紙の本
穏やかな森見作品
2015/03/20 01:15
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オオバロニア - この投稿者のレビュー一覧を見る
森見作品というと、「黒髪美人とモテないダメ大学生」のコントラストがデフォルト(言い過ぎですね)ですが、本作は「少年とお姉さんとペンギン」の物語です。そのため、全体的にほんわかしたSF作品に仕上がっています。
勿論、森見さんらしい楽しい文章は健在ですが、若さとバカが全開の他作品に比べるとやや落ち着いた作品です。違う方のSF作品として捉えた方が良いかもしれません。
紙の本
ペンギンも可愛いが男の子も可愛い。
2015/12/15 21:31
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公は小学4年生の男の子。住んでる所に突然出現したペンギン達。
歯科医院のお姉さんが関係しているらしい。お姉さんを研究するぞ!
男の子が精一杯背伸びしてる感じが可愛くて仕方ないです。
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投稿者:xx - この投稿者のレビュー一覧を見る
面白かったけどあまり勉強にならなかった。
読後感があまりよくない。
森見登美彦はやっぱ恋文!
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不思議なかわいい作品だった。
アオヤマくんとお姉さんの話し方は森みーワールドで、他の作品だとまどろっこしくて好きではないのだけど、本作に限ってはこの話し方がよい味を出している。
突如現れたペンギンと海。
歯医者のお姉さんの謎は可愛らしくも引き込まれ、楽しそうな冒険をしているアオヤマくんたちが羨ましかった。
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ほっこり系SF。
森見ワールドが炸裂してます。
男の子には父と母と妹と、友人と同じクラスの女の子と、ガキ大将と取り巻きと、そして不思議なお姉さんが必要だ!
おっぱいの使い方面白い!
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ふにふにぽてぽてしたペンギンが色んな所に、色んな所から出てきます。ペンギンとウチダ君がすごくかわいい。
ストーリーよりも描写が好き。
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*
最後の数頁で号泣した。
少年は泣かないなんていうけど、私も(後書きの方と同じように)泣きます。
森見作品は全部読んでますが、ここまで泣かされたのは初めてです。
森見さんの言葉の選び方が好きです。そして決して真っ直ぐわかりやすく言ってやらないぞとでも言うような皮肉も。
今回はスズキ君がそうかも。スズキ君がハマモトさんにいじわるをする理由を、アオヤマ少年にはわからない。でもウチダくんはわかる気がするという。教えて欲しいとアオヤマ少年は言うけれど、教えてくれない。考えたってわからない。
今でもあたしはそんな感覚を味わうことがあります。
みんなは特に疑問も持たず適応できるけれど、あたしはどうしてみんながそうすぐ適応できるのか分からない。なぜ疑問を持たないのかが分からない。
だからこそ、アオヤマ少年には幸せになってほしい。お姉さんに逢えますように。
「世界の果ては折りたたまれて、世界の内側にも潜り込んでる」
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僕とお姉さんとペンギンのお話。
主人公のアオヤマくんみたいなキャラクターには初めて出会った。それぐらい魅力的な良いキャラをしてる。
冒頭の文からして、
ぼくは大変頭が良く、しかも努力をおこたらずに勉強するのである。
ときた。
単に頭が良いだけではなく、アオヤマノートをひっさげ仮説を立てながら検証していく。数学的論理を巧みに使い(これは彼のお父さんの教えだが、実生活にも利用できると思う)、ペンギンの謎にせまった最終章は本当に感動した。
世界の果てはまだまだ先なようだ。
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理想の子供時代の過ごし方がたくさん詰まっていて、読みすすめる内にどんどん顔がほころんできました。
綺麗な上澄みだけで仕上げた印象もあるので、いつものひねくれ者の人物視点でスピンオフ作品があったらわたしにとっては二度おいしいなと、勝手に考えてます。
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最初はほんとにモリミー?って思う。人智を超えた現象だらけで必死に想像力をまくし立てながら読了。慣れるまではその作業に辟易したが、最終章からぐんぐんよくなる!不思議でやさしくてちょっと悲しくてでも希望に満ちている。読んでよかった。
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日本SF大賞の作品だけど、SFというよりファンタジーな話。
小学生の主人公がかしこそうな話をするのがすごく面白い。特にお姉さんとか父親との会話がよかった。
主人公のアオヤマくんはおっぱい、おっぱいって度々言っていておかしかった。自分も腹が立った時にはおっぱいのことを考えようかとすら思った。
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森見登美彦っぽくはないし、けっこう冗長だなあ、とも感じたけど、主人公アオヤマ君がなかなかいいな。この路線も期待。
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森見氏の書く「勤勉な」「小学生」とはどんなだ??と思っていて、読む前はそれほど期待していなかったけど、そんな自分をひっぱたきたくなる読後感。
ここまで奇想天外なストーリーをしらけずに読める理由は、森見氏の手腕か、自分の慣れか、はたまたおっぱいか。
読み進めるほどにアオヤマ君がいとおしくなる。読み終わった後、ほんとうにアオヤマ君とこの本を抱きしめたくなる。
「アオヤマ君、君はぼくは泣かないのですと言うけど、私は泣きます。」(解説より)
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2014.01.15 読破。
Kindleにて。
「怒りそうになったら、おっぱいのことを考えるといいよ。そうすると心がたいへん平和になるんだ。」
「父さん、ぼくはお姉さんがたいへん好きだったんだね」とぼくは言った。
「知っていたとも」と父は言った。
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初めての森見さん作品。
有名な作品もたくさんあるし、ブクログの評価も高いし読んでみようと思って買ったけど、
おもしろくないー!!!
おっぱい好きな頭いい小学生がお姉さんに恋をする話。
そのお姉さんも嫌いやった!
しゃべり方が微妙。
キャラがブレブレで意味わからん!
ほんで、そのお姉さんが物をペンギンや他の動物に変身させることができるってゆー意味不な話。
盛り上がりもしないし、めっちゃ読んでてしんどかった!
最後のページは涙なしでは読めない!って書いてあったけど、ガッカリしすぎて泣きそうやった。