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マッキンゼーから外資系企業の社長を歴任した
プロフェッショナルビジネスマンのビジネス論。
著者のスペックの高さに圧倒される感はあるものの、
仕事に対する真剣な姿勢とあくなき挑戦、自己の能力を信じて
自己の限界を拡張する姿勢など、ビジネスマンとして素直に
尊敬できるものである。
グローバルで活躍するためのスキル、考え方について
真剣に考えるきっかけを与えてくれ、日々の業務により真剣に
取り組んで自己を向上させよう、というモチベーションを与えて
もらった。
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読むべきタイミングがドンピシャ。就活中にこれを読めて本当によかった。
受動的ではなく、能動的(主体的)な「選択」をすることは、自分のエネルギーなる。これ重要。
受動的な選択の先には、責任転嫁をしようとする弱い自分が出てくるため、答えのない人生の岐路では必ず能動的に決断すること。つまり、自分で導き出した「個別解」を信じて選択すること。
自分自身で出した「個別解」に従うからには、誰のせいにもすることができないし、あらゆる困難にぶつかってもその選択が自分に力を与えてくれる。
いやはや目が覚めましたよ。藤井さん。
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昨年からずっと仕事をしていて、プロって何なんだろうなぁって
ところを疑問に持っていたので、そこを中心に読みました。
筆者はマッキンゼー→ハーバードMBA→ファーストボストン
→ケイデンズ社長→SAP日本社長→ルイヴィトン社長→ベタープレイス社長
と輝かしいキャリアの方です。
・勉強の方法で重要なのは「context」「driver」「triangulate」「trade off」の四つ
気になる人は借りるなり買うなりして、読んで頂きたいのですが
triangulateという内容がかなり参考になりました。
三つの視点から見て、総合的に判断する癖をつける事が
本来の意味になります。
でも、本当に参考になった事はこういったフレームワークを自分自身で作り出していく事。
自分の欲しい力の一つが具体的な事象からエッセンスを抜き出し
概念のレベルまで上げていく事なんですよね。
Keep it short and simpleにしようしようと努力してるけど
中々できないですね。
でも、かと言ってできないできないと言っている間はずっとできないだろうから
まぁがんばりましょうかね。
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http://umagoon.blog17.fc2.com/blog-entry-1089.html
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4月27日
バイテクベンチャーの起業
グローバルなプラットフォーム造りまで見越した仕組み造り
新たなビジネス分野を学ぶときの視点
そこそこ本質的ではあるが、あまり新しさはない。
一読で十分。
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米MBA、ウォール街、シリコンバレー、外資日本法人を歴任した著者が、海外での日本人のプレゼンス低下に対する問題意識を記す。
【あらすじ】
1~7章
筆者のマッキンゼー、ハーバードMBA、ファーストボストン、ケイデンス、SAP、ルイヴィトンでの出来事について。
8~9章
日本人の世界でのプレゼンス低下に関する問題意識、その解決の道筋について。
【感想】
様々な視点から日本という国をみてきた著者の持つ問題意識を共有できたことは、海外でのキャリアを志向する自分にとって非常に有益だった。
重要だと思ったこと、同意したことは下記。
・「グローバルマインド」とは、魔法の杖のような「正解」を求めるのではなく、「個別解」を探求し、それをある意味「正解」に結びつけるための、実行力やリスクテイクをしていくこと。
・世界の最大公約数が欧米式に収斂されていく中で、日本が将来アジアでリーダーシップを取るためには、あらためてoperational excelence を構想力に発展させる。
・金融資本主義をむやみやたらと否定するのではなく、「資本の論理」の功罪を咀嚼し、再度日本社会に活力をもたらすこと。
個人的にも著者と同様に、日本人の国際的プレゼンスを高めるようなキャリアを歩みたいという思いを強くした。
ただし、著者の産業に関する議論(「縦型」、「横型」)は、いまいち「?」。又、若干MBAについては、若干のバイアスもあるので、鵜呑みしてはいけないかもと思ったり。
最後に、このような問題に対してどのようにアクションをすべきか。この点について、筆者の考え方を聞いてみたかった。
ただ、それこそ「正解」を求める日本人の悪い傾向なのかもしれないが。。。(苦笑)
【メモ】
・自らのガバナンスを変える
・正解が存在しない→問題から定義
・トライアンギュレート→賛成、反対、中立 三社の立場から見ること
・ストーリー性のある本物志向
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◆概要
東大法学部から、三菱商事の内定をとりながらも当時日本では無名のコンサルティング会社マッキンゼーに飛び込んだ著者。その後ハーバード大学でMBAを取得し、様々な会社で社長として活躍。この本では、世界中の一流のビジネスパーソンに接する中で、見えてきた日本人の課題、日本人が今後進むべき方向性を明確に記しています。
◆仕事に活かせる点
・新しいことを素早く学ぶ勉強法(第4章より)
以下の4点を押さえることで、著者は様々な会社の社長として半年で、業界・会社のことを深く理解していたようです。
●「コンテキスト」
→物事の背景
●「ドライバー」
→牽引車(物事の流れを根本的に支えたり、変えている力)
●「トライアンギュレート」
→三角測量する
(賛成、反対、中立の三つで、事象を立体的にとらえる)
●「トレードオフ」
→トレードオフになっている部分を分析
(98頁)
・個別解の発見こそが教育の真の目的(第9章より)
「誰にもこの世に生を受けてきた理由がある。その理由を、早く発見した人間が人生の勝者」
「常にその理由を追いかけている、エネルギー自体が幸せの源泉」(223頁)
★自分の本質を考え、そこに全エネルギーを注げるか、
人生で大切なことは意外とシンプルです。
目の前の仕事の先にある自分のビジョン方向性を考えることが必要だと思いました。
(のぐ)
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日本の企業には、悪気もなく「日本のよさを世界に」とか、「日本らしさが我が社の誇り」と言っているのが多いが、それだと日本に悪い感情を抱いている人た ちは集まってこない。逆に、日本のよいところである「顧客志向」や「品質へのこだわり」を前面に出すと、万人向けのメッセージがグローバルに響くのであ る。このようにグローバルにメッセージを発信するには、特定国に属さない「普遍的価値」をアピールする必要があるのだ。
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「正解の呪縛」から解き放たれろ!
自分だけの「個別解」をさがせ!
日本企業はガバナンスから変革せよ!
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本当は、10代後半でこれを読んで欲しいけれど、そのくらいの年ではピンと来ないかなぁ~若者よ、もっと広い世界へ羽ばたこうよ!という本。
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グローバル化なんて言葉が今更ああだこうだと議論されている国は実のところ日本だけではないのか。よその国は普段の思考や活動がとっくにスタート時点から世界規模でアクティヴェイトされている。
(続きはブログで)http://syousanokioku.at.webry.info/200907/article_1.html
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常に時代の一歩先を歩んできた藤井氏のキャリアをなぞることは、大変勉強になります。
特に、「正解への呪縛」が根強い日本社会という指摘は、目から鱗が落ちる思いでした。
若いビジネスマンや学生が読むべき本だと思います。
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◎勉強法
コンテキスト -物事の背景
ドライバー -物事の流れを根本的に支えたり変えている力
トライアンギュレート -三角推量で事象を立体的に捉える
トレードオフ -誰が見ても優位な選択肢が存在するときは、意思決定者は不要。
◎名古屋化する日本
近年世界のGDPに占める日本の割合は、10%。国内では名古屋に値する。
名古屋は大きすぎも小さすぎもなく、「こじんまりまとまった市場」と見られ、中にいる人たちにとっては居心地のよい市場だが、東京・大阪間の出張では素通りされてしまう。
世界の中の日本の位置づけに似ており、面白くない市場に成り下がっている。
◎日本人の持つガバナンス変化へのアレルギー
自民党というガバナンスの中での戦いの結果、総理総裁は選出されるプロセスが戦後の大半を占めていた。ガバナンスを変えることなく行った変革は、人選が変わると簡単にゆり戻しも起こる。
アメリカを見ると、オバマ対マケインの戦いでは、政策的には昔の候補者ほどの違いはなく、民主党か共和党のガバナンス選択でもあった。アメリカ国民にとっては、政権担当能力自体は問題にならない。
ところが、日本では「政権担当能力がない、責任政党ではない」との批判を行う。
政権担当能力はなるが、、政策の違う現実的な選択肢を与えられるのが、本当の変革を生む仕組みであろう。
親会社は独立したままなのに、子会社レベルで大きな事業統合を行っている場合が多い。すぐに統合せず、その下で昔の会社が昔どおりの名前で商売をやっている携帯は日本独特。
◎この日本人のガバナンス変化へのアレルギーは私生活にも現れる。日本の離婚率は長年先進国の中では低かった。結婚というフレームワークをできるだけいじらずに、解決しようとするからだと思う。
◎下位企業は価格を下げてビジネスを確保しようとする。それよりも、回帰行は大手に吸収されて、規模のある企業の下で強みを活かすべき。ガバナンス自体を死守するために問題を先送りにし体力を消耗するのは、不良債権処理のスピードを見誤ったおかげで、結局市場から退出したり、吸収合併された銀行の末路を見れば分かる。
◎日本人の確認作業のしつこさは世界でも異様。これは日本人の深層心理に「間違いたくない」という、マイルドな強迫観念があるからではないか。
◎英語力の弱さは今後致命的になる
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入社して、現実に打ちのめされ、これからどう生きていこうかと本気で悩んだ時に読んだ。自分にとっては大きな力をもらった、思い出深い本。
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人に言われたことばかりしていることが、その人の可能性というものをどれだけ狭めているかという感想を率直にもった。マッキンゼー、ハーバード、ファースト・ボストンといった名が並び、今でこそ輝かしい道のりを歩いてきたように思えるが、1980~90年代、日本がバブルに沸いていた中にあっては相当異質で偏屈に思われても仕方がない。しかしながら、長い目で見たときにはそれが自分の糧にもなるし、ましてや5年後10年後に日本が、世界がどうなっているのかということすらわからない。そんな状況にあっては、信じられるのは自分の直感以外において他にないといえる。自分が信じた道を責任もってやりぬいた先には、おそらくまた違った世界が広がっている。まずは飛び込む勇気を持ってみよう。若いうちの苦労は、きっとあなたの将来を支えてくれる力になる。