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投稿者:七無齋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
いわゆる体験記集ではなく著者がそれぞれの手記をまとめたもの。なので流れが少しわかり難きなっている。それでも悲惨な実態は浮き彫りにされている。
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沖縄戦末期、学徒看護兵として従軍した女子学生と引率の教師の手記。人間が集団としてコントロールされてしまうと、かくも悲惨な状況が現出する。思い込みと推測による行動が更に状況を悪くする。このような悲惨な記録があるにもかかわらず、戦争が無くならないのは、人間が本質的に戦争を必要としているのではないかと思えてしまう。
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ひめゆりの塔を参拝したその日に読破。行く前に読めばよかったと後悔。今こうして自分が生きてることの重大さを感じたし、日々の自分の生き方が、亡くなった人たちに対して恥ずかしい。もう一度お参りに行きます。
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これを読んでから沖縄に行くのと
読まないで行くのとでは、
全然景色が違って見えます。
ぜひ、読んでおきたい本。
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最近、置かれた状況に対しての嘆き節が余りに酷いため、自身に「とは言え、貴様は恵まれ過ぎているのだ…!」と活を入れるため、読破。
嗚呼、遣る方なき事実よ。今や昭和すら遠くなりつつあるが、それでも確かにそれは紛れもない「現実」として横たわってあったのだ。
人が人と戦う…そこに国家的大義名分があれ、政治的理想論があれ、利権に絡む排斥思想があれども、戦争とは、皆、等しく死線に立たされてしまうものだ。
嗚呼、その虚の如き、仄暗き深淵よ! 我らよ、決して覗き込むなかれ。
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大好きな沖縄を知るために購読。
今は日本トップの観光地である沖縄。
だけど、自分は表の沖縄しか知らないんじゃないか?
そう思い、中学の歴史で少しだけ学んだ沖縄戦について深く知りたいと思った。
この本を読んで、歴史について初めてきちんと学ぶことができた。
残虐で哀しい。二度と同じ過ちをおかしてはいけない。当時を生きていた人は、本当に強い。
自分はどう生きるべきか?そう思わせてくれた。
最後の「血の島」と沖縄を呼ぶひと文に心打たれました。大切な本に出逢えた。
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とにかく勉強になる。沖縄戦については誰もが知っておかなくてはいけない。これは死ぬまでに必ず読んでおくべき本だと思う。
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本書でひめゆりの塔関連の図書は2冊目。ひめゆりの塔って言葉は何となく知っていただけでした。
学校の歴史の授業では、昭和時代以降は、なぜか簡単に終わらせられがちだけど、ここ一番大事でしょう。沖縄戦はじめ、太平洋戦争はちゃんと中学高校生たちに伝えていくべきだと思います。