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マジになるのって、こわくない?自分の限界とか見えちゃいそうで。木島悟、16歳。世界で最高の場所は、叔父の通ちゃんのアトリエ。ずっと、ここに居られたらいいと思ってた。キライなものを、みんな閉め出して…。村田みのり、16歳。鎌倉、葉山を舞台に木島とみのり、ふたりの語りで綴られるまっすぐな気持ちと揺れる想い。
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「なにかに本気」になるのが怖い。「自分の限界」が見えそうで。そんなサッカー部GKの木島。先輩の本間さんは「できない」ということが分からない。「テッサイの様にはなるな」母からのただひとつの願望。いろんなものに押しつぶされそうになりながら絵を描く木島。
家に居場所がない中年親父の気持ちが分かる16歳、村田みのり。叔父「通ちゃん」はイラストレーター。通ちゃんの絵が好きな村田。人と関わるのをどこかで怖がる村田。馬鹿な自分が一番嫌いな村田。二人が絶妙に関わっていく青春ストーリー。
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名前だけ、記憶にあった本(笑)
借りてみたら、あまりの面白さに本屋で買ってしまいました☆
素直な気持ちになれない村田に共感☆
こんな男女、最高だと思う☆
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思春期のまっすぐさと、どうしようもない揺れる気持ちがすごく良く描かれていると思う。この作品を読んで佐藤多佳子さんがますます好きになりました。
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マジになるのって、こわくない?自分の限界とか見えちゃいそうで。木島悟、16歳。世界で最高の場所は、叔父の通ちゃんのアトリエ。ずっと、ここに居られたらいいと思ってた。キライなものを、みんな閉め出して…。村田みのり、16歳。鎌倉、葉山を舞台に木島とみのり、ふたりの語りで綴られるまっすぐな気持ちと揺れる想い。
「一瞬の風になれ」で興味を持って読んでみました。どっちが好きかと聞かれれば「一瞬の〜」ですが、こっちはラブの要素も入っていて、「一瞬の〜」よりもシリアスなカンジで、これはこれでアリかと。絵の上手な人はマジで尊敬します!!
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『背中を向けて歩き出す。大股でゆっくりと歩く。私がついてきてるかどうか時々確かめるように振り返る。』そんな男の子、結構好きだわ。海は必ず青春が生まれる気がする。羨ましい。
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これぞ「青春」という感じの青春小説。みずみずしさ、さわやかさ、もどかしさ・・青春のすべてが詰まっていて読んでいるだけで高校生に戻れる・・気がする。
「自分の居場所が無い」とか「何のために生きてる?」ってよく自問自答したな。
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初めはじれったかったけれど、最後はすっきりした記憶が。読んで3年以上経つのでうろ覚え。でも、本屋大賞をとったのも見てみたいと思う今日この頃。
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キライなものばっかりという女の子、マジになるのがこわいと思う男の子、ふたりの高校生のものがたり。明るすぎず、ずっしりと重い気持ちを持ちながら、なんとなくさわやかで、高校生らしいなぁって思う。高校生なのにお酒をがんがん飲んでいるシーンが出てくるのが、チョット気になる。
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最初のお父さんとのお話がよくってジーンとしてたら、短編連作でナルホドと。譲れない好きなもの、本気になって跳ね返ってくるものの怖さ、大人の事情も、いろいろ共感。
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淡ーい高校時代とか思い出したりする話。
高校時代に読んで、自分の何もない高校生活をすごく陳腐なものに思ったりした。
こういう水色っぽい学校の話が好きです。
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本屋大賞受賞で波に乗る佐藤多佳子。面白いということで他の作品も読書。マジになるのが怖い高校生、木島悟。親、クラスメイト、世界と衝突してしまうが、唯一叔父とだけ打ち解け、叔父のアトリエに入り浸る村田みのり。鎌倉を舞台に、ふたりの語りで綴られるまっすぐな気持ちと揺れる想い。率直過ぎるために周囲とぶつかる少女、みのり。マジになるのが怖く、いつもどこか抜いている木島。彼らが絵を通し、不器用ながらもまっすぐな衝突を通して、徐々に打ち溶け合っていく姿がとても素敵。彼らの絵に対する情熱や、部活、友人関係で悩む姿が本当に眩しいなぁって感じる作品だった。久しぶりにいい恋愛小説、青春小説を読んだなぁと思いました。いいね!!
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070902読了。ようやく図書館に行き、本を借りることが出来ました。良かった良かった。そしてこの本、すごく良かった!男みたいな女の子村田みのりと、落書き男木島の視点で交互に語られる。絵を通してコミュニケーションする二人。青春成長小説。とても好き。
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むきだしで、曖昧な心がどんどん削られてシャープになっていく。だけどそれは冷たい変化じゃなく、生々しい変化。
だけど読んでる印象がさっぱりとしているのは、どこか無性的な主人公達だからかなと思います。
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日常を切り取るのが上手いなぁと楽しめました。気持ちの表現が素直にできなかったり、今ある環境に迷ったり…10代のうちに読めばもっと共感できる部分、リアルに感じる部分があったかなと思います。