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教科書に表面でしか触れていなかった内容を、わかりやすく、深く知ることができました。
日本での公害問題が、当時はそんなに深刻な問題であったことを知らなかったので、これからの環境政策に活かすべく、日本の過ちを知ることができてよかった。
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池上彰著『そうだったのか!日本現代史 (集英社文庫)』(集英社)
2018.12発行
2023.10.27読了
ホーム社から出発されている「そうだったのか!」シリーズの日本現代史版。
このシリーズは近現代史を学ぶ上でこの上ない良書なので、みんな読んだ方がいい。基本的に中立の立場で記述されているし、参考文献も示されているので信用が置ける。
URL:https://id.ndl.go.jp/bib/000009987439
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警察予備隊、自衛隊は客観的に考えれば軍隊に他ならないという思いを強くした。三池闘争や日教組といった、日本における社会主義革命の勃興に対する恐怖について身をもって知ることができた。平成生まれとして田中角栄の功罪についてよく理解できていなかったがクリアになった。かなり前の年代の話にはなるが、日本人としては抑えておきたい内容だと思う。
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210
現代史のさまざまな出来事や事件を解説してくれる本。現代史が理解できると、毎日の世界での出来事や事件などの背景がわかる。ニュースや深部tんを読むことも楽しくなる。人間は自分の経験からしか価値判断を下すことが出来ない。個人個人の経験が狭く限定されたものであるとするなら、なおさら、ぼくたちは他人の経験から多くを学ぼうとする謙虚な姿勢を持つ必要がある。そして、他人の経験を深いところで学び取るための最良の手段の一つは読書であると思う。」
(『世界史読書案内』津野田興一著 の紹介より)
自衛隊の設立、「五五年体制」、東西冷戦が日本国内に反映した日米安保、戦後の廃墟からの高度経済成長、その歪みである公害問題。第二次大戦後の日本の歴史について、これからの歴史を刻んでいくわたしたちはどれだけのことを知っているだろうか。『そうだったのか!現代史』読者の熱いリクエストで生まれた池上彰版「日本現代史」、激動の時代を読むための一冊がシリーズ文庫化第三弾に登場。
目次
小泉内閣が生まれた
敗戦国・日本―廃墟からの再生
自衛隊が生まれた―憲法をめぐる議論始まる
自民党対社会党―「五五年体制」の確立
安保条約に日本が揺れた
総資本対総労働の戦い
日韓条約が結ばれた
文部省対日教組―教育をめぐって抗争が続いた
高度経済成長―豊かな日本への歩み
「公害」という言葉が生まれた
沖縄は返ってきたけれど
学生の反乱に日本が揺れた
日本列島改造と田中角栄
バブルが生まれ、はじけた
連立政権の時代へ
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戦後1945年から2000年頃までの日本の社会、政治、経済。
1ドル=360円
「日米会話手帳」36年間破れないベストセラーに
日米安保
憲法
民主主義と社会主義
自衛隊
朝鮮戦争の影響
労働組合
日教組(日本教職員組合
日本赤軍
ヨド号
あさま山荘
高度経済成長
水俣病(熊本、新潟、三重
イタイイタイ病(富山
沖縄(1972年返還
日米地位協定
田中角栄
日本列島改造
中国と国交(1972
ロッキード事件
村山富市(社会党の総理大臣誕生
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7冊連続でそうだったのかシリーズを読んだ。
日本の生活者としての視点を失わず、特定の思想に影響を受けない書き方なので、教科書として使って欲しいと思う。
ただ、これらの本を理解するには政治、経済、法律などについての一般的な教養がある程度ないとダメかも。