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ウィザードリィみたいなサブタイトルだなと思ってたら、着想は「隣り合わせの灰と青春」とのことだった。小説ウィザードリィは夢中になって読んだ口だったので正直嬉しかった。小説としては異世界召喚物になる。
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アニメが楽しかったので、原作本のほうを借りてみました。
中盤から後半が楽しくなる感じ。やっとこの作品の個性が出てくるというか。
前半は、ゲームの導入からチュートリアルまでを、Aボタン連打で進めているような感覚でした。間違ってもTRPGじゃないな。導入一本道的な意味での、コンピューターゲーム系。PCもNPCも、ゲームデザイナーが設定した線路からの逸脱ができない。
何も知らない冒険者がそこに突っ立ってたら(しかもお金持って)、格好のカモとばかりにお金を巻き上げにいくと思うのです。お金を預けるところが、本当にお金を預かってくれるところで、心底拍子抜けしました……。それと同時に、ああ、この本はこういう、順法精神とあふれる人達の世界なんだなぁとも。
主要キャラがぽこんぽこん死んでいく感じは楽しいし、そこからキャラクター達が何を感じるかを丹念におっかける描写は、とても好きです。
ラストまで出て、オチが興味深かったら詠みでみたいとは思いました。
群像劇が延々と続くだけだったらさみしいですが、『傷だらけの灰と青春』が元ネタだというなら、どんな形であれストーリーはまとめてもらえるって、そういう点では期待しています。願わくば、あんまり巻数が多くなりすぎないといいな。
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繊細かつ優しげな文体が織りなす6人のパーティの成長劇。未知の世界における不安を解消しようと新たな仲間達が膝を突き合わせるように歩みだしたその時……。○○○の××××××に吃驚した。
が、これが物語とキャラの心の裡の変化にドライブをかけて行く。
シーンにも台詞にも派手さはないが、それゆえ等身大の少年少女が、おずおずと関係を紡ぎ始めていく様は自然なそれ。直面する○○○の△に対する皆の心の動きも同様で、共感度は高い。
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だって怖かった。
アニメは背景美術がきれいで、本当に上手に丁寧につくられていたんだなと思いました。
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司令塔役は大変ね…。
ゲームのようにはいきません、相手も必死、こっちも必死。なんせ命がかかってる。
コブリン達も流石にそんなに狩られたら警戒しないのかな、あの場所は危ないって、徒党を組んだり、策略を練ったりしないのかしら。
そんな知恵を持ったら、多産なゴブリンは最強になってしまいますけどね。
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アニメが素晴らしくて、原作もそこそこ楽しめた。強くない主人公のあり方は、TRPGを思い出し懐かしい。
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凸凹な個人の集まりが、パーティーになるまでの物語。
ウィザードリィの世界観と、ファイアーエムブレムの死生観を合体させたら、ものすごくシビアなファンタジーになりました。
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昔アニメで見て好きだった印象。
主に主人公だけど、登場人物の心情だらけの内容が自分は好きです。
いろいろ死んでしまったりと、全体的に暗めな雰囲気だけど、これからどうなるのかが楽しみになる話だと思う。
たぶん2巻までがアニメの内容かな?
次も読もう。