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紙の本
朝鮮の役における島津軍の暴れっぷりを知る
2023/04/08 20:58
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:719h - この投稿者のレビュー一覧を見る
個人的に最も興味深かったのヮ、
元版からの増補部分である、
付章の「島津史料から見る泗川の戦い」です。
島津軍がこの戦において、
総計3万余もの首級を挙げたことの原因が、
その数字字体の当否とともに、
検討されているからです。
また、この書で展開されている、
鉄砲伝来一九四二年説に対し、
解説において著者の弟子が、
自分ヮ従来の一九四三年をとるとして、
はっきり異を唱えているところに、
学問上の誠実さを感じて好感を持ちました。
紙の本
越境できる時代と閉ざされる時代
2016/03/18 01:39
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:わびすけ - この投稿者のレビュー一覧を見る
各章とも面白いが、六章で語られる十六世紀に東アジアで国家形成の転換があり、マージナルな人々の終焉がきたという内容は興味深かった。越境を目指す人々のパワーは、国家にはかなわないということか。現在の反グローバルの動きに越境者はしたたかに対応していかねばならないと感じた。
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