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久々に読んだ今野さんの本。
半分はジャケ買い。『同期』とドーンと出てたので。すでにシリーズ2作目の『欠落』が出ているわけですが。
「公安」と聞くとムズムズして興味が出てくるのは僕だけじゃないはず。
一般市民の側の人間としてはドラマとかの影響を大きく受けるわけだけど、一刑事の立場から公安を書いているのは目新しいかも。
それほど人とつるむことが少ないタチで、自分とだけは縁のあった公安の同期が、とある事件に関係したことで突然、懲戒免職に。そしてその公安刑事が、気が付けば連続殺人の容疑者に。
「教えてくれ。おまえはいったい何者なんだ」
男な小説です。スピード感があって一気に読める感じなのでオススメ。
さて、『同期』とは誰にでも居るわけだけど、どうでしょう。
友達のような『同期』も居れば、あくまで『同期』だから『同期』な『同期』も居るし、ほとんど絡みのない『同期』も居るでしょう。
まあ、僕みたいに、shyがゆえにFacebook上でしかほぼ絡みのない『同期』なんていう『同期』も居るかもしれないけど(苦笑)
不思議な力を持った言葉ですね、『同期』。
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同期が突然、懲戒解雇となり殺人の容疑者になる…一般人の暮らしには当てはまらないが面白い作品。
ただ話が大きすぎる気もします。アメリカまで出てくる話なのか…最後の展開が強引な印象を受けます。
そして同期にそこまでの結び付きはないと自らを振り返った次第です。
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若い刑事と現場型の先輩と官僚管理官と警察小説の典型のような設定に同期が絡んだ話。土岐と植松と昔ながらの刑事も際立っていた。
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今野敏の警察小説。
はらはらどきどきの展開に片時も目が離せない。
今野敏の得意とする派手な立ち回りシーンはないが、
その展開のうまさは健在。
プライドと信念をもって捜査に走る宇田川に、相棒となった土岐、
同じ捜査1課の植松、課長と宇田川を後押ししてくれる環境が
心強い。
TVドラマにもなってる安積シリーズなど、今野敏の警察ものは
多々シリーズがあるので読破するのが楽しみ!
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同期が突然、懲戒免職、行方をくらます蘇我。二件の殺人の容疑をかけられる。その裏には組織や国、政治がからんでいた大掛かりな事案。潜入捜査をしていた蘇我。
とても面白かったし、先が気になってドンドン読める。最後の終わりかたも良かったって感じです。
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サクっと読めちゃう感じでした。やっぱり同期といえば男性コンビになってしまいますね。女性だと魅力半減しちゃうと思います。
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警視庁刑事部と公安部との暗躍を描く。今野節特有の緊張感とスピード感に加え、本作品は同期の絆をうまく掛け合わせて物語を形成する。最後のおちは??ではあったが一気読み。エンタメ警官小説楽しめました。
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最初は頼りない新人刑事の成長物語。
サクサク読めて結末も爽やか。ハラハラドキドキした展開はそんなになく、あっさり読める。
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若手刑事の成長物語。後半スピード感があって読みやすい。警察という上意下達の統制された組織で、自分の信念?を信じて行動し、回りを巻き込んでいく姿はかっこいい。
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同じ警察ものなら、誉田哲也の方が良い。全編を通して、主人公の感情表現が長く書かれていて、しかも先に書いた文章と重複している節が多く読みづらい。
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やっぱり今野さんの警察小説は、読みやすくて面白い。
公安所属の蘇我と同期の、本庁刑事部の宇田川。
初めはどっちつかずの若造という感じだったのが、ストーリーが進んでいく中で成長してゆく姿に引き込まれる。
特捜本部でペアを組むベテランの土岐に影響されてゆく様子が、面白いし好きな展開でした。
同期の男たち、相手に対して嫉妬や焦りも感じる反面、どこかで共感したり似ている部分があって素敵だと思った。
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公安ってなんか大変そうだなぁって思いながらずーっと読んでました。シリーズ化されたみたいなので他も読んでみたいな。
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同期とは?
どんな仕事であっても、たとえ学生であっても、世の中の人全てに“同期”はいる。
そんな“同期”ならではの想いや絆って……と、考えさせられた。
本作中の同期は、決して仲が良かった間柄ではないのだが(笑)。
巻末解説によると、続編?もあるらしいので、そちらも読んでみたくはある。
★3つ、7ポイント半。
2013.09.25.了。
“滝田課長”の扱い、別シリーズの腐れ縁同級生の描き方……。今野敏は、基本的に日本警察を信頼しリスペクトしているのだろうなと感じた。
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ふだん警察小説を読まない方にも
おすすめできる、読みやすい作品だった。
主人公の刑事、宇田川くんを受け入れられるかどうかで好き嫌いが別れそうだけど。
捜査一課の刑事として新人のため
先輩や上司から怒られたりするたびに
百八十度主張を変えることもしょっちゅう。
素直な青年だ。
だってまだ若いしね、柔軟性があるってことで!
公安にいる同期の蘇我に対するライバル心や友情もほほえましい。
自分と同年代ががんばってる姿っていうのは、
フィクションでも勇気づけられるものである。
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2014.03.21
今野敏は警察小説が得意だな。
これもシリーズになっているらしい。
他にもシリーズがあることは知っていたが、解説に書かれているほどあるとは知らなかった。
他のも読んでみようかな。