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私は「つまずいたり、迷ったときに読むノート」を作って、自分が感銘を受けた言葉を書き記しています。
この本からもたくさんの言葉をノートに書き写しました。
「誰にでも楽しめる世界を追求したい。難しいのは好まない」という考え方には同感です。私も文章を書くときには誰にでも容易にわかるように書くよう心掛けています。
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“根気よくやらなくちゃならない。それがあれば、どんな人でも、ある程度のところまではいけるんです。”(p.77)
“ちゃんと食べて、少しずつでもやってくうちに必ず片付く、僕はそう思います。”(p.105)
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やなせたかし氏の晩年のインタビュー。
氏の哲学がやさしい言葉で丁寧にしたためられた良書だった。
備忘録
・現在と未来をなるべく楽しくなるべく面白く生きたほうがよい。
・自分が全く傷つかないままで正義を行うことは難しい。
・正義の味方は傷つきやすい
・描き続ける。この世界は運、鈍、根。満員電車に乗っていてもいずれは席は空く。自分の座る席が必ずどこかに空くのでその時座ればいい。
・来るべき時の運をつかむためには、自分がやり続けていないといけない。絶えず自分がやっていないといけない。どんな状況になってもやり続ける。その場を楽しむように。
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やなせたかし氏の自伝。初期のあんぱんまんは大人向けに描かれており、中年太りのおっさんだったのが衝撃。最弱のヒーローの出で立ちがよく分かる。
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戦争体験からアンパンマンに込めた願い、やなせさんの哲学が詰まった1冊。最後まで描き続け、子供と大人に希望を与え続けたやなせさんの温かさが胸にしみます。
目次より
・前向きに考えよう
・おしゃれは気力
・アンパンマンが生まれた背景 など収録
p46アンパンマンとバイキンマンの戦い
インフルエンザだったら、ワクチンを打って立ち向かう。(中略)でも。ばい菌は死なない。ずっとそういう戦いんですよ。ですから、アンパンマンとバイキンマンの戦いというのは永遠に続いていくわけ。(p47人間の皮膚やお腹の中の菌に触れ、)p48ようするに、我々はその戦いの中で健康を維持しているという原則をこの話の中に入れてあるんですよ。
NDC 726.1
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小学校高学年向け伝記
アンパンマンの作者やなせたかしさんのインタビューを書籍化
アンパンマン誕生の背景、正義を行うことは難しい、不幸せになった時に幸せがわかる、やり続けることが大切など、やなせたかしさんの周りを元気にする魅力の秘密が、子どもにもわかりやすく書かれている。
特に心に残ったのは、正義ってなんだろう?というお話。深く考えずにアンパンマンをみていた自分が恥ずかしくなった。正義の味方アンパンマンが悪いバイキンマンをやっつける。単純に正義が悪をやっつけるって思っていたけど、本当は違っていた。
(本文より)
困っている人、飢えている人に食べ物を差し出すこういは、立場や国に関係なく、「正しいこと」。これは絶対的な"正義"なんです。
だから、アンパンマンなのかぁ。
バイキンマンについても、ただの敵とか悪とかではなくて、ちゃんと考えてあるんです。すごいなぁ。奥深いなぁ。
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美しいもの、わかりやすいものが好きで、そういうものをつくり、届けたい。
そんなやなせたかしさんの思いが体現された、美しく力強くあたたかなメッセージがわかりやすく紹介されているインタビューの書籍化。NHKがしたいい仕事の一つ。
新年一冊目がこの本でよかったと思う。
なんのために生まれて、なんのために生きるのか。答えられる人生を歩みたい。そしてアンパンマンが世に出た時、先生が54歳だったこと、それまでしてきたシナリオライターや企画、編集の仕事などが役立ったことなども、心にとめておきたい。
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現在と未来しかないので、楽しく面白く生きる
過去のことを考えてもしょうがない
嫌なことは考えない
おしゃれは思いやり
朝の体操
正義の味方は傷つきやすい
褒められない
生きているからかなしい
悲しみの後には喜びがある
不幸せになってこそ幸せがわかる
人生は運、不器用、根気よく
今の時代は楽になった分、わがままで離婚が増えた
子供はかわいく賢いが、弱くて耐えられない
我慢ができない
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とっても読みやすくて内容がすっと入ってきた
人生、運、鈍、根
アンパンマンがどうやって生まれたか知れた
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この本を読む前に「夜と霧」を読んだばかりだったので、やなせさんの言う飢えた人に一切れのパンを差し出すことは逆転しない正義だと言う言葉がとても沁みました…
挫けそうになった時に読みたくなる本です。
うちの2歳の姪もアンパンマンが大好きらしいです。私が子供の頃からずっと人気が続いているのはすごいですよね。
確かに子供の頃見て面白かった本やアニメというのは大人になってから見ても面白い。
私も「運・鈍・根」を、意識して頑張ろうと思います。
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40分間で読んで、最後に号泣。
あっという間に読める本ですが、やなせたかしさんの人生が凝縮されて詰まっている本でした。
ぼくの人生にも生かしていく。
やっぱり、アンパンマンが大好き。
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《私が参考になったこと》
◇人生は現在と未来しかない。
それをなるべく楽しく面白く生きる
◇戦争経験を通して
悪いやつをやっつけるだけではなく
ひもじい人を助けるのもヒーローの役割?
→アンパンマンの誕生
◇正義を行うには傷つく事を覚悟する。
◇生きているから、痛み、悲しみ、苦しむ。
それを感じるから喜びに気づける。
◇自分のやってることが
世間にどう影響を与えるか考えてみる。
《感想》
私は"普通"と呼ばれる人生から
かなり外れて生きてきて
(毒親育ち、不登校、
転職続き、結婚願望ナシ、鬱病治療中…)
劣等感があり、自分のことが嫌いだった。
この本を読んで遅咲きでも、
こんなに楽しく幸せに
生きた人が居るのなら、
私も今やれることを1つ1つ積み重ねて
今と未来に目を向けて
生きていこうと前向きになれた(*´∀`)
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テレビインタビューの単行本化
子どもの頃、自分の顔をお腹の空いた人達に分け与えるというアンパンマンの絵本が好きであった。
いつのまにかバイキンマンを殴るだけの話になって残念に思っていたけど、どうやらバイキンは死なないで新型ができて永遠に続いていく共生をテーマにしているらしい。
東日本震災後もアンパンマンによって救われた人達がたくさんいたもよう。
アニメ化して商業主義化したと思っていたけど、そんなことがないことが知れて良かった。
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様々な才能をもちながらも、必ずしも順風満帆の人生ではなかったやなせさん。そういった人生だからこそアンパンマンを生み、「アンパンマンマーチ」や「手のひらを太陽に」の歌詞を書くことができた。「何のために生まれて 何をして生きるのか」シンプルだが大事なことについて考えてみなければと思った。
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誰が読んでもわかるように。
でも、子どもだからってグレードを下げず、向き合う。そうすると、大人よりもむしろ子どもの方によく伝わる。
そういうものづくりの姿勢が素敵だなと思った。
やなせたかしの背景や哲学を知ってから「アンパンマンのマーチ」を聴くと涙が出そうになる。