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今野敏の警察もの。
ハンチョウシリーズ以外で久しぶりに読んだ。
いやーおもしろかったー。さすが今野敏。
字も大きいし、そんなに枚数はないんだけど、ぜんぜんうすっぺらくない。
途中で読むのをやめられないぐらいおもしろかった。
主人公の32歳の刑事は、いまどきの32歳ってこんなに頼りない?っていうぐらいどこかふわふわした奴だけど物語が進むにつれて
ようやくかっこいいとおもえるぐらいぐんぐん成長していく。
その成長ぶりもカタルシスを感じた。
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2012/8/11読了。レビュー書いたのに登録できてなかった…orz 面白くて一気に読みました。自分の知らない世界の話。
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一気読み必至。
ホントに面白い。
ただ、ちょっとご都合主義宜しく話が進んでいく部分があるので、★4つ。
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せっかくおもしろかったのに、ぼーっと読んでしまい後悔。
そんなわけで、事件についてはそんなに深く考えを巡らすことはなかったけど、同期って貴重だよなあと新卒で入社した会社の同期達をぼんやり思い出した。
改めて思い返してみると、個人個人で性格や考え方は全然違うんだけど、やっぱり「仲間!」って感じだもんなー。繋がってるというか、なんというか。仲がいい先輩や後輩もいるけど、やっぱ同期は特別。
同じ時期に、同じ会社の説明会に参加して、興味を持って、面接を受けて、内定をもらって、その道に進むことを決めたってことは何かしらの共通点はそりゃあるんだろうなあ。
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友達が貸してくれた本。続きが気になって一気に読みました。
途中途中で、作者個人の意見と思われる主張がでてくるのには面食らった。二度も、男の嫉妬は女より怖い、と出てきた。そんなに強く言いたいんだなぁと小説を中断して感じてしまった。
August, 2013
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まだ若くて青いボンが、事件解決に向けて先輩と組み成長していく話。初めはホントに青かったけど、同期を思い体当たりでぶつかっていくところはその青さ、若さゆえ。年取ったら、できない。そうして少し成長して先輩に少し認められる。いいねえ。そういう職場でありたいと思う。
それでも、宇田川が八十島の所へ行くのは、ちょっと無理があると思う。
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キャラクターがしっかり描かれていて面白かった。サスペンス要素は薄いが、スピード感溢れる展開にページを捲る手が止まらない。主人公が一冊を通して、かなりの成長を見せている。それを周りで見守り、叱咤激励する上司、先輩の関係性が特に良い。
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前半までは、犯人を追う展開を楽しめたが、中盤からは、話がでかくなりすぎて、なんだかなぁって感じがした。ストーリーをまとめるためなのか、大物右翼との接触が簡単すぎたり、警察幹部との接触も安直すぎる。それに「同期」「同期」ってしつこく書かれているのもハナについてしまった。しかし、構成自体は、悪くないと思う。刑事の足で稼ぐ苦労も伝わったし、警察内部のしがらみもよく書けていると思う。この作家の小説を読むのは初めてなのだが、もっと、読み込んでみることにする。
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とても面白い。要所要所にきっちりヒントが入ってて、先が気になって一気に読んでしまいました。
同期に対する上手く説明できない気持も上手く表現されてるし、蘇我のキャラクターもいいし、俺が今年読んだ小説のなかでは最高かな。
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「同期」が幾つかの階層で出てくる。特に官僚を含むサラリーマンにとって「同期」は特別の意味を持つ。その感覚がよく出ていると思う。刑事、組対、公安の対立というステレオタイプな物語ではあるが、そこに「同期」という要因が絡んでくる。筋立てもテンポも適度で、一気に読み進めることができる。この作者の作品には今のところ当たり外れがない。なお、読んだのは電子書籍版。
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普通に面白かった。後半の持って行き方に少々無理があるように感じつつもエンターテイメントなので、これはこれで良いのだと思う。本を読んだからという訳ではないが、同期って良いもんだと思う今日この頃である。
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蘇我に対する、こいつは何かを隠してるっていう期待感を持ちつつ、どういう風な事件が絡んでくるのかなぁ…って軽い気持ちで読んでいたら思いの外、大きな事件が背後に表れて少し気後れしてしまいましたwでもとても読みやすかったです。ん?と引っかかるようなささくれのない文章だなぁと思いました。でも、みんなちょっと感情に絆されすぎかなぁと思いつつ、いやいやフィクションなんだからこれくらい熱い人間が集まってもいいじゃないかと思い直したり。滝田さん然り上層部然り、みんな根っこの部分では刑事という仕事に誇りを持っている、もしくはかつて持っていたから宇田川の熱意に負けて一つになれたのかなぁと勝手に思いました。それにしても蘇我の掴みどころのなさは魅力的。
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自分自身、今野敏氏の作品は初。
物語は警察官で同期の宇田川と蘇我の友情ストーリー・・・
ではなく(笑)、本庁勤務となった宇田川が自分より先に本庁勤務と
なっていた蘇我と再開するのだが、数日後蘇我が懲戒免職に。
宇田川は独自に調査するも、何も掴めず、そうしているうちに
ある事件の特捜本部に参加する事になり・・・。
ある意味、踊る大捜査線のようにも思えるけど、この作品の方が
もっと現実に近い感じがした。勿論僕自身、警察官ではないので
何とも言えないが。。
宇田川の周りにいる先輩刑事(植松、土岐)や上司(名波係長など)も
何とも言えず良い雰囲気を醸し出している。
続編もあるとのことなので、今から楽しみ。
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久しぶりの今野作品でしたが本当に上手い!と思いました。作中で起こる事件自体は大した事ないのですが、それぞれの登場人物が個性的に描かれていて、主人公の宇田川が少しずつ成長していく過程がとても身近に感じられました。事件の解明をあえてさらっとさせた事で宇田川という一人の主人公に焦点が絞られ単なる刑事物ではない作品となりえたのではないかと感じました。
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「隠蔽捜査」シリーズ同様、この作品も一気読み♪でした
さして強い絆で結ばれていたわけではない、ただ同期というだけの存在であり、それでも出世のライバルとして内心意識していた蘇我という男の存在が全ての鍵となっている、そのキャラクター造詣が面白い♪
先輩刑事の2人も“同期”の間柄で、この2人も古臭くていい味を出しまくる♪
警察小説には珍しく、頼りになる上司・エリート官僚がわんさと出てくるのが異色(?)とも言えますが、上の方の連中は決して味方というわけでもなく、駆け引きの中で成長していく(今までの意識を切り替えていく)主人公の姿に好ましさを覚える そんな物語♪
続編が出来るようなラストに、もしやと思ってたら 解説読むとしっかりそのことに言及してたw これは、第二弾も読みたくなる♪
つか早く「隠蔽捜査」シリーズの続きも文庫化して欲しいw