投稿元:
レビューを見る
著者が代表取締役をつとめるコンサルティング会社が提供するインパクト・メソッドという生産性向上策を通じたコミュニケーションの改善について概観できる。模造紙と付箋紙を使ったビジュアル重視のパネルによる見える化、段取りコミュニケーションによる知力団体戦。
ITや仕事の指示、会議などの問題点は理解できた。
一方で、それを改善するためのインパクト・メソッドの導入には結局のところコンサル会社に依頼するのが一番というか、本書を読んだだけでは具体的にどのように取り組んでいくのかは分からない。(これについては既刊の別の本にあるのかもしれない。)
13-34
投稿元:
レビューを見る
よく職場に落ちている本。パソコンにばかり向かって仕事をしている気になっているのではない、人間同士ならば目を見て話せ、という本。(いや、ビジネス書か)
投稿元:
レビューを見る
一見泥臭い、アナログなコミュニケーションの活性化による「個人戦」から「団体戦」への転換で、日本企業の再生へー。
設計業務における三十年前と今の対比がおもしろかった。
昔はドラフターがずらずらと並んでいて、マネジャーが一目して進捗を管理でき、アドバイスも都度することができた。担当者も他人の図面を見て勉強、相談しやすかった。
CADが導入されてからは、担当者は孤立状態になり、設計業務は孤独な作業となった、という。