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『悪霊』神になりたかった男 みんなのレビュー

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みんなのレビュー7件

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紙の本

ドストエフスキー文学のはかり知れぬ恐ろしさ

2005/06/25 19:35

5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オリオン - この投稿者のレビュー一覧を見る

スタヴローギンの「告白」(『悪霊』)という「いくつもの真実を同時に隠しもつ、永遠に解くことのできない、開かれたテクスト」に仕掛けられた、あるいは隠蔽されたさまざまな謎──「告白」の文体はなぜ「壊れている」のか、母親に鞭打たれながらマトリョーシャが「奇妙な声をあげて」泣いていたのはどうしてか、ドスエフスキーはなぜルソーに言及したのか、スタヴローギンがゲッテインゲンでまる一年聴講したのは誰の講義だったのか、また世界遍歴の最後に立ち寄ったアイスランドで何を見たのか、マトリョーシャ=スタヴローギンはなぜ縊死したのか、等々──をくねくねと迂回しながら解明しつつ、「ドストエフスキー文学のはかり知れぬ恐ろしさ」すなわち「意識という恐ろしさ、内なるポリフォニー(多声性)の地獄」に迫る。そしてスタヴローギン的な狂気=ニヒリズム、つまり世界をたんに見る対象として突き放す「神のまなざし」の傲慢さへと解きいたる。「九月十一日、神は死んで、人々が神になった」。

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2009/11/10 22:53

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2010/06/07 20:32

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2013/08/10 11:21

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2013/08/16 15:25

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2019/07/07 10:36

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