は視覚優位者(カメラアイタイプ)で、娘は視覚優位者(3次元映像タイプ)と言語優位者(言語映像タイプ)の2つを併せ持つらしい。少なくとも、私が言語優位者でもなく、聴覚優位者でも無いことはあたってそう。
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完全なる視覚優先型。なぜ私は本を読んでいるんだろう(笑)というほど言語系がダメぽ。
あまりに予想通り過ぎて、自分のことが書いてあるだけで、面白くなかった(笑)というほど、私の能力が偏っているということですね。ははー。
自分ってどんなだろう?というバランスのよい方は、目からうろこかもしれません。でもそれ以上に相手との関係に便利かも。
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これは斜め読みなので、ほんと、掻い摘んでしかわかりません。
まぁ想像に難くなかったんですけど、
わたしは「視覚」を通して物事を捉えております。なので「視覚」の2つの能力は高かった。
ちょっと意外だったのが、視覚よりも言葉を抽象的に捉えるのが1番高かったことかしら。
もう一個の言語能力はそこまで高くなかったんだけど。
びびったのは「聴覚」から認識する能力が、一ケタ台。ずば抜けて低い。
まぁ、これもうなずけるわな。
だってわたし、耳鳴りするほどの静寂が好きなんだもの。
別に音楽流れててもいいけど、音楽によってのインスピレーションとか全然ない。
でも、ちょっと困るなっていうのが、
自分にとって騒音でしかないような人の言葉とか聞いてると、耳元でぅわんぅわんがなり立ててるような感じしかしなくて、相手が何言ってんだか聞くの拒否しちゃったり、大勢の人が話してると、その聞分けがよくできなくなることがあるのは、
聴力が衰えてるのかもしれない。
もっと聞くこと、大事にしてみよ。
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なぜ一人ひとり理解の仕方が異なるのか・・・それは人それぞれ認知特性が異なるからだ、というのがこの本の大きなテーマ。
認知特性には視覚と言語、聴覚の3つがあり、それぞれはさらに2つの特性に分かれるので合計6つの特性がある。
別に視覚が優れているからいいとか悪い、言語ならいいとか悪いという話ではなく、人それぞれ高い認知特性が異なるため、その違いを理解しましょうということ。
例えば、教師という職業があります。
この教師という職業は言語特性が高いため、視覚特性や聴覚特性が高い生徒には理解できないという。
これには自分もすごく納得しました。
これを読んで視覚や言語、聴覚のそれぞれの特性の違いを意識して
人と接しようと思いました。
人とのコミュニケーション上、
相手に自分の話の内容が理解されにくい人にオススメです!
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タイトルがちょと恥ずかしいんだけど、要は自分の「認知特性」が分かる本。視覚、言語、聴覚、とあって私はやはり「言語」。とくに映像⇔言語の返還が得意らしくて意識してなかったけど、だから映画より小説の方が物語に引きこまれるのか、と納得。ちょっとした言葉からも映像のイメージが膨らみ過ぎてしまうのもこの特性に起因するのかも。この手のテストが好きでつい試すけど、(ストレングスファインダーとか)まあみな一理ある。
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昔、地図が読めない女と話の聞かない男などの、脳の違いの本が流行ったことがあったが、この本は一歩進めて脳の認知特性(得意、不得意)から、いろいろなことがわかるとしている。
認知特性の区分けとしては、視覚優位者(2次元、3次元)、言語優位者(映像化、図式化)、聴覚優位者(耳から入れて情報処理、音楽的イメージとして処理)の3×2=6パターンで分けて考えている。
内容としては、簡単に6パターンに分かれるテストや、能力のベースである感覚や認知特性の説明、能力と認知特性の関連性、認知特性にあわせた社会での適応力、得意な能力ののばし方などの5章構成である。
学校の勉強やテストはどうしても言語能力に頼っていたり、IQだけが人間の能力を全てあらわすものではないとは思うが、お互いの認知特性をを認め合うことで人間関係を築くことは重要であると思う。
改めて思うのは、自分の視野や考え方を自明のものとして、人に強制するのはまちがっているということだという事だ。
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人にはそれぞれ「認知特性」があり、それを把握していると自分自身を理化するためにもいいし、相手の理解にもつながりますよという話。
もちろん人間なので、××型というのにぴったり当てはまることはないけど、なるほどなと思えることはいっぱいあった。
ちなみに自分のことは、分かったけど、わが子のことはイマイチよく分からなった。私が子供のことを見えてないのか、ある程度思考力が付いてくる頃(中学生くらい?)じゃないと分かりにくいのか。
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■Keywords:認知特性
■認知特性の3つのタイプ
A 視覚優位者:「見た情報」を処理するのが得意
B 言語優位者:「読んだ情報」を処理するのが得意
C 聴覚優位者:「聞いた情報」を処理するのが得意
■さらに詳細な6つのタイプ
A 視覚優位者
①カメラアイタイプ:写真として物事を記憶、二次元で思考する
②三次元映像タイプ:映像として物事を記憶、三次元で思考する
B 言語優位者
③言語映像タイプ:文字や文章を映像化して思考する
④言語抽象タイプ:文字や文章を図式化して思考する
C 聴覚優位者
⑤聴覚言語タイプ:文字や文章を「音」として情報処理する
⑥聴覚&音タイプ:言語的な意味を持たない情報も処理可能(絶対音感)
■認知処理
同時処理タイプ:全体把握→構成理解、視覚優位者の思考
経時処理タイプ:構成理解→全体把握、言語優位者・聴覚優位者の思考
□認知特性テストの結果
①カメラアイタイプ 28点
②三次元映像タイプ 26点
③言語映像タイプ 23点
④言語抽象タイプ 24点
⑤聴覚言語タイプ 16点
⑥聴覚&音タイプ 12点
言語優位者だと予想していたのだけれど、結果は視覚優位者だった。
たとえば道を覚えるとき、詳細な道順や目印(どの通りのどの交差点を右折する、とか)ではなく、「風景」として記憶する傾向があるのは確か。
「見覚えのある景色かどうか」が判断基準になるため、ひさしぶりに訪ねる場所や初めて行く場所では迷子になる率が高い。
こういうのも、認知特性との関連性があるのだろうか。
□人にはどうして得意なことと不得意なことがあるのか、上記6つの認知特性から解説している。
端折りすぎているせいなのか、ところどころで唐突な印象もあるものの、全体を通して興味深く読んだ。
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すごくおもしろかった。
人はなぜ同じものを見ても同じに理解しないのか・・・それぞれの「認知特性」に違いがあるからだ、という内容に大いに納得。
さっそく、コミュニケーションを学んでいる学習グループのテーマにして、みんなで話し合った。
家庭や職場で、相手を理解する時に役立つ知識が満載だった。
ちなみに我が家でテストをしたところ、夫と長女、私と長男の結果が酷似しており、次男は1人バランスよく中庸だった。納得。
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小児発達を専門とする医師が、人それぞれがもつ「認知特性」の生かし方を解説した一冊。
「認知特性」とは、目や耳などの感覚器官から入った情報をどのように受け取って、整理するかの方法。主に「視覚優位」・「聴覚優位」・「言語優位」の3つに別れ、それぞれが2つの分類があるので、合計6タイプに分かれる。
自分がどのタイプに分類されるかを35の設問によって知ることができる。
自分は視覚優位で写真のように2次元で思考するタイプ。
確かに物事を記憶するときには「絵」を想像することが多い。
視覚優位には3次元の動画で物事を考える人もいるようだが、自分にはやはり難しい。
子どもは親の遺伝子を受け取る可能性が高いが、環境によって特定の能力を伸ばすこともできるとのこと。
世の中で大成している人は、2つ以上の認知特性をうまく駆使している人が多いそう。
著者も二人のお子さんをお持ちのようで、子育てに関連する情報も多く、個人的には参考となった。
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・認知特性とは、神経心理学の分野ではよく使われる言葉です。ひと言でいうと、「外界からの情報を頭の中で理解したり、整理したり、記憶したり、表現したりする方法」です。
・じつは、感覚を鍛えるのはとても簡単なことです。なぜならば、いろいろなモノを見て、聴いて、触って、においをかぎ、運動をする・・・と、からだをフルに使って外の世界を体験させ、親子でその感覚を共有すればよいだけですから。
・弱い感覚を鍛えようとするときは同時にほかの感覚も使って、すべての感覚のベースを底上げするのです。
・幼い頃から手作業を多くしていれば、脳が発達しやすくなります。
・共感性とは、違う人間同士を互いに同じものを感じ合えるかという、コミュニケーションの基盤となる感性です。
・子どもに同感してやるのは、子どものコミュニケーション発達のモチベーションを削がないためには必要なことです。
・では、集中力を鍛えるためにはどうしたらいいのでしょうか。
まずは、好きなことに思う存分没頭して時間を忘れるという感覚を身につけます。
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「頭の良さテスト」というよりは、「偏りのテスト」。視覚・聴覚・文章能力の3つの能力のうち、どれが高くてどれが低いのかが分かります。わたしは文章能力の方に偏っていました。いろいろと腑に落ちることがあり、面白かったです。
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他所のブログで見かけておもしろそうだと思ったので借りた。
本書では「発達障害は~」などのカテゴライズする言葉は出てこず、あくまで、「~認知の場合」という説明になり、障害ひとくくりにして考えないところが良い。
私の場合は言語・聴覚優位、全般的なワーキングメモリー不足で、それを補うために聴覚で記憶する、量概念がわかりにくい、秩序性が低い、柔軟性(経験記憶からの発想力)が高い、という特性がありそう。
ワーキングメモリー不足については、長期記憶への変換が早い、と言い換えられる、というのは可能性を感じる一言。30分後に繰り返すと記憶に残りやすいそう。
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面白い!!
認知特性のことを知りたくて読み、かなり納得感ある内容でした。
読んで分かったのは私と息子は特出した「視覚優位者」、夫と娘は「言語優位者」ということ。
(なお本書では認知特性の優位パターンを6つに分析しています)
おぼろげにそうじゃないかなとは感じてたけど、身近な人が自分とは違う世界の見方、認識の仕方をしてるって本当面白いと思う!!
・寝る前に考えること(視覚優位の私は翌朝の支度を映像で、言語優位の夫は翌日の仕事をテキストで考えるとすんなり寝られる)
・読書(私はイメージを想像しながら、夫は文章そのものとして読む)
などなど。
いやー楽しい。
もうちょっとまた色々知りたい!
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タイトルだけ見たときには、自己啓発本の一種のような気もしてそれほど食指も動かなかったのですが、帯の「フランシスコ・ザビエルと聞いてあなたは?」という問題と、その答えの選択肢を見て「認知特性」というものにちょっと興味が惹かれ、読んでみることにしました。
結果は当たりで、なかなかおもしろかったです。人間の情報処理のタイプに、写真タイプ、三次元映像タイプ、言語映像タイプ、言語抽象タイプ、聴覚言語タイプ、聴覚&音タイプの6種類があり、この中で誰もが得意分野と不得意分野を持っていて、そのバランスで認識の仕方が違い、コミュニケーションのパターンが変わってくるというのは、初めて聞く考え方でしたが、納得できました。
自分でやってみると、聴覚言語タイプが突出し、言語抽象タイプがその次で、写真タイプと聴覚&音タイプが非常に弱いというのは確かにその通り。これを知っておくと、確かに勉強やコミュニケーションの時に役立ちそうです。