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  • 販売終了

〈意識〉とは何だろうか 脳の来歴、知覚の錯誤 みんなのレビュー

    一般書

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    みんなのレビュー26件

    みんなの評価3.6

    評価内訳

    26 件中 1 件~ 15 件を表示

    紙の本

    来歴と記憶

    2001/03/04 18:15

    5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

    投稿者:だらに - この投稿者のレビュー一覧を見る

     ちまたでの評価も高く、サントリー学芸賞も受賞したこの本は、<意識>を心理学的に考察しているわけであるが、いわゆる脳機能が局所的に配置されていると考える局所理論に対して批判をしつつ、意識を「来歴」として考察しようとする。
     ギブソンからの影響がつよいとはいえ心理学の新たな一歩として考えてもいいような発展ともいえるが、しかし、著者はこの「独自」の思想がベルクソンの『物質と記憶』の純粋記憶の理論と告示している点に気がついているだろうか。著者が扱っているストラットンや身体図式などのほかのテーマもすでにベルクソンがあつかったテーマであったことも興味深いが、是非「下条心理学」とベルクソン哲学との関係について本人の自覚的なコメントがほしいところである。

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    紙の本

    スリリングな書物

    2001/02/22 20:57

    5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

    投稿者:オリオン - この投稿者のレビュー一覧を見る


     心の無意識的・無自覚的な過程を調べることには長けてきた科学が、なぜ自由意思に代表される志向性や能動性といった側面での意識の研究を苦手としてきたのか。その理由の一つは、科学の方法論がその本質として脳や認知過程を状況から切り離し孤立させるからだ、と著者は書いている。

    《脳科学の本筋の中に「脳の来歴」、脳と身体と環境世界との相互作用の「来歴」をもう一つの軸として入れたなら、事態が変わってみえてくるのではないか。外堀(無意識)を埋めることによって、内堀(意識)の正体が見えてくるのではないか。従来の脳科学のめざましい成果の延長線上で、これまでの研究の弱点を乗り越えることができるのではないか。これがこの本全体の一つのメッセージでもあるのです。》

     ここに出てくる「脳の来歴」について。

    《そもそも、無意識が意識の基盤でありえる理由は、無意識的過程こそが「脳の来歴」の貯蔵庫であるからだと思います。また「来歴」がその影響力を行使する場所でもあるのです。》

     知的刺激と豊かな情報に満ちたスリリングな書物。

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    紙の本

    認知神経科学の観点である事に留意

    2024/01/04 22:21

    1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

    投稿者:岩波文庫愛好家 - この投稿者のレビュー一覧を見る

    書題が『意識とは何だろうか』となっている為、意識の概念や意識の起源等が中心に述べられた一書だと思いました。ですがタイトルの通り、その点に関しては相違がありました。
     本書はあくまで科学の観点から著述されてあり、実験結果や実験比較に依って結論付けられています。
     意識についての言及は5章あるうちの第4章にあり、それ以外の章は第4章への架け橋になっています(但し第5章については意識とは違う話題になっています)。
     全体としては『です・ます調』の文体なので、主張がソフトな印象を受けますが、しっかり理詰めでの展開を為している故、かなり強い説得を強いている感を懐きます。とは言え本書の各章の内容自体は勉強になります。一つだけ個人的には来歴の観念が解り辛かったです。

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    2006/05/06 15:15

    投稿元:ブクログ

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    2008/01/07 23:43

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    2010/04/14 00:30

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    2011/03/02 16:34

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    2010/11/20 17:24

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    2010/12/02 13:45

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    2011/04/10 20:52

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    2012/07/26 07:14

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    2012/09/12 18:27

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    2012/12/07 06:58

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    2013/06/03 06:35

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    2014/11/03 14:38

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