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人間は不安になったときに言葉であれこれ哲学するよりも、不安でもあえてこれまでの生活を続ける方が健康的に生きられるかもしれない。不安の場面からは逃げたりさけたりしたいmのだが、不安の場面からいつも逃げてばかりいると、それなりに大きな代償を支払わなければならない。
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奥田健次先生の行動分析学の本。
育児用の「叱りゼロで「自分からやる子」に育てる本 」よりも難しい語り口です。
内容もかぶっている部分がありますが、
エクスポージャーや、トークンエコノミーなど
行動分析学って非常に面白くて有意義です!
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行動分析学というと、なんとなく動物としての反応を基にしているだけのような気がして、どうも好きになれないというのが正直なところ。
しかしかといって、「もっとやさしくなりなさい!」とか、「もっとしっかりやりなさい!」といったところで、具体的な解決策には何もならないのも事実。感情や情緒といったもの、自主性といったものを重視してあげたいけれども、そこにいく前のところで挫折したり、ちっとも改善しない相手に理不尽な怒りをぶつけてしまって、かえって自主性を阻害してしまうなんてことの方が多いかもしれない。
そういったときには、行動分析学の知見がとても役に立つのではないだろうか。本書を読んで、いくつか目から鱗が落ちる思いがしました。若干上から目線の言動が気にはなりましたが、しかし至極まっとうなことを指摘されているので、痛いところを突かれたなぁと読者で在る私の心はそう感じたのかもしれない。
本書は、子育てに悩んでいる方や、写真のマネージメントに悩んでいる方にとって、一つの方向性を見せてくれるのではないでしょうか。そして個人にとっても、いまいちやる気が出ない自分への対処方法として、より具体的なものへつながるのではないかと思います。
ブックレビューブログ『続・本でもって』内のレビュー
http://booklife.hatenablog.com/entry/2014/10/13/162402
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事例で説明した行動分析学の入門書で、杉山尚子著『行動分析学入門』の勝手版という位置づけとのこと。
直前ー行動ー直後の3マスを使い、ウィットもシニカルも含んだ気取らない説明。
行動の定義(死人にはできない、ビデオ撮影して分かる具体的なもの)。
行動の直後に続く結果に原因があるオペラント行動。
好子(こうし)と嫌子(けんし)が原因となる行動随伴性による四つの行動原理。その応用形としての消去、消去バースト、回復、阻止。
行動の四つの機能(得られる:物や活動、注目、感覚。逃避・回避)
望ましくない行動を減らし、望ましい行動を増やす介入としてのエクスポージャー、トークンエコノミー、FTスケジュール、任意の努力。
行動の原因が直後の結果にあるオペラント行動は、アドラー心理学を思い出させ、直前の刺激で起こるレスポンデント行動の説明には妙に納得した。
現実の行動の原因は、モデル化されている行動随伴性と行動の機能が重複して関わっているものだと思われるが、基本的な構造の理解と行動分析学に基づく介入の効果・影響が印象的だった。
14-161
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[ 内容 ]
「すぐに弱音を吐いてしまう」「ダイエットに失敗する」…日常ありがちな私たちの行動を分析するのに、難しい理論はいらない。
心理学のメインテーマともいえる「なぜ、その人は○○をしてしまうのか」という問いへの答えを「心」ではなく、「外部の環境」に求めるのが行動分析学だ。
「好子」「嫌子」「出現」「消失」。
あらゆる行動は、四つのキーワードで分析可能であり、不登校から潔癖症まで、様々な問題行動を劇的に改善することができる。
本書は、そうした改善の実例を豊富に揃えるとともに、最新の知見も交えた実践の書である。
[ 目次 ]
第1章 その行動をするのはなぜ?
第2章 行動に影響を与えるメカニズム(基本形)
第3章 行動がエスカレートしたり、叱られても直らないのはなぜ?
第4章 行動に影響を与えるメカニズム(応用形)
第5章 行動は見た目よりも機能が大事
第6章 日常のありふれた行動も
[ 問題提起 ]
[ 結論 ]
[ コメント ]
[ 読了した日 ]
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実践的な内容として多くの支持や共感を得ているのでしょうが、現実に直面されておられる個々の困難に対した時、果たして、現実的な処方箋たりうるでしょうか?期待が大きい分、読後に不安が残ります。真摯に取り組んでおられる現場に手が指し延ばせない現状こそ問題と思いました。
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行動分析学。
興味はあるけど、どんなものなのか?
そんなビギナーには、
わかりやすく、読みやすい一冊。
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メリットやデメリットはよく言うけれども、行動を強化する機能(好子)と行動を弱化する機能(嫌子)として、行動に注目するととても面白い分析ができます!嘘を見抜いたり、言い訳や弱音ではなく一つ一つ行動できるだけのナビゲート法がわかり、仕事でも家庭でも育児でもとっても参考になります!
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行動分析学の実践編。
でも、一般の人でもわかりやすいように解説しているので、理解できます。
子育てなどで、どのように声かけしていったらいいかわからない人にオススメです。
小学生になって、言葉で説明して、こうしてほしいと伝えるときに、本当に役に立ちます。
一応理論ではわかっても、いつもできるという訳じゃないので、また読み返して、身につくようにしたいです。
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何故あの子は学校を休みがちなのか。それはイジメがあるからじゃないか。心が弱いからじゃないか。
この課題解決を、そんな切り口からしか発想できない人であれば、この書籍は目からウロコだと思います。
本書の内容は本文にある下記の、大幅な改善の事例集です。
「傾聴中心のカウンセリングではどのように扱えばよいのかよくわからなかった不安や恐怖が、行動の法則を正しく使うことによって大幅に改善されることは明らかである。」
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人の行動は、よく観察すれば、好子(=よいこと)と嫌子(=いやなこと)に対する単純な反応が見えてくる、と著者は書いています。具体例も多く非常に説得力があります。
複雑なモノの動きも結局はシンプルな万有引力の法則から成り立っているのと同じでしょうか。
ただ、物事にはコインのように裏表があります。この本でも好子と嫌子を錘に例えた天秤の絵が載っていますが、1つ1つの大きさは分かりませんし、気分によって変わる場合も多いと思います。
まだまだ「こころ」は分からない事が多そうです。
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続けて読んでみた。まだ全然理解はできていないけれど、とにかくシンプルで面白いということはわかった。行動分析学、ちょっと勉強してみようと思う。
飴と飴なし、は普段の自分の行動にも応用できるし。
組織行動管理も面白そう。
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非常に面白かった、というか勉強になった。行動の定義を明らかにし(死人テスト)、一連の流れとして俯瞰し、因果関係を読み解くことで行動をコントロールすること。キーワードは好子の出現の強化と嫌子の出現の弱化。なるほどなあと思う。人間を動物に見立てたような側面もあり、きっと抵抗感を抱く人もいるんだろうなあと想像は容易いが、それでも説得力は抜群にある、というか感覚的、経験則的にこの理論は正しいと感じられる。もう一度読んで、深く血肉にしたい。
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行動分析学を基に発達障害や不登校の問題に取り組む奥田健次先生の新書です。
この本は行動分析学について専門用語を交えながら解説をされています。
「拝啓、アスペルガー先生」等の著書に比べると専門的な分、難しそうな印象を受けます。しかし、行動分析学について例を用いて説明しており、とても分かりやすく思いました。
また、強度高度障害等の事例もあり、実践家としての著者ならではの書となっております。
著者の他作品と合わせて読むとより理解が深まると思います。
行動分析学に興味がある方
発達障害や不登校の問題を抱えている方
モチベーションの高め方に悩んでいる方へ。
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ポイントカードを行動分析学的に解説している部分は興味深いものでした。
この知識、考えを持っておくのは暮らしの中でもなかなか役に立ちそうです。