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みんなのレビュー43件

みんなの評価3.9

評価内訳

40 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

こゆい

2007/08/28 17:57

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:鳥居くろーん - この投稿者のレビュー一覧を見る

表題作『硫黄島に死す』を含む戦争モノを中心とした短編、七本立て。多くは太平洋戦争末期、大活躍からほど遠く、抗いようのない大波に洗われる人々を描く。つつましく無為に死ぬ者、つつましく無為に生き残る者。その差はどこにあるのかはわからないが、大波の前にはいずれにしろなすすべがない。読後にはつい遠い目をしてしまう自分がいる。
 
◆戦争モノには濃密な時間が流れる。それは死が常に身近にあるからだ。死を意識した時、人の時間は濃くならざるをえない。
「戦争は愚かしいものだ」というのは正しいと思う。が、その濃密な時間を経験した者と経験しない者とがその言葉を同じように放った時、その重みは果たして天と地ほども違うのではないか、といつも思う。
 
とりあえず戦争モノの小説を読む。私の希薄な時間が、少し濃くなる。それだけでいい。

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電子書籍

読むべき。

2015/12/25 19:14

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:まりっぺ - この投稿者のレビュー一覧を見る

硫黄島に死す、を読みたくて購入しました。このようのお話は、後世に伝えていかなければならないと痛感しました。

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紙の本

バロン西を知っていますか

2020/03/03 15:40

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る

子供の頃、ちょうど昭和39年の東京オリンピックのあたりでしょうか、オリンピックの感動秘話としてよく聞いたのが、1936年のベルリンオリンピックの棒高跳び競技で大江選手と西田選手がお互い譲らず、銀と銅メダルを獲得、その後そのメダルを合わせて「友情のメダル」とした話です。
 その次あたりによく聞いたのが、1932年のロサンゼルスオリンピックの馬術障害飛越競技で金メダルに輝いた西竹一のことかもしれません。
 バロン西と呼ばれ、太平洋戦争期に硫黄島で戦死した人物です。
 城山三郎が昭和38年の「文藝春秋」11月号に発表したこの短編小説は、この西竹一を描いた伝記小説で、翌年には文藝春秋読者賞を受賞しています。

 文庫本にしてわずか60ページ弱の短編ながら、実によくできた作品です。
 城山三郎はこの後『男子の本懐』や『落日燃ゆ』といった長編の伝記小説を数多く発表していますが、この作品は短編ながら実に的確に戦争期に軍人といて生きた西中佐の心構え、あるいはともにオリンピックを戦った愛馬ウラヌスへの想い、そして残していく家族への切ない愛情が淡々と描かれています。
 若い見習士官を介して、西の思いが語られていく手法も見事です。

 オリンピックの際に「勝たなくては」とあせる日本チームに対して、城山はどこか達観したフランスの老少佐を置くことで、冷静な目で当時の日本人を見つめています。
 それは決して自虐ではありません。
 何故なら、アメリカ軍の「ニシさん、出て来い!」という呼びかけにも応えず自死の道を選んだ西竹一を、当時の一人の日本人として敬慕の念で描いているからです。

 城山文学に欠かせない一篇です。

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紙の本

硫黄島

2019/12/24 20:05

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る

梯久美子さんの「散るぞ悲しき」を読んで、こちらも読んでみました。改めて、「徒手空拳」という栗林忠道中将の表現が胸に迫りました。

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2007/07/30 00:08

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2007/12/20 22:01

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2008/05/15 01:00

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2008/10/26 21:11

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2007/11/13 21:49

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2009/01/25 20:55

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2009/04/04 15:49

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2012/05/05 20:16

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2011/01/01 19:15

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2011/03/15 00:03

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2011/07/11 01:20

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