投稿元:
レビューを見る
是非読んでほしい一冊。ただのSFと思っている人が気づいたときには虜になってしまいます。政治とは何か、体制・国家とはいったいどうあるべきかを問い直させられます。
―衆愚と化した民主国家と優れた専制国家、どちらが民衆にとって幸福なのだろうか―
投稿元:
レビューを見る
すでにOVA鑑賞後だったんであんまり新鮮味はありませんでした。
記憶たどる感じで読んだ。
やはり、小難しいな、とちょっと思ってしまった(^^A
投稿元:
レビューを見る
導入の歴史が辛いんだ…で、★4つ
そこを越えると快楽があなたを待ってます
最初は友人に借りて。自分で所有は徳間文庫版。
投稿元:
レビューを見る
正直、ここまでの作品が世の中にあるとは思っていなかった。
スペースオペラというジャンルは初めて見たが、世界観の広さは
もちろん、人物の人間模様が非常に細かく設定されている。
すらっと流れるよな文章はまさに圧巻される。
銀英伝名言などで検索すれば多数のヒットがある時点で、センスを感じるだろう。
投稿元:
レビューを見る
高校3年生の頃にはまってしまって受験に失敗しました。
未来に地球から離れて宇宙で自由惑星同盟と銀河帝国がドンパチやるはなしです。(?)
キルヒアイスがお亡くなりになるところで泣きました(泣)。
アニメもあるよ☆
投稿元:
レビューを見る
読んだのは文庫ではなかったけれど、アイテムが見つけづらかったのでこちらで代用。
手にしたときは、タイトルからしてSFかと思った。
確かに宇宙船は出てくるけれど、ここに書かれているのは《歴史》だ。
登場人物の1人に思い入れをもった友人は、彼が死ぬ巻以降を読まないと決めた。
20年たったが、今でも彼女の中で楊文里氏は存命のままだろうか。
投稿元:
レビューを見る
人類が滅びたりせず、科学がこのまま発展し、技術的・機械的成長を続けたらいつかはこうなる可能性がある、そんなオカルト要素の一切無いSF。
めまぐるしく変わる情勢、戦争の勝敗と人の生き死に。非常に飽きの来させない展開です。1巻はやや堅苦しい文章と時代背景の説明が続くので、多少読みづらい部分もありますが、まぁ、本当にはじめだけですね。
著者の別の小説、薬師寺シリーズの皮肉や、爽快と言うより何でもありな展開はあからさますぎて好きではないのですが、銀英伝は堅い文章の中に毒と皮肉と嫌味が踊ってるという感じで時として非常に辛口。
登場人物がもの凄く魅力的。でもって容赦なく作中で死んでいくのが辛かったりもする。
アッテンボロー、シェーンコップ、ビッテンフェルト、メルカッツ提督、あのあたりが好きだったなぁー。
投稿元:
レビューを見る
名作です、名作。
絶対的な正義なんてないってことを気づかされました、この小説、アニメによって。
何度読み返しても、何度見直しても感動してしまいます。読むと思考が深くなる気がしますよ。
ただ登場人物を覚えるのが一苦労なんですけどね〜。アニメから入るのがおススメです。
投稿元:
レビューを見る
中学生の頃、好きな場面は暗唱できるほど繰り返し読んでいた。それまで漫画しか読まなかった私に小説の魅力を教えてくれるとともに、その後の価値観の形成に多大な影響を与えてくれた作品。
当時、同級生の間ではライトノベルが流行していたが、その多くは内容が貧困で興味が持てず、さりとて純文学を味わうには人生経験が足りず、私は「小説なんてつまらない」と思い込んで、漫画ばかり読んでいた。そんな私が、某アニメ情報誌に特集されていたことがきっかけで興味を持ち、軽い気持ちで手に取ったのがこの作品だった。
そしてまず、序章で大きな衝撃を受けた。自分の知らない世界がそこにあった。漫画では到底不可能な、空間的時間的に壮大なスケール。さらに読み進めていくうちに、完全にその世界観の虜になっていた。宇宙艦隊の戦術戦略、国家規模の権謀術数、主要登場人物はもとより、脇役たちにまで及ぶ生き生きとした愛すべき人物造形。そして、あの独特の文体…。「華麗な文章」というものが存在するのだと、読書子として未熟な私はそのとき初めて知った。
当時の私には難解な表現が多く、当初は単語の解読にかなりの時間を要した。国語辞書を片手に、ぶっとおしで8時間かけて第1巻を読破したのは、今では良い思い出だ。巻を重ねるにつれ辞書は必要なくなり、いくらか短時間で読めるようになった。こうして全く副次的な効果として語彙が増え、その後は読書が容易になり、結果的に読書が好きになった。ある意味で人生を変えてくれた、思い入れの深い作品なのである。
それから、歴史の面白さを教えてくれた点も忘れられない。架空の物語とはいえ、作者の歴史に対する造詣の深さゆえに、歴史のダイナミズムが圧倒的なリアリティをもって迫ってくるのが、この作品の大きな魅力だ。歴史の流れの中で、大局的な視野で物事を把握するのが如何に重要であるか、「後世の歴史家による記述」という独特のスタイルを採ることで、言外に教えてくれるのだ。
さらに、「賢明な君主による専制君主制と、衆愚と化した大衆による民主共和制では、どちらが好ましいか?」という思考実験も試みられている。歴史の中で人々がどのようにして「自由」を勝ち取ってきたのか、そして、どのような場合にそれを自ら放棄するのか。自由には常に責任が伴う。「煩わしい責任と共に自由を放棄する権利」は、認められるべきか否か。作者の答えは限りなく「否」に近いが、自分ならどう思うか、読みながら考えてみるのも一興だろう。
全巻あわせると相当なボリュームなので、忙しい社会人には薦めにくいのだが、時間にゆとりのある学生さんには、頭の柔らかいうちに是非とも読んでもらいたいと思う作品である。
投稿元:
レビューを見る
ほんとは文庫じゃなくて新書がよかったけど画像ないので。
いつ読んでも圧倒されるシリーズです。ヤンは泣いたなぁ。
投稿元:
レビューを見る
棘が一番好きな田中芳樹さんの小説です。言葉で表すのは難しいです。
とにかく、お勧め、の一言。
本当に壮大な近未来のSFファンタジー。歴史の骨組から人々のキャラクター性…。
これを一人で書いた田中さんは本当尊敬です。
ガンダムよりも更に近い近未来の話。
人間が地球に住めなくなって、宇宙に出たら…きっとこうなるんじゃないか、と思います。
キャラクターも人間味が凄くあふれてて。
帝国軍と自由惑星同盟軍に2人の主人公が居て、各々の視点から話が進んで行くという事と、
何より、生きざま、が凄く人間臭いです。
凄い格好良い死に方、っていうものじゃなくて…あっさりしてたり…。
お話、というより、本当に起こった話として捉えられるんじゃないかなって思える所が更に凄いです。
邪ですが、腐女子さんにもお勧めの作品でもあります。アニメもあるし、漫画もあるし、お好きな所から入って頂ければいいなぁとvv
思います。
投稿元:
レビューを見る
全10巻+外伝4巻。
お勧めは徳間ノベルス版なんですが。
あの息苦しい文字列がよいのです。
読了して10年以上になりますがやっぱり同盟軍…というよりヤン艦隊派。
投稿元:
レビューを見る
宇宙に住む世界。
二人の天才(?)が宇宙で繰り広げられる戦闘、攻撃!
あの有名な銀河英雄伝説がさらに文庫化。
英雄たちの活劇を夢に秘めて……!
投稿元:
レビューを見る
20年以上前に本伝全てを読んだが、ひまつぶしに再読。田中芳樹の作品はたくさん読んだが、この作品が最もすぐれているように思う。
投稿元:
レビューを見る
『タイタニア』でも紹介した田中芳樹の代名詞とも言うべき作品。
ひめまつはアニメでハマったクチですが小説も同じくらい、、、それ以上に面白かった!!!
とにかくラインハルトのカッコよさに惹かれます。
キャラクターの多さ、壮大な設定、そして難しい横文字には苦労しましたがそれを乗り越えれば本当に素晴らしい作品だと思います。
ひめまつがとやかく言う必要はないですね…ただ一言。
「読んで!」
…こんなんじゃレビューにならないですよね。
ちなみにアニメは銀河声優伝説と言われてるほど相当な人数の声優さんが参加されてます。
今第一線で活躍されてる方が端役で出演なさってたり^^^^
アニメもご一緒にどうぞ。