秦建日子氏の人気シリーズ「刑事・雪平夏見」の一つです。ハラハラドキドキの連続です!
2020/06/23 10:32
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、「刑事・雪平夏見」シリーズでお馴染みの小説家であり、劇作家でもあり、さらに演出家、映画監督としても活躍されている秦建日子氏の作品です。同書はその雪平夏見シリーズの一つで、内容は、犯人から三発の銃弾を受けた雪平夏見が体に後遺症を残したことから刑事として復帰することは難しいと宣告され、捜査一課を離れるところから物語はスタートします。そして、ある日、雪平の新しい上司になった島津管理官に自宅に誘われ、警察官人生で初めて同僚たちとの楽しい団らんの時を過ごします。その帰り道、マンションの玄関で男とすれ違った雪平が、しばらく経ってから「刑事の勘」で島津家に戻ると、先刻すれ違った男に惨殺された島津夫妻の姿があったのです。雪平は犯人と格闘したものの、体にハンデを抱えていたため取り逃がしてしまいます。山路捜査一課長の理解もあり、元相棒の安藤の協力で独自に犯人を追うのですが、島津夫妻と同じような状態で殺される別の事件が発生します。一体、この事件はどのように展開していくのでしょうか?また雪平は解決できるのでしょうか?
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投稿者:マー君 - この投稿者のレビュー一覧を見る
雪平夏美と娘の美央との関わりがうまく描かれている。
その一方で、ストーリーは他の作品同様マスコミを巻き込んだ話。面白い。
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シリーズで一番びっくりした真相。
ものすごく長い小説ではなくても、これだけびっくりできるんだなぁって思いました。
主人公が片手が使えず、第一線を引いているのが、新鮮な感じです。
割と、いけいけな主人公だったけれど、よりバディものっぽくなりましたね。
事件の真相はどうあれ、オチの付き方については賛否あるかも。
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刑事雪平夏見シリーズ、第四作。
フォントや、行間、頁の使い方が相変わらず効果的で、加えてテンポ感もとてもよかった。物語のテンポ感もだけれど、言葉のテンポ感も。文末の決めどころが上手いなぁと。
最後のオチの急展開は今作だけではよく分からない。次作の展開に期待かな。
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刑事雪平夏見シリーズ、第四作。
プロローグや伏線の拾い方は秀逸。最後にカチッとパズルがハマる感じは爽快。
でも、殺人の動機が弱すぎ。まず、夫婦そろって弟を助けるだろうか?大人がそれだけ揃っていて突然のことで何もできず突っ立っているだろうか?殺す順番おかしくないだろうか?他人じゃなく、まず、門田を殺さないだろうか?
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雪平シリーズ4弾。相変わらずテンポが良くグイグイ引き込まれる。日曜日の昼下がり・・・・わずか2時間で読了。夢中でした。
予想外の犯人でしかも変装するという仕掛けにびっくり。
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まだまだ続くよ、雪平夏見シリーズ、そう言われて正直すごくうれしいです。鈴木さんのシーン、グロすぎって思わず顔をしかめてしまいましたが…小説ってすごい。文字だけでとてつもないものの想像をできるんですもの。
さてさて、この小説も終わりが…まるで次の小説用のはじまり、ですね。次回も楽しみ。
そして、やっぱり雪平安藤コンビは最高です。くれぐれもシリーズ最後でやっぱり安藤が…なんてことがなければ、ありがたいのですが笑
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衝撃のラスト。
単行本の発行のタイミングを考えると、まあまあ、ね、という部分はあるけど。
家族も、元夫も娘も失った彼女に残されたものは仕事しかないのに、それすらもままならなくなってしまうという現実は辛すぎる。
けど、小説版だと安藤がまだ活躍してるのが嬉しい。
この後どうなるのか、早く続きが読みたい。
映画版の最終章と合わせて発行となるのだろうか。
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ノンストップ、一気読みだった。読みやすいのもあるけど、展開が早くてページを止められなかった感じ。
以下、ネタばれお構いなしのメモ書きなので、未読の方は見ないようにお願いします。
で、また続く・・・ぐぬぬぬ。あとがきによれば、10巻くらいになりそう?とのこと。まあ、ストーリーは面白いので、続くこと自体は歓迎ですけどね。でも、前巻の終わりをあまり覚えていなくて、初めに「何だっけ?」とか思ってしまった。1冊のボリュームはそれほどないので、1巻それぞれをもう少し厚くして一気読みできた方が個人的にはうれしいなあ。
話自体は、哀しいお話。逆恨みと言えなくもないけど、その立場になったら、そうも思いたくなりますよ。辛いことは誰かのせいにしないとやり切れないから・・・。殺された方も傍観していただけと言われればそうだけど、そんな反射的にはカラダ動かないよ。そう、今回は誰もかれも、やり切れない感じ。間違っているとか正しいとかではなくて。
門田祐司のTVでのコメントも、そこだけ切り取るからそう思うのであって・・・
美央の叫びが胸に刺さる。読みながら涙。家族のためと思っていても、その家族自身がどう思っているのか。独りよがりになっていることもあるだろう。ましてや、仕事のことで、「家族のため」と思えばこそ、しんどいこともやり切れるのに、そこが独りよがりになっていたら、哀しい空回り,ボタンの掛け違い。
「家族のため」か「公益のため」かどちらを優先する?答えのない問い。
にしても犯人1人による変装とは。そんなにうまくいくものですかね。これは実写ではなかなか難しいだろうなあ。VFXだ。初めの登場人物紹介もミスリードに一役買った感じか。
で、警棒で警官の脛を打った莉奈は何だったんでしょう?鷺沼の妄想ってこと?
あと、着ぐるみをまずは疑うやろう・・・しかも、どうやって園内に入ったのか?スタッフだから問題なかった??だったら事前にしているであろうスタッフチェックで引っかかるだろう??気になる。
最後の発砲のシーンも描き方がうまいと思った。以前もありましたけど、ページの使い方がうまいですよね。すごい印象的になる。哀しいシーンなんですけどね。「不利になります」がリフレイン・・・
タイトルは雪平夏美だけではなく、門田祐司と鷺沼陽一郎にこそ当てはまるものだったのか。雪平夏美には「さよなら」と言わせないで納まってほしいが。
安藤君も頑張って、すこしはラブコメに行くかと思ったが、ないなコリャ。
ビブリア古書堂でもそうだったけど、地震絡めるのは何となくちょっと抵抗感。まあ、勝手な言いぐさですけどね。
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雪平夏見シリーズ第4弾。
文庫本を待ってたのよね〜
このシリーズは、ハズレがない!
テンポが良くて、一気に読めた。
文章より画像が欲しくなる。
映像化されないのかな〜
あと、続編も欲しい。
わがままですが…
'13.05.02読書完了
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「推理小説」刑事 雪平夏見シリーズ第4弾!
第3弾のラストシーンからスタート
刑事ではない雪平。。
ドギツイ描写を想像する箇所もあるが、何故だか軽やかに読めてしまう。
不思議な登場人物、不思議な出会い(繋がり)のうちにエンディングを迎える。
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シリーズ第4作目でサラっと読めたけれど不自由になって刑事ではなくなった雪平シリーズ、先が読みたくなるそんな話。シリーズ第5作目を楽しみにしています。
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雪平夏美シリーズの第4弾。
刑事ではなくなった雪平の上司である島津夫妻が殺されることで、今回の一連の事件が始まる。
はじめは複数出てくる殺人犯や殺されていく人たちに共通点が見出せなくて、むむむとなるも物語が進むにつれてその複数の疑問が一つの糸に繋がっていく様は結構よかった。テンポとかも絶妙で非常に読みやすい1冊やったと思う。
しかも、最後は恐らく続くのでは?と思わせる終わり方やったのもよかった。続編にも期待。
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一応、事件としては完結しているが、こんな終わり方されても困る。完全に「次へ続く」ではないですか。しかし、作者は雪平夏見をどうしても悪いほうへ持っていきたいとしか思えない。そういって結局次も買ってしまうのか。脚本家の作品なので、ビジュアルとしてイメージしやすい。各章のプロローグ部分は個人的には好きである。
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無駄に美人の雪平が・・・事件で撃たれた
後遺症で刑事ではなくなった
愛娘を取り返す決心をした雪平だが、新しい
上司が惨殺された為、親権を得る裁判には不利
とわかっていながらも犯人を追う
刑事だった頃の狩猟本能が発揮され犯人を追い
つめるが・・・