紙の本
母へプレゼント
2012/07/30 14:09
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投稿者:MOG - この投稿者のレビュー一覧を見る
母が少女時代に読んでいたく感動したらしく、(ただ、感動したのは亡くなった人に
なりすまして脱獄し、お宝を頂くところらしい)ドラマや映画まで見たと言うので
母にプレゼントしました。
少女時代と、老年に差し掛かって読むのとはまた印象が違うと思いますが、
また新たな読後感を持ったようで、感動していました。
私自身は、↑の宝を横取りの部分が好きではないので読んでません。。
紙の本
この先の展開に期待大
2017/04/23 21:24
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投稿者:たっきい - この投稿者のレビュー一覧を見る
全7巻のうちの2作目。どうやって自分を陥れた人に復讐をするのか、まだまだ話の行方がどうなるか見えず。先が楽しみです!
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ファレル司祭に財宝を託されたダンテスは孤島の牢より脱出。しかし、恋人メルセデスは彼を諦め、結婚してしまっていた。手始めに世話になったモレル氏に援助をし、危機を救ったダンテスは、これからは悪魔の心で、自分を陥れた者達への復讐をすることを誓うのだった。
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遂に脱獄を果たすエドモン・ダンテス。
当初予定していた方法とは異なるが、大きな妨害も無くシャトー・ディフから抜け出す事に成功した後、偶々通りかかった密輸船に拾われる。脱獄を果たしてからのエドモン・ダンテスは、捕縛される前とは桁違いの幸運と予てからの自身の資質で密輸船での地位も確立してゆく。(この幸運が投獄される前にもたらされれば、捕まる事もなかったのにねぇ・・・。なんて、な。そんな事したら物語がっ!)
その後、幾らかの期間を密輸船で過ごした後、偶然と必然に導かれ、彼は監獄で教えられた財宝の眠る島「モンテ・クリスト島」へと上陸する。
エドモン・ダンテスの視点から詳しく書かれるのはここまでだ。その後は、彼以外の第三者からの視点をメインに物語は進む。
エドモン・ダンテスを陥れた経過については、カドルッスから手に入れた。
エドモン・ダンテスを助けようとしたモレル氏に対しては、破産の危機を救う事により少なからず恩を返した。
そして物語は遂に主たる部分に入ってゆく。
エドモン・ダンテスを陥れたフェルナンの息子アルベール、そして親友のフランツ。彼らの元へモンテクリスト伯爵が悠然と現れる。
第二巻はこんなところ。遂にアルベールとフランツも出てきた。「将を射んと欲すればまず馬を射よ」って感じですねっ!
脱獄する辺りでは、まだ冷徹なに復讐を果たすモンテクリスト伯爵としてのイメージは全く無いが、それもアルベールの前に現れる頃には、底の知れない不思議な人物となっていた。
次巻ではどう展開するのでしょうか。
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イフの監獄から脱獄するまではちょっと退屈ですが、モンテ・クリスト伯として登場してからがまあ面白い!何で今まで読んでなかったんだろう!
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エドモン・ダンテスは脱獄に成功し、密輸船に救助される。そこで働きながら、ファリア神父に教えられた財宝を探す機会を伺う。
全ては、復讐を果たすため――
神父から学んだ語学・教養、あらゆる知識を駆使し、真相を探る冒険活劇的要素が読んでいて楽しいです。
そして以前お世話になった恩人には、きちんと礼を返す紳士的な一面も。
後半、外遊に来ていたアルベールとフランツ。そこに現れる不思議な人物――モンテ・クリスト伯。
いよいよ復讐劇の幕が切って落とされる。
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モンテ・クリスト伯 二巻
今回はなんとかどん底から這い上がり復讐を誓い実行に移し始めるあたりの話。
アルベールやフランツに近寄り、着実に復讐をはじめていく。
これからの盛り上がりが楽しみになる。
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前半ははらはらしながらダンテスの脱獄を見守っていたが、一段落したところから次の話への導入部がはじまり、それがやや長い印象だった。少し疲れた。自分に対して味方してくれた人たちへのお礼は終わり、ここからは復讐劇のはず。3巻以降が楽しみである。
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モレル氏のは別として、お金はもっと惜しんでと思ってしまう。金払いのよさで人々を利用するのだから、惜しんでいたら始まらないのはわかりますけれど。うーん小市民。
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基本はシンプルな復讐劇なのに、やたらと枝葉が増えるのが、少々難かなあ。サッサと復讐劇を進めて欲しいわ。
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地獄の底からはいあがっていくエドモン。いよいよ復讐へのステップを歩み始めます。
2巻目の半ば過ぎから視点がかわり、同時に純情、かつ情熱的だったエドモンが冷徹な謎の伯爵として表現されるのも一興。
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【概要・粗筋】
司祭の死後、シャトー・ディフを脱出したエドモンは、司祭の云う通りモンテ・クリスト島で宝を見つける。巨万の富を得たエドモンは、老父や婚約者メルセデス、そして自分を陥れた三人の男の消息を掴む。恩義を感じた元雇い主であるモレル氏の苦境を救い出した後、エドモンは復讐の準備を始める。そして、エドモンが投獄されてから23年の月日が流れた。
【感想】
シャトー・ディフの墓場が実は海であったなんて予想もしていなかったので、エドモン同様に驚かされた。
エドモンは、かつての隣人カドルッスから自分の逮捕後の物語を聞き出すが、エドモンがメルセデスに対してどのように思っているのか不明。しかし、メルセデスはフェルナンと結婚しアルベールを授かるも決して幸せそうではないと聞かされてなんと思ったのか。エドモンはモンテ・クリスト伯と名乗ってからも、たびたび感情が思わず発露してしまうことがあることからも、復讐心に凝り固まっていても、感情豊かな人であることには変わらないのだから、未練を残しているのかもしれない。これに関しては、これから明らかにされるのだろう。
モレル氏とその家族のエピソードは泣けた。しかし、モレル氏の息子であるマクシミリアンが再登場するとは思ってなかった。どのような役割をもって、モンテ・クリスト伯とどのような関わりをもつのか楽しみだ。
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まるで近代のアラビアンナイトのようだ。ドン・キホーテはただの空想だったがこれは現実だったのだ。箱物語りがあり、視点が変わり謎の人物、モンテクリスト伯爵が登場する。用意周到に準備をし、復讐するのはジャック・ヴァンスの魔王子シリーズを彷彿とさせる。逆にヴァンスがモンテクリスト伯を下敷きにしたのだろうか。
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誠実な好青年の船乗り、ダンテス。
老いた父の孝行をし、美しい婚約者も居て、船乗り仲間にも信頼されている 絵に描いたような善人だった。
しかし、船長の就任が決まり、愛しい婚約者との結婚式当日
彼はナポレオンに加担したと密告を受け逮捕されてしまう。
それは仕組まれたものだった。
ダンテスは何も知らないままに、刑の重い罪人が収容される監獄へと送られる。死ぬまで出してもらえない罪を背負ったダンテスは
偶然にも大金と共に真実を知る機会を得る。
全てを知ったその時、善人であるダンテスの頭に浮かんだのは復讐の文字だった。
2巻は脱獄から最後の善事、息子らの接触まで。
3巻からいよいよ、というところだろうか。楽しみ。
古い割には読みやすい訳で満足。
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ナポレオン戦争が終わる頃のフランスにおけるモンテ・クリスト伯ことエドモン・ダンテスの復讐譚。現実の歴史に基づく舞台設定や人物の背景描写が緻密で、作品の世界にどんどん引きずり込まれる。1つ1つの復讐には胸のすく思いがしたが、後には一抹の寂しさが残る。間違いなく名作。