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投稿者:おさる - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者の作品にはいつもだまされます。
超ツンデレの御陵みかげが謎解きにチャレンジしていきます。
大学生の私は、みがけに翻弄されながらも
一緒に行動しますが、
物語は意外な展開を迎えていきます。
トリックばかりを追うと足元を救われます。
いろんなところに気をくばりながら読んで下さい!
紙の本
ミステリーといえるかは……
2023/11/26 16:15
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投稿者:いぬ - この投稿者のレビュー一覧を見る
帯に「日本推理作家協会賞」「本格ミステリ大賞」受賞とあったので興味を惹かれて購入しましたが、ミステリーとして面白いかと問われると微妙です。衝撃のラストよりも拍子抜けの気持ちが大きかったです。
電子書籍
面白かったです
2023/07/05 13:40
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投稿者:まかゆら - この投稿者のレビュー一覧を見る
ホラーミステリー好き
あらすじを読んで気になったので購入
予想通り面白かったです
同じ作者様の他の作品も是非よんでみたい
紙の本
W受賞?
2016/02/15 20:47
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投稿者:テラちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
信州の寒村で起きた殺人事件。まず、横溝正史の世界を思わせる。が、18年後に再びの事件。二部構成で描く「八ツ墓村」とでもいったところか。横溝風だから本格推理ではなく、猟奇的な世界がウリ。となると推理作家協会賞はアリにしても、ミステリ大賞は当てはまるのか?W受賞に残る謎。
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麻耶さんの作品を読むときは少しの油断も許されないとあらためて思い知らされた。
それだけでも十分通用しそうな第一部だけではあきたらず、第二部の更なる展開にただただ驚かされるばかりでした。
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2013/3/9 Amazonより届く。
2016/3/24〜4/2
日本推理作家協会賞、本格ミステリ大賞受賞作品。
3年半ぶりの麻耶作品。
いやぁ、やられたなぁ。流石、麻耶作品。一筋縄ではいかないとは予想していたが、ここまでやられるとは。ダブル受賞も納得の名作。
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ミステリとしても小説としても楽しめず残念。「意外な犯人」ものとしてもさして意外だとは思えず。…推理作家協会賞と本格ミステリ大賞をダブル受賞という評価に、わたしには解らないミステリ通の読み方があるのだろうかと思ってしまう程に、残念な一冊でした…(ーー;) 期待し過ぎたのかな…(ーー;)
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殺人事件のミステリーを読む時は、動機や人物背景など心情が気になりますが、この作品を読了して思ったのは他に方法があったのでは?と言う事。次から次に首切断の遺体が出てきますが結末知ってしまうと、なんだかなぁと言う気持ちになりました。
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秋田の事件を解決する続編もあるといいな~なんて呑気に読んでいたら…うわっ衝撃!なんかいろいろ音をたてて崩れていったw
常に予想の先を行かれて裏切られ、最後は一筋縄でいかない後味の悪さ。全体を通して名探偵の宿命のようなものをひしひし感じた。
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登場人物たちの名前も、それぞれ良いし、旧家で三人の娘たちが、次々と首を切られた状態で発見されるとか、いちいち、本格ミステリ好きにはたまらないツボが。
・・・しかし、そうでした。麻耶さんの小説だというのに、うっかり普通の事件と思って読み進めてしまった私が馬鹿でした。
当然、そんな事がある筈ないですよね。
私、犯人は、実はアノ人かと思っていたのですが、あっちでしたか・・・。
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評価が低くなってしまったのは、何よりも自分が期待し過ぎてしまったのが大きな要因。単行本の段階でネット上で評価高かったから勝手に「すごいどんでん返しがあるみたいだ」と期待が膨らんでしまった。
まあ首切りとかに理由付けもなされているし、論理的な推理も好みだから概ね納得なんだが、スガル様とみかげの社でのやり取りがなぁ。
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単行本買うか迷っているうちに、文庫になっていたのでお得な感じ
少女探偵というキャラものかと思ったら、ほぼそうなのだが、なかなかに本格的でもあります。まあ、突っ込みどころも多いですが…
なぜに2部構成なのか疑問だったんですが、読み終えると「なるほど」と。いろんな仕掛けがあって、一気に読み進めましたし、一歩まちがったら嫌ミスになりそうなラストも大変面白うございました。評価が高かったのもうなづけます。
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日本推理作家協会賞&本格ミステリ大賞 ダブル受賞!
隻眼の美少女探偵御陵みかげ降臨!
「私の左眼は、真実を見抜きます」
因習深き寒村で発生した連続殺人。
名探偵だった母の後を継ぎ、みかげは事件の捜査に乗り出した。
究極の謎に挑む究極の名探偵。
だがその結末はあまりにも意外な……。
本格ミステリの新たなるマスターピーズ。
「手がかりが偽装されている」可能性について論じられながら、
その真相が自作自演によるものだったというのには、
「犯人に操られる探偵」を強く印象付けられてしまったために意外なものでした。
第一部と第二部での、探偵・みかげのイメージの落差がひどすぎるw
そしてやはり麻耶センセイはどこかおかしい。
ミステリ:☆☆☆☆☆
ストーリー:☆☆
人物:☆☆☆☆☆
読みやすさ:☆☆☆☆
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表紙、題名から「ライトノベル」を彷彿とさせる作りになっていますが、
それこそが作者による最初のトリックかもしれません。
結果・全然ライトではありませんでした。
(「神様ゲーム」を「児童書」っぽく見せているという前科もあることですし、決してライトになることはないと予想はしていましたが。)
麻耶さんの世界観に閉じ込められ、終始犯人に翻弄されまくりでした。
そして、読み終わった後も、かなり尾を引きます。
当然、最後に犯人により全部の真相が語られ、事件は幕を閉じる。
ミステリーとして当然の終わり方ですが、他の方の感想を拝見すると、
本書ではそれが「意外ではあるが、あっけなさすぎる」という意見もありました。
たしかに、最後まで読んで、「これで終わり?」ろいう疑問を持ちました。
それまでの事件がとても凄惨で、絶望的で、何よりページ数も多かったものですから(笑)。
しかし、冷静になったところで振り返ると、
「その真相って、ホント?」と、疑問が出てきました。
たぶんみんな嘘をつく。それにずっと翻弄される物語なのですから、
最後の最後でも、犯人は嘘をつくと思います。
深く読めば読むほど、考えさせられる作品です。
人によって解釈の仕方が様々あるのが麻耶作品の良いところで、
大好きなところです!誰かと語りたい・・・と思わせてくれます。
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真相はどうかと思ったが、一応意外性のある結果とはなっている。
ただ、名探偵の淡白な推理が、途中から、あっ、これは絶対間違っているとわかってしまうのはどうかなと感じた。名探偵という存在をメタ的に取り扱うあまり、名探偵の事件に関する関わり方に人間性がなくなり、ミスリードのために無理やり間違った推理をやらされてる感がすぐ読み取れてしまうのは少々残念だった。
名探偵なんて存在しないかもしれない。作者の予定どおりの行動を取らされているかもしれない。それでもやはり、小説としては、自らを単なる駒ではなく、作中世界の一個の人間として存在していると自覚している名探偵を読みたい気がする。
麻耶雄嵩の作品は面白いと思うし、この作品はこの作品でありだとは思うけど。