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ゲーム的な部分とリアルな部分、そのさじ加減が絶妙だと思う。登場人物に違和感を抱かせることと、やけにゲーム的なギルドシステムとかでゲームっぽさを強調しつつ、戦闘や仲間の死などではリアルを表現している。
「薔薇のマリア」とも通ずるところのある書き方ではありますが、あちらほど町や世界の広がりは感じません。これからかな?
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面白かった!
十文字さんだけど、そこまで鬱々しい気分にはならない。
「薔薇のマリア」を最初読んだとき、「さては実はゲームでしたオチか?そのうちゲームだと気付いてクリス・クロスみたいなことになるのでは…」と思ったものだけど、こっちは正にそうなりそうな感じ。
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サブタイトルに惹かれて購読。
ゲーム、かなぁ?
それこそ(一つ前に読んだもの以上に)和風Wizを想起した。
で、主人公チームがヘタレ系であることに在る意味新鮮。
最近は俺Tuee系が多かったからなぁ>自分の読書傾向
もうひとりふたり死人がでそうな気がするが、さて、蘇生はあるかな?
なければ一目おくが。
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記憶を失ってファンタジー世界に飛ばされちゃったので、喰っていくためにモンスターを狩る若者たちのはなし。主人公たちのパーティは、ゴブリン1匹を6人がかりで囲んでギリ倒せるくらいの強さ。普通はそうだろうなぁ。
ダンジョンものではなかったけど、ウィザードリィ序盤のハラハラ感を感じた。いつ死んでもおかしくない感というか。
ギルドに入ったりとか、そこでの修行シーンとかは豪快にカットしちゃう潔さ。
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評価:☆3.5
――これは、灰の中から生まれる冒険譚。
物語は登場人物達がいつの間にか記憶喪失になって異世界?に飛ばされているというところから始まる。
右も左も分からぬまま、この世界「グリムガル」で生きていくために同じ境遇の仲間たちとパーティーを組み、抗っていく・・・。
主人公達が白紙の状況から始まるから、読み手も同じ感覚で物語に入っていけるのはいいね。
底辺から始まり、絶望や困難を乗り越えて少しずつ成長していく過程も良い。
とある事情で最初は心を開いてなかったメリィが実は優しい心の持ち主だったとかも良い。
ラストのゴブを倒したときはこっちまで嬉しくなったし、墓のシーンも切なさと力強さを感じさせて良かった。
でも・・・
もうね、ランタがウザすぎる。
よくもまぁこれだけヘイト集めるキャラ作れるなと感心するレベル(笑)
良く言えば人間味があるんだろうけど、少なくとも自分との相性は最悪だった。
正直ランタがいなかったらもっと評価上がってたと思うw
文章もちょっと独特で取っ付きにくかったけど、これは許容範囲。
やっぱ戦犯はランタだよ!w
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目が覚めると記憶にない世界にいた数名の男女。記憶にない世界っていうけどそもそも自分の名前くらいしか記憶にないし、思い出そうとするとするりと記憶が失われていく感覚。頭の中に浮かんだゲームのような世界という言葉、ゴブリンやオークのようなモンスターが存在する世界で義勇兵となる主人公達。主人公はこの世界で生き抜くことができるのだろうか。※主人公であるハルヒロは6人PTで立ち向かっていくんだけど弱いですこの主人公、6人PTで必死に戦っていくんだけど、弱いからこその強者への憧れとか精神的な余裕のなさとかが面白い。キャラ同士の掛け合いがうっとうしく感じることが少しだけあった。
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「なろう」系っぽい設定だけど話の進展が遅いというか商業らしいというか。読み進まないと面白くならない。
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気が付くと暗闇にいた。
ここがどこかわからないという人間が周囲には何人もいた。
暗闇から出た先に待ち受けていたのは、パーティを組み、スキルを習い、義勇兵見習いとして生きるしかない現実だった。
何が待つのかわからない新たな冒険が始まる。
こういう異世界飛ばされた系は増えたけど、どこへ向かうのかわからないという展開はなんか斬新だったな。
マナトに起こったことなんてまったく想定外だったからなぁ。
どんな展開になるのか楽しみですね!
ただ、それと同時にラノベらしい軽さがないのが難点かな。
なにより軽さをだそうとしたランタの発言にイライラが募る(苦笑)
好きなキャラが出てくれば盛り上がりそうだな!
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とにかく、ランタがうざすぎて、途中で読むのをやめたくなったくらい。ストーリーは嫌いではないが……。そんで、その後からアニメ版のキャストを見て「なるほど」と納得した。
ああ、このキャラをやらせたら素晴らしくはまり役過ぎてウザ過ぎるわww
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アニメが良かったので買ってみた。リーダーで神官のマナトの死。ハルヒロと仲間たちがゴブリンに苦戦したり残金を数えたり喧嘩したりしながら少しずつ成長する物語。最近のファンタジーは地に足がついている系が多い。作家がなかば現実と思って書いているんだろうな。子供の
頃からゲームや小説で耽溺してきたなら当然かも。
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アニメが良かったので買いました.アニメは結構ゆっくりしている気がしましたが,原作の内容にできるだけ沿った結果なんだなといった印象です.小説の中で水彩風な世界観の描写があるから,アニメもああなったのかなて思ったのですが,話が中心で世界観的な描写は少ないように思います.ラノベらしく少しスケベな描写が多かったのが,内容が面白いので少し残念でした.
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ライトノベルというものを、ここ数年読んだことはなかったが、アニメの出来がよかったので読んでみた。確かに読み口がライトすぎて戸惑う(笑)「これ、人工知能に書かせたのではないか?」と真剣に考えてしまう。RPGの方がまだテキスト量多いよ。「これなら、自分にも書けそう。」と読者に希望を与える作品、というのは冗談で、世界観は好きです。登場人物の心情も若々しくていいね。ダメダメ主人公とそれを取り巻く女性陣とのもやもやした関係など、ライトノベルの定石を抑えているのがヒットの要因かって、自分なんだかんだライトノベル詳しいじゃんと思った。
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ウィザードリィみたいなサブタイトルだなと思ってたら、着想は「隣り合わせの灰と青春」とのことだった。小説ウィザードリィは夢中になって読んだ口だったので正直嬉しかった。小説としては異世界召喚物になる。
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アニメが楽しかったので、原作本のほうを借りてみました。
中盤から後半が楽しくなる感じ。やっとこの作品の個性が出てくるというか。
前半は、ゲームの導入からチュートリアルまでを、Aボタン連打で進めているような感覚でした。間違ってもTRPGじゃないな。導入一本道的な意味での、コンピューターゲーム系。PCもNPCも、ゲームデザイナーが設定した線路からの逸脱ができない。
何も知らない冒険者がそこに突っ立ってたら(しかもお金持って)、格好のカモとばかりにお金を巻き上げにいくと思うのです。お金を預けるところが、本当にお金を預かってくれるところで、心底拍子抜けしました……。それと同時に、ああ、この本はこういう、順法精神とあふれる人達の世界なんだなぁとも。
主要キャラがぽこんぽこん死んでいく感じは楽しいし、そこからキャラクター達が何を感じるかを丹念におっかける描写は、とても好きです。
ラストまで出て、オチが興味深かったら詠みでみたいとは思いました。
群像劇が延々と続くだけだったらさみしいですが、『傷だらけの灰と青春』が元ネタだというなら、どんな形であれストーリーはまとめてもらえるって、そういう点では期待しています。願わくば、あんまり巻数が多くなりすぎないといいな。
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繊細かつ優しげな文体が織りなす6人のパーティの成長劇。未知の世界における不安を解消しようと新たな仲間達が膝を突き合わせるように歩みだしたその時……。○○○の××××××に吃驚した。
が、これが物語とキャラの心の裡の変化にドライブをかけて行く。
シーンにも台詞にも派手さはないが、それゆえ等身大の少年少女が、おずおずと関係を紡ぎ始めていく様は自然なそれ。直面する○○○の△に対する皆の心の動きも同様で、共感度は高い。