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「ライ麦畑で〜」のホールデンに通じるものを感じるのはわたしだけでしょうか。
坊っちゃん、私は好きです。
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夏目漱石のすごさは、当時の流れから一線離れて書いていながらも、読者をひきつける魅力を失わない点だと思う。
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久しぶりに読んだら面白かった〜!!なんてったって「清」。東京を離れ、清から離れることによって坊ちゃんがいかに清の無償の愛に助けられていたのかということをだんだん分かっていく過程が面白い。無鉄砲で痛快な生き方に憧れると共に、社会に適応する為には自分を認めてくれる誰かの存在が必要なんだと、そういったことも教えてくれる作品。
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2006年7冊目。2006/02/12-02/15
100年も前の話なのに、今の人たちにも通じるところが多々あるのが面白い。最後の清のくだりは秀逸。
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(あんなにぼろくそにいわれていたのに)松山で坊ちゃんの記念式典がどうのこうので、という縁あり何十年ぶりに読んだ。小学生の高学年で読んだ。
いろいろな言い回しや状況をしっかり覚えていた。不滅、だ。
夏目漱石の「言葉の調子」は他の何語にも翻訳できない。
愉快だ。
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中学の教科書には載っていたけど、真剣に読むのは初めててだった・・・
文豪は本当にすごい!書き方は1人称?どんどん物語に引き込まれる・・・
曲がった事がキライな主人公、清の元を離れることで清の偉大さを知るっていうちょっと心が温まった・・・かとおもえば、四国での話は爽快だった!
強弱がうまくとれててさすがお札になる人は違うと感心させられた作品
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これほど日本人に愛されている作家もいないと思う。確かに面白い。軽快な江戸弁と四国のもったりとした喋りでのやり取りは絶妙。
そしてところどころ出てくる清さんも愛らしい。
現代小説に慣れてしまった俺からすると最初はちょっと物足りないけど、慣れるといい感じだ。
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レポートのために。まあそもそも「読め」と云われて読んだ本が楽しめたことなんてほとんどないんですけども、好きか嫌いかと問われればキライです。
漱石の作品は晩年が好きです。精神衰弱が端々に感じられるあの辺の話が。
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愛媛の坊っちゃん。初夏目漱石。一気に読んだ。描写の細かさ、テンポ良さでラブ。正直者がバカを見る展開が多々あったが、こういう気持ちって大事。
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主人公の「坊っちゃん」が同僚などを好き勝手に批評してるんですが、それが面白い。そしてラストは、意外にもちょっと心温まるものでした。
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恥ずかしながら、「坊ちゃん」、初めて読みますた。
初めて道後温泉を訪問したのを機に。
一読して思ったのは、「なんじゃこりゃぁ!」てなことでした。文学的価値はともかく。
カラっとした青春小説(東京から松山に赴任した新米教師が、周囲の個性的な登場人物とともに笑ったり悩んだり“マドンナ”に恋こがれたりしながら成長して行く話・・・とか(笑))だとばかり思っていたんだけど、全然違う。
直情径行・無鉄砲をムネとする坊ちゃんが、松山「くんだり」まで飛ばされて、ただ軋轢を起こして戻ってくるってだけのねじくれた話じゃん。
“マドンナ”だって人の好い許婚者をほっといて別のオッサンに口説かれちゃうだけの女(登場人物とさえ言えない)だし。
いい人なんか一人も出て来ない。
なにより、松山に対しては田舎だの不浄だのと、とにかくけなす一方じゃないですか。
先日行った時には、出版100年というタペストリーが町なかに架かっていたり、旅館の部屋には一冊「坊ちゃん」の文庫本が用意されていたり、坊ちゃん電車の、坊ちゃん饅頭のとさんざ観光に利用しているけど、いったい松山は何を考えているんでしょうか。
いやー、呆れたを通り越して、力なく笑うしかありませんでした。
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「あんな奸物の遣る事は、何でも証拠の挙がらない様に、挙がらない様に、挙がらない様にと工夫するんだから、反駁するのはむずかしいね」「厄介だな。それじゃ濡れ衣を着るんだね。面白くもない。天道是耶非かだ」・・・おおっと。
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坊っちゃんの馬鹿正直さが好き。松山のイメージは散々だけど、痛快だった。
"Botchan" by Soseki Natsume
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何度読んでも面白い。
戯作文学のような文章も好きだけど、清とのやりとりがとてもよい感じ。
やはりこれは清と坊ちゃんの愛の物語なのですね。
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たまには名作も読まなきゃ恥ずかしいなと思ってたまたま手に取ったのがこれ。
大事件が起こるわけでもないのだが、読ませる文章で愛すべき一冊。夏目漱石が愛される訳がわかった。
清に対する思いが温かくて、この思い、故郷を持つ人ならば共感できる。